趣味合わない問題

 どんなに内容を良いものにしたとしても、読んでくれないことがある。

 その小説趣味趣向、そして作者の趣味や趣向や価値観に嫌悪感を抱かれたらもう読まれないのである。

 趣味趣向を感じさせないナチュラルな作風や価値観で構成された世界観を持つ作品をいわゆる万人受け、もしくは一般向け作品という物なのだろう。


 じゃあ一般向け書けば良いじゃんって言われるかもしれないけどですね。書けないんですよ……

 書こうと思えば書けるというカッコいい奴ではないのです。

 書こうとしても、いつの間にか自分の趣味が出てしまうんですね……これが。

 その趣味が人が見ても良いものなら寧ろ非常に宜しいのですが、私は生憎悪趣な性癖の持ち主でPTAが私を見たら速攻で消しにくると思います。

 ケヘー、もうそれがこういう創作、特に人に見られるかどうかっていう話になると自由に作るにも「正解」って物が生まれてしまうので……


 止めましょう。

 愚痴がいっぱい出てくる。

 結構このことは私のコンプレックスでもあるのですが、今これをポジティブに捉えるならこうだと思います。


 この悪趣のお陰で私は楽しいです。

 如何にこの悪趣さを隠して書けるか。

 また、より悪趣さを出せるか。

 この2つのパターンの作品を書ける作者なのだと自画自賛します。

 特に一般受け作品への探求がまだまだ出来ていない修行の身なので努力出来て楽しいです。

 私、ゲームでも死にゲー好きなので試行錯誤出来るから小説を続けられるのだと思います。

 簡単にクリア出来たって何にも面白くないだろ?

 みたいな感じです。

 自分の意識に逆行を楽しめる精神があることに本当救われる。

 挫折してもまた立ち上がれる。

 大人になってもこの心の持ちようは、今まで苦しくて上手くいかないことだらけだった自分の言い表せない程複雑で絶妙な気持ちなんだと思う。

 自分のコントロールなのかな?


 良くわからなくなってきたけど、とりあえず私は最強だということだな。

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