とてもちいさな銀行と私の話

Tomoka Kaneko「英語表記」

第1話 祖父祖母と私の家族

さて、とてもちいさな読売ジァイアンツの実話と過去のブログから読者は次にどんな実話が飛び出すか、まちうけていることだろう。


にたものサザエごときにおしりをふり新宿などといったいなかもののあつまるビッグロのかべまでうめつくしておきながら、レリゴーでトラブルにまみれた娘しかいないたかたがすいとぴーごときだのメンヒャクにとびつき、アスパラネタまでソニーにもってゆかれ、ディズニーのなかまでソニーとトラブルだらけにしたいじきたないひとたちと同じことを繰り返さないために書くことにする。


ちなみにソニーは大赤字なのは宮井あゆみの仲間にきくまでもない。この小説がかきあがると必ずソニーの社長がWikiをいじる始末。

4時間前からのことだ。

うれないうただもTwitterでさけぶ...


放送はとぶのに色々な意味でもう人気ぐないのに...4:09 加筆 5/9


カテゴリーわけのできないさようなひとたちを負の反作用とでもいようか。


左様にまでくいつき、ハッキングをくりかえし、100回甲子園で買収をくりかえししたからエスカレーターでだれでも入れるボンボン学部に鎮座し、いまとなっては一文無しの彼らがTwitterで叫ぶごとに、私のこころは嘔吐を続ける夏目漱石のような気分である。


さて、わたしのことを知らない人が財界人にあまりいないのには祖父母たちの行いにも起因する。


富士に転勤がきまり、父と富士にたびだったひとりむすめとなったしまったわたしの母を想った私の母方の祖父は富士のまわりの地銀と連絡をしていたことは最近知るに至った。


富士で私が誘拐された、という騒ぎがあり、

私本人は蓮華ばたけで遊ぶことに夢中で、誘拐?なんのこと?と日が暮れて目の前の家にあった田んぼから庭にむかって、ただいま!というと、玄関で知香は誘拐なんかされてないわよ、といいながらも東芝富士工場にまで娘さんが誘拐されたと連絡がありました、帰宅してください、といわれ家の玄関に全員がかたまっていたため、いつもなら、いえの庭にただいま!と叫ぶと、母がおかえり、といいにくるのに、縁側の窓も鍵がかけられ雨戸が閉まったままで誰の返事も聞こえない...。


?????


どっか行っちゃったのかなぁ、今日なんかあったっけ?と、庭から庭に立ててあったプレハブの物置倉庫に入り、玄関の鍵を父がいつも隠してあるところから出し、玄関にいくと、家族全員が並んでいる...。



?????


なにしてるの?というと、あんたが誘拐されたって岩松小学校に電話があってお父さんの会社にも電話がいって、みんなでまってたんだよ、おまわりさんも自転車で走り回ってあんたがいきそうな岩本山からカブトムシのいる裏山から全部パトロールにいったよ、なんせ東芝府中で現金輸送車強盗があった東芝だから、という。


強盗?その本読む!というと、父はおまえは富士工場のめいぶつおさわがせ娘になったな、というので、私はなにもしてません、電話したひとに言ってください、というと、これだよ、と、父は東芝府中の現金輸送車を襲った事件の本を母に内緒で私に渡すと、いま母さんにみつかると、やけぼっくりに火がついてまた騒ぎだすから押し入れでよめよ、と

懐中電灯と東芝電池、そして、ヘルメットを私に渡したので、お気に入りの押し入れにおやつとお茶とお菓子をもちこみ、どれどれ、どんな事件が過去にあって今日の騒ぎと結びついたんだ?と読み始めるや否や、ボーナスを盗んだ警察官のふりをした白バイ、といったことは今後役に立つ、とよみふけっていると、母が実家に電話をしている声がした。


手短に母が電話をきった数日後、ぞろぞろと祖父母が家にやってきた...。



おじいちゃんとおばあちゃんは遠いし疲れるから滅多にこないんじゃなかったっけ?というと、おまえを誘拐しただのといったことを電話で学校だの会社に連絡をし、ひいては身代金をもらおうとするようなひとがこの辺りにいるということだろ、というと、祖父は祖母を家においたまま、出かけていった。


そう、スルガ銀行、郵便局といったところにある程度東京の都心銀行とのまとまった取引を取り付け、今後同じようなことが私と兄におきないよう、見張りをふやすために顔をつけにきていたのだ。


その祖父と取引を最近まで維持してきたが、あっけなく日本のエンタメのつきまといとやらせ、私の原稿を利用して売り出しわたしパイロット出さない、を繰り返したため、私はあちこちとの取引を止めた。


当時の兄も知らない話だし、父は知らない話である。


兄はひたすらお土産は?と騒ぎ続け、おまえは少し、誘拐されるくらい頭の中を磨いたほうがいい、と新品のモンブランやパイロットといった万年筆を兄にだけ祖父は渡したので私はずるい、私のは?とその後ずっとうらやましがっていたが、いま思うと、万年筆を渡されるというのはずっと筆を持ち続けるくらいおまえは勉強不足、筆を持つ時間が足りていないから万年(いつも)筆をもっておけ、という嫌味を含めた教訓であったことを気が付け私はもらわなくてよかった、自分で買うことに意味があるから、と想う夜更であった。


2020/5/8 21:10


4:15 5/9

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