DAY10:五月病患者のための粗探しタイム!

さて、2020年もGWを終えてあっという間ですね。今年の五月病は、とてもつよすぎて死んじゃいそうです(語彙力喪失)


そんなやる気を失いがちな季節ですが、ある程度骨組みができているなら粗探しタイムに入ると良いでしょう。


五月病というと、やる気はわかないわけですが、人間なにもやらないというのは退屈すぎて死んでしまうというものです。暇すぎて、Twitterで人の粗探しをしてる人なんて五万と居ますよね.......。


え?そんなことしてない?


なるほど。そんな貴方は脳みそが、天使のはねかなにかで出来ているスーパーサイヤ人です。アゴをピンク色に染めて、誇ってください!


わたしは毎年5月になると、自販機と家の間をシャトルランすることくらいしかできなくなるんですよね。


とはまぁ、冗談はこれくらいにしておくとして、こんな小説家にとっては余命3ヶ月を宣告されたレベルの致命傷をくらっている五月病患者の方でもできることが「粗探し」だと思うんです。


DAY8の問題点を洗い出していくことにでもしましょう。


ノスタルジックな雰囲気から始まるのであれば、ある程度は世界観の心地よさで読者を引きつけることができそうですが、読者というのは先の展開が気にならなければ読み進めてくれません。


そういう意味では、DAY9で感想をもらったときにもあったように、冒頭の引きがちょっと弱い気もしますね。解決策としては、読者に謎(クエスチョン)を与える必要がありそうです。


こういうのはどうでしょう? 母から「お父さんが、うんこを浮かせる能力を身に着けたとかいい出したから見て欲しい」と依頼されたことから始めるのとか(笑)


雪音は幽霊なので、主人公の家の犬を散歩に連れて行ってあげたり、うんこを拾ってあげたりしていた。お父さんは、偶然それをみてしまってうんこを浮かせる能力に目覚めたと喜んで、それをみたお母さんが病院に連れて行ってくれと主人公に頼むところから始まる。


なんて、面白そうですね。


次に、雪音さんが音楽家を目指した理由が少し弱い気がするんですよね。目指していたのは、歌手なのか演奏家なのかでもかなり変わってきそうです。


何も考えていませんでしたが、夜な夜な音を出せるから人目の少ないゴミ山を拠点にしているという設定にすると、辻褄があいそうですね。


DAY9の最後で述べておきました、「本文で書けるか?」の問題でいえば、歌よりも楽器を伴うものの方が描写はしやすいかもしれません。


こういう一見細かいところも、設定しておかないと演奏家志望と歌手志望では考え方も大違いですから、修正がめっちゃ大変になると思います。先に潰しておきましょう。


楽器が良さそうですね。しかも、持ち運びができそうなものでしょうか。グランドピアノがゴミ山にあるというのは、なかなか難しそう。


とはいえ、マイナーな楽器だと読者に馴染みがないので描写しづらいですよね。ちょうど、いい感じなのは「ギター」でしょうか。


弾き語りはノスタルジックと相性が良さそうですね。夏休みの晴天に、麦わら帽子の美人ギタリスト。ありがちですが、いいですよね~。


詳しくはないですがギターに触れるとなると、中学生の年齡くらいでしょうか?となると、高校で進路が別れたと考えるのが妥当そうですね。中学の同級生設定にしましょう。


さて、話が脱線しまくりましたが、雪音は中学のときになにかしらの理由でギターに触れることになったわけですが、それが夢を追いかけるキッカケになったという意味で、この物語のゴールになりそうです。


恋愛路線も絡まってきそうなので、映画部(もしくは美術部)の主人公とライバル的な友情があって、お互いの作品を見せあってたりしたほうがいいですね。


最初から主人公のことが好きだったというわけではなく、雪音自身も彼のことが好きだったことを自覚していなかったとかだと、終盤のストーリーがなお盛り上がりそうです。


だとすると、中学の頃は両者で「俺のほうがすげー作品創れたんだぜ!」「いや、私のほうがうまいですが!」みたいな感じで楽しんでたと考えるのが良さそうです。


そこからは、ライバルが切磋琢磨するものではなく、蹴落とし蹴落とされるものに変わっていったとしたら目的と手段をいい感じに逆転させられるかもしれません。


主人公と共に切磋琢磨する音楽が楽しかった。だから、音楽家を目指した。主人公も、いつしかつまらない大学生になってしまっていたけれど、両者が触れ合うことで、楽しさを取り戻していく。


まぁ、今日はこの辺にしておきますか!なんか、今回はとりわけマイペースにかいてしまいましたが、五月病なのでゆるして(*ノω・*)テヘ


というわけで、次回からは「キャラ設定編」へ入っていくことにしましょう!

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