第26話

芙蓉(ふよう)という魔法使いが反逆者と手を組んでおり。


衆愚状態にして工作を繰り返し。


愚民を玩具にして遊んでいましたが。


さすがに有害であると判断されて。


賞金首と逮捕状が発行。


でっち上げを使って無理矢理逮捕しようとしました。


驚いた芙蓉が逃げ出していく。


羽田空港にて。


玲奈ちゃん。

「羽田空港って綺麗ですよね。」


美桜ちゃん。

「飛行機の展覧会。」

「戦闘機もいいけれど。」

「平和一色に染まった旅客機も魅力的。」


百合花ちゃん。

「空と一体化するお仕事なのです。」


渚ちゃん。

「空の飛び方を知っているひとがなれるよ。」


朱莉ちゃん。

「そういえばれなちゃん。」

「もうあれやめよう。」


玲奈ちゃん。

「はいもう充分です。」


美桜ちゃん。

「中々お熱いプレイでしたよ。」


朱莉ちゃん。

「性欲って満たす事に失敗する。」


百合花ちゃん。

「いつかは失敗するのです。」


渚ちゃん。

「そこまでよく理解を深めたなあ。」


玲奈ちゃん。

「性欲なんて子供を設ける以外に。」

「確かめ合う。」

「二種類しかないですよ。」

「世の人々は夢中になっているみたいですが。」

「ソドミーでもやりますか?」


美桜ちゃん。

「彼らならきっと好きになれる。」


渚ちゃん。

「おえー。」

「そこまで行き着いたら。」

「人間なんて馬鹿の集いだって意味じゃん。」


百合花ちゃん。

「気持ち悪い事言わないでください。」


朱莉ちゃん。

「まあ二度と色事はしないわ。」


玲奈ちゃん。

「本来の目的を失った性なんて。」

「でも女の子同士でやったから。」

「ちょっと女の子というものを知りました。」


朱莉ちゃん。

「おっと。」

「ここで話すべきじゃなかったかな。」


百合花ちゃん。

「飛行機の話題に戻しましょう。」


芙蓉は落ち延びて。


プライベートジェットで逃げようとしています。


強引に検問を突破して。


勝手に離陸しようと試みていました。


結菜。

「あんたら!」


芽生。

「近くにいる魔法少女ってこいつらのこと!?」


玲奈ちゃん。

「なんですか。」


結菜。

「一応雇われの身だから。」


芽生。

「玉砕します。」


変身して戦闘が発生するものの。


ふたりの女の子は20秒も持ちませんでした。


そこで芙蓉が逃亡中であると知りました。


玲奈ちゃん。

「そのへんにしないと流刑ですよ。」


結菜。

「うちらの勢力もう駄目。」


芽生。

「せめて話すだけ話すから。」


強引に格納庫に向かう芙蓉に追いつきました。


玲奈ちゃん。

「待ってくださいよ。」


芙蓉。

「この前の魔法少女と言い。」

「強い奴らばかり来よる。」


朱莉ちゃん。

「もう連絡したよ。」


芙蓉。

「なんと。」


上空には百里F-15J戦闘機。


美桜ちゃん。

「噂の政治犯もここまでね。」


芙蓉。

「そなたらを倒して行くだけだ。」


すぐに散開するものの。


芙蓉が手をかざすと。


周囲が爆発。


直後に斬撃のような格闘をしてくるが。


集中攻撃に遭って。


芙蓉が逃げ出す。


逃げた先に異端者の援軍がいたようで。


威嚇攻撃を受ける。


護符のおかげでノーダメージ。


その異端者は食い止めようとするも。


味方魔法使いが奇襲して。


なぎ倒して。


玲奈たちは交代しましたよ。


魔法使いがしばらくして。


芙蓉がいろんな魔術を駆使して作り上げた。


意味不明な妖術をすべて破り。


衆愚にされて玩具になっていた。


愚民は目が覚めた。

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