第5話
ハロウィン。
仮装をして街を歩いてみる。
ここは都会の一等地。
玲奈ちゃん。
「お祭りですかね。」
「たまにはいいもんです。」
「はしゃいでみるのも。」
朱莉ちゃん。
「まさか魔法少女が混ざっているなんて。」
「思わないよね。」
美桜ちゃん。
「最近。」
「近くで戦乱があるって知っているわよね。」
玲奈ちゃん。
「わたくし達には動員指令が入っていません。」
美桜ちゃん。
「戦闘員は足りているという意味よ。」
渚ちゃん。
「魔法は起源があって。」
「出エジプト記やギリシャ神話の神々は魔法をよく使うよ。」
百合花ちゃん。
「アポロン神殿に行った事があるのです。」
「なのでこんな技が使えます。」
いまいちな男性に声をかけて。
杖で突くと。
男性が豚になってしまいました。
もう一回突くと。
前より美形になって復活です。
渚ちゃん。
「いやそんな魔法は見たことがない。」
百合花ちゃん。
「なぜか自分の意思で発動できないのです。」
朱莉ちゃん。
「百合花ちゃん我が妹ながら恐るべし。」
美桜ちゃん。
「これ以上遅くなると補導されるわ。」
「公衆0号室で着替えて。」
「帰りましょ。」
帰宅中。
いきなり奇襲されますが。
渚ちゃんが1人捕まえました。
百合花ちゃんのホーミングアタック。
黒と紫の弾丸が誘導されて。
逃げ遅れたひとりに命中して気絶させましたよ。
拉致された玲奈ちゃん。
玲奈ちゃん。
「なにするんです。」
芽生。
「わたしの彼女にならない?」
結菜。
「朱莉って娘紹介してよ。」
美桜ちゃん。
「手加減する必要は無さそうです。」
芽生。
「今度は数の力で行くからね!」
結菜。
「ふたりだけでは勝てない!」
女の子。
「こっち10人いるから相手怪我しちゃうよ。」
美桜ちゃん。
「まさか無傷で勝とうなんて思っちゃいませんよ。」
百合花ちゃん。
「どこ見てるんですか?」
芽生。
「うわあ!いつの間に!?」
渚ちゃん。
「捕まえた。」
結菜。
「そんな!捕まった!早く助けて。」
美桜ちゃん。
襲い掛かってくる女の子たちに向けて。
手をかざして見えない力で吹っ飛ばした。
残りの女の子たちへは。
魔法を使った格闘戦でなぎ倒す。
朱莉ちゃんの高威力攻撃。
スクリュー軌道の炎には太刀打ちできない。
百合花ちゃんが辺りを闇に包み。
得体の知れない力で叩き伏せて。
女の子全滅。
渚ちゃんに拘束されている結菜。
意外な結果に何もできずに降伏した芽生。
玲奈ちゃん。
「まあ小雪ちゃんと小毬ちゃんのお説教を食らうんですね。」
美桜ちゃん。
「今回は諭される程度では済まないわよ。」
女の子たちはダメージを負いながらも。
逃げ出していった。
朱莉ちゃん。
「れなちゃんを独り占めしようだなんて。」
玲奈ちゃん。
「わたくしってそんなに魅力的なんでしょうか。」
司令部に報告。
ちょっと時間をかけて帰宅したので。
9時ギリギリでした。
友達とはメールを滅多にしません。
変な事を書く恐れがあるので。
直接言う事がほとんど。
最近は大人の魔法使いと反逆者で戦乱に包まれ。
戦闘員としては呼ばれていませんが。
注意するようにメールが届きました。
いつも天下泰平とは行きませんが。
今回も治まるといいですね。
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