第20話
玲奈ちゃんと朱莉ちゃん。
ふたりでお昼寝をしておりましたら。
玲奈ちゃんがまた寝ぼけて。
朱莉ちゃんのいけない所を激しく触りました。
朱莉ちゃん。
「あっ・・・やめてれなちゃん。」
「ああ・・・もう百合はいいから・・・。」
玲奈ちゃん。
「ん・・・?」
「あらいけない。」
「またやってしまいました。」
朱莉ちゃん。
「性については知ってしまいました。」
「もうやめてね。」
玲奈ちゃん。
「粗相をしてしまいましたね。」
ふたりでお茶をすることにしましたよ。
みんなも来ました。
渚ちゃん。
「知ってる?」
「渚の家って。」
「徳川家康公の元家臣だって。」
玲奈ちゃん。
「わたくしの家は徳川譜代の家柄ですわよ。」
百合花ちゃん。
「ゆりかの家は。」
「徳川御三家の家臣なのです。」
朱莉ちゃん。
「みんなきちんとした夕所正しき家柄なんだね。」
玲奈ちゃん。
「そうすると誇り高いですわね。」
美桜ちゃん。
「高潔であるべきよ。」
「名誉は大事。」
渚ちゃん。
「所で。」
「こんな記事を見つけたよ。」
玲奈ちゃん。
「ああロシアはそんなおもしろいことをするのですね。」
美桜ちゃん。
「ロシアの日本人向けの新聞サイトね。」
「中々ユーモアラスな記事が多いけれど。」
百合花ちゃん。
「ソ連の変な実験とか。」
「あと中国の日本人向けニュースもおもしろいネタがあるのです。」
朱莉ちゃん。
「案外考え方とやり方が違うだけで。」
「平和的な性質は変わらないみたいね。」
みんなでお茶菓子を食べながら談笑。
玲奈ちゃん。
「次の航空祭は百里基地ですよ。」
美桜ちゃん。
「遊ぶだけではだめよ。」
「何を学ぶかが大事。」
渚ちゃん。
「真面目に遊ぼうよー。」
百合花ちゃん。
「いろいろメモするのです。」
朱莉ちゃん。
「特殊な勉強は切り札だよねー。」
最近は各地の航空祭に出かけています。
今回は百里基地ですね。
F-4EJファントムが飛び回っています。
玲奈ちゃん。
「日本の領空では航空自衛隊が日々激戦を繰り広げています。」
美桜ちゃん。
「一見平和に見て平和じゃないわけ。」
渚ちゃん。
「武器があるから平和があるという見方もできるよね。」
朱莉ちゃん。
「みんな自分の主権は確保しないといけないから。」
百合花ちゃん。
「自分の主権を確保するのは。」
「人として当然なのです。」
「否定する人は自分の主権を放棄して。」
「なんにでも奴隷になればいいのです。」
玲奈ちゃん。
「綺麗事で生きてはいけません。」
「ここではそうした現実が見られますね。」
美桜ちゃん。
「みんなメモしたほうがいいかもしれないわ。」
渚ちゃん。
「渚は兵器を認めるよ。」
朱莉ちゃん。
「無意味に使われなければいいけれど。」
玲奈ちゃん。
「誰も無益な争いを望んではいませんよ。」
朱莉ちゃん。
「兵器が正しく使われる事だけを祈っているわ。」
ひと通り見渡して。
戦闘機もじっくり観察して。
飛び回る戦闘機は圧倒的でした。
輸送機も飛んでいたり。
ブルーインパルスの曲芸飛行は芸術的でしたね。
楽しい日でしたが。
きちんと勉強はしておきました。
帰宅。
玲奈ちゃん。
「次はどんな所にお出かけしますか?」
美桜ちゃん。
「私は図書館に通うわ。」
渚ちゃん。
「渚は情報収集かな。」
朱莉ちゃん。
「朱莉はトレーニングするよ。」
百合花ちゃん。
「ゆりかは諸芸上達をするために。」
「いろんな教室に通うのです。」
玲奈ちゃん。
「みなさんそれぞれの目的に向かって進むのですね。」
「わたくしは少し歴史を探索してきます。」
「歴史を知れば大体の事柄は知ることができますから。」
美桜ちゃん。
「少し分散行動ね。」
渚ちゃん。
「みんな目的があるからね。」
「たまには別行動もあるよね。」
玲奈ちゃん。
「ではまた会いましょう。」
みんなでハイタッチ☆
それぞれ自分の目的に向かって。
前進です♪
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