第38話 『私の下着の話で盛り上がる同級生達』
<レイラ>
疲れた~
もう嫌だ~~
流石大財閥?落ち目財閥の御曹司『お坊ちゃマン』
ダメダメプリンス感出しまくりでこっちが引いてしまったぞ!!
あんな人間を相手にするだけで俺の精神が蝕まれる感じがする
もう帰る気力も無い感じ
「はぁ~疲れた~」
1年1組の教室に帰った途端に自分の席の椅子に
『ド~~ン』
っとお尻から落ちるように座り込んだ俺
「うわぁ~レイラでもそんな恰好するんだ~」
ノンが俺が椅子に座って大股を開いた状態で手をダラ~~ンと降ろして放心状態になった姿を見て驚いている。
「だって~あれよアレ!!あのお坊ちゃマンの対応して何にも思わないって普通じゃ無いでしょ?」
「あ~あれね~この前までサッカー部のキャプテンだったイケメンの秋ノ宮さんがあんなダメダメな男だとはね~レイラお疲れ~あれじゃ~断って当然ね」
「そうでしょ?酷すぎでしょ?アレは無いわよね~」
「期末試験は学年10位前後には入っているわよ?」
森田さんが擁護?
「日本の試験なんてさ~丸暗記さえしれれば高得点取れちゃうから本当の実力じゃ無いわよ?」
「うわ~それ言えるのレイラだけだよ!!常時学年1位取ってるだけはある余裕の言葉だよね」
「カシャ」
話をしている時に大股を開いている俺の足元からローアングルで携帯で写メを取るラン
「あのねラン~へんな写真撮らないでくれるかな」
「クッ~惜しい~あともうちょっとでパンツ見える所だったのに~悔しい~」
「ランそれってセクハラだからね~」
「レイラにはレイラのパンツ写メの価値が解っていないのよ!!」
「そこで私のパンツ談義をされてもね~」
「レイラの体にはそれだけの価値が有るって事なの!!解るレイラ?」
「まぁ~解らなくも無いわよ?入学当初、体育の授業で私が着替えしてた時に下着姿取られて、私の下着姿の写真1枚1万円で売られてた事があったからね~」
「うんうん~あれは酷いよね~」
「あの隠し撮りした新井って女の子、そのせいで退学になったもんね~でも隠し撮りしたレイラの下着写真1枚1万円で売ってたのは初耳~」
「はぁ~あの子一体何枚私の下着姿の写真売ったんだろう~」
「噂では男連中の半分は持ってるっていう噂よ~毎晩アレのおかずにしてるって聞いた~」
「う・・うそ~~~~~そんな~~嫌だ~~~」
「ふふっレイラって案外初心なんだから~」
「男なんて頭の中はアレする事しか考えて居ないんだから当然でしょ?」
「ランも井上さんも止めてよね!!これ見てよ鳥肌が立ったじゃない!!」
「あ~本当だ~」
「レイラって初心なんだから~」
「そういう所はねんねちゃんね~」
「ほっといてよ!!」
うわぁ~あの下着写真この学校の男子の半分近くが持ってるってさいてぇ~
拡散した物もう回収なんて出来ないもんな~
つづく・・・
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