　2日後。

『終わったぞ！！ちゃんと破壊して、話聞いてくれるように言ってきた！！』

「流石だな、サラマンダー。」

『俺に掛かれば余裕だって！』

　あんなに煽られて不機嫌そうだったのにすっごい幸せそー……。

「な、言ったろ？」

「……はぁ。あぁ、はいはい、そうですね。」

『なぁなぁ、次の仕事くれよ！今度は何すれば良いんだ！？』

「イージスの勧誘を頼む。」

『おい、俺に説得が出来ると思ってるのかお前は。』

「いやいや、そこまでは期待してない。」

「さらっと馬鹿にしてるよね。」『さらっと馬鹿にしてるよな。』

「お前が今居るパソコンに来るよう言ってくれ。必要なら俺達の名前を出してくれても構わんし、最悪の場合はサラマンダーではなく俺が壊しに行くと言ってくれ。」

『……俺でもお前に地の果て追い駆けられるのは怖いんだが。ま、まぁ良い。連れてくれば良いんだな？』

「ああ、頼む。」

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