第53話 『こんな所でコクハク?』

<クリス>


そう私とレイラは動画を見ながら初めて縛った為に、いざミアの後ろ手に縛った縄を解こうとしたら解けなくて・・・


「どうやんのこれ?」

「解けないわね」

「この結び目硬い」

「うう~力が入らない」


なんて必死でミアの後ろ手に縛った縄を解こうと悪戦苦闘してた為に・・・





『ミアの体を亀甲縛りに縛っていた縄を解くのをしっかり忘れていた』



「ビショビショ・・・」


兎に角、トイレに連れて行かなきゃ!!

そう思ってトイレにダッシュ!!


一気にミアをトイレの個室に連れ込みミアのスカートに手を入れると・・


『もう下着がぐちょぐちょビトビトに濡れちゃってる!!』


一気に下着を降ろしてポケットの中から下着とアンネの夜用多めを取り出した私

そしてアンネの夜用をアソコに・・


って思ったら・・


指が~~


指が~~~


指が入っちゃった~~


「あんっ」

って瞬間抱き着いて来るミア


慌てるな


私~~


一瞬頭が真っ白に!!


落ち着け私!!

『女の子同士だから大丈夫だよね?多分・・・』


気を切り替えてアンネの夜用を押し付けたまま下着を履かせる!!


これで大丈夫!!


多分・・

『でも私の精神は大ダメージ・・かも・・』


女の子なら何時なってもいいように持ってる必需品!!


流石に私は『タン〇ン派』じゃ無い


「ア・アリガトウ・クリス・ダイスキ」


う・・

此処でそんな告白は聞きたく無かった・・・


ミアのダイスキって・・


多分意味が違う意味だよね?


そう思いたい!!

「ミア我慢するのよ。変な事しないでね!!」


「ハイ・ゴシュジンサマ」

「ご主人様はダメでしょクリスです」

「ゴメンナサイ・クリス」

「じゃ~次の授業終わったらまた様子みに来るからね」


ってまたミアを1年3組の教室に返す私

めちゃめちゃ疲れるんだけど~~



・・・・



・・・・


ミアを1年3組に連れて帰ったら速攻2時限目の準備

2時限目は国語

国語って言っても色々別れてる


国語総合

国語表現

現代文A

現代文B

古典A

古典B


その中で今日は国語総合の授業

私国語って苦手なのよね・・・

レイラに教えてもらおうかな

レイラって結構頭良さそうだもん


そんな感じで国語総合の授業が


「kン・コン・カーン」


っというチャイムの音と共に終わるとまたまた1年3組のミアの部屋に突撃!!

1年3組のドアを開けると・・


「クリスー・ワタシ・ガンバッタ~」


って速攻抱き着いてくるミア


あんた早くない?

何時から待ってたの?


「あ~良し良し~えらいえらい~」


って頭を取り合えず撫でておく私

「クリスちゃんとミアさんってそんな関係だったの?」

1年3組の女の子が突然声を掛けて来る。


「ちょっと色々あって面倒みる事になっちゃったのよ」

嘘じゃない・・


嘘じゃないから・・・

何か勘違い・・・されてるっぽい?


今日一日で私とミアは


『百合疑惑』


が持ち上がってしまったようだ・・・

うう・・

しょうがないじゃない!!

この子何やるか解らないんだもの!!



つづく・・・

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