第35話
硫黄島に神殿が築かれており。
日本帝国最期の地として語り継がれていた。
人類の未来に絶望した魔法使いたちが数十人集結し。
禁術を使用。
人類の文明を一定水準までリセットし。
再出発させようと試みる。
度重なる反乱に失敗した違反者たちは。
これにすべてを賭けてきた。
それを知ったすみれちゃんたちも急行。
既に激戦区域になっており。
戦闘車両が攻撃を繰り返して制圧。
地下神殿に突入していく魔法使いたち。
すみれ。
「彼らの最後の瞬間が訪れる。」
あかね。
「戦力は1個師団。」
「あの人達はそろそろ終わり。」
任務は取材班の護衛であり。
船の上から。
歩兵戦闘車が突入していき。
何両か損害を出しながら。
制圧していきました。
すみれ。
「これでひとつの終わり。」
あかね。
「彼らも主犯格のひとり。」
すみれ。
「犯人が複数いたなんて知らなかった。」
あかね。
「でもこれで終わる。」
「人類はこれをきっかけに新しく。」
「改めていくから。」
取材班。
「流れ弾ひどいっす。」
瑠璃。
「結界を張ってありますから大丈夫です。」
師匠の部隊が突撃して。
主犯格をすべて討ち取りました。
信号弾が上がります。
取材班。
「陸の人大丈夫ですかね。」
瑠璃。
「あれだけの戦力ですから。」
「護衛兵も多いですよ。」
あかね。
「けっこう酷い陸戦だなあ。」
取材班。
「確認取れました。」
「僕らのテレビ局無事っす。」
すみれ。
「歴史的瞬間?なんて。」
最後の敵が倒れました。
敵がかえって。
わたしたちに何かを問いかけて。
それに応えて。
何か掴んでいます。
禁術はそこまでの威力は無くて。
たいした抵抗も無く。
すべての動乱は。
この地にて。
主犯格の全滅が確認されました。
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