第11話 「ただ、寝ているだけなら良いな」
……翌日、正午の校長室……
「ナルウミ……。」
「起きない、ね……。」
「ゲンム、加減したのか?」
「したさ💦」
「どれくらいでやったんだ?」
「2割……。」
「はぁ~……俺達は大魔導士。確かにナルウミが一番上だが、あの状態じゃあな……。」
「悪い……。“暴走”し掛けてたから……。」
……。
「まぁ、やってしまった事は仕方ないさ。」
「悪い……。」
「だが、様子が変だ。」
「!」
「ナルウミは状態異常の魔法はあまり効かないはずだ。なのに……。」
「ただ、寝ているだけなら良いな……。」
「……。」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます