夏草

をん

夏草

つうつうつうと蝉がね、おぽおぽおぽと魚がね、

空と水を割いていく

流星みたいに消えていく

夏草をそよがせながら

海へと向かう


+++

++++++。。

++++  +++++  ++

++。  … 

 。 ……

。   。 。  ++ 。。

++++。…。。

+++++++  + +

++   + +   ++

。 。  


波打ち際に夕日が暮れるよ

誰としゃべるでもない僕のせいで

きみはずっとひとりぼっちなのさ


(バイオリンの音)







  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

夏草 をん @Naririn

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る