DAY9:フィードバックをもらってモチベUP&構成補強

ここまでは無事ついてこれていますでしょうかね?


もしかすると、ここから空想を広げすぎてまた収拾が付けられなくなっている方や、逆になにも浮かばないという方もいらっしゃるかもしれませんね。


もし、空想を広げすぎてまとめられていない場合は、一番描きたいシーンだけ選定して、なにが魅力的だとおもったのかを改めてエッセンスとして抜き取りましょう。


※このとき、ボツ案のメモを削除しないようにしてくださいね!後で使えるかもしれないので!


逆に、なにも浮かばないという人は考えうる限り、最も奇天烈な行為にはしってみてください(笑)


わたしだと、突然興味もない「かんざしの歴史」を超細かく調べてみたり、図書館へ行って処分される本の中身を無作為に読んでみたり、無料の展示会に無計画に行ったりします。人の愚痴を聞くのも良いでしょう。


とにかく、アイデアが思い浮かばないときというのは、視野を広げることが大切です。


さて、ここまで「OK!」という方には、続いて2つ考えて欲しいことがあります。


1つは、いま考えていて楽しい事があれば、もう手を動かしちゃうことです。


要するに、キャラ設定や世界観設定で「これは可愛い!」とか「こんな雰囲気ステキ~」とかいうなんとも言えないエモい感じに、一番ぴったり来る画像や音楽を保存したり、キャラ絵を描いてみたりですね。


▼絵が書けない人でもpicrewやカスタムキャストみたいなキャラクリアプリを使えば、かんたんに可視化できます。雪音さんを作ってみました(*ノω・*)テヘ

https://twitter.com/kazakiribana2/status/1260368624360943617


その時は、できる限り好きなことだけ考えてください。一度、先程のプロットとかはほぼ無視していいですから。ストーリーに直接関わってこない舞台設定といった部分については、より好みのものに置き換えたりして遊ぶような感覚が大事です。


そして、もう1つは先程のプロットもどきを信頼できる人へ見せて「感想や改善案、疑問点を洗い出してもらう」ことです。


※信頼できる人が居ないという方も、あらすじ(1,000文字以内程度)だけであれば、時間がある時ならみますよ!


この時点で「よくわからん」とか「なにが面白いの?」といわれたら、完全に没ルートです。修正を加えるのではなく、破棄してDAY7へ戻ってください。


いやまぁ、自己満足できるならいいんですが、ここで面白くないといわれてしまうと、十中八九人に読んでもらって理解されることは諦めるべきと言わざるを得ないでしょう。


逆に言えば、面白い作品というのは、もうこの時点で大体すごく面白いワクワク感が出てくるものです(少なくとも作者には)。


「続きを書きたい!」と作者自身がなったが最後、あとはプロモーションさえ間違えなければ、マイナーだろうが大丈夫です。この時点で「完結できるかどうかのモチベ」が決まりそうですね。


また、簡易的なプロット段階でも「期待!」とか「おもしろそう!」と言われると、モチベも上がります。


それだけでなく、人に面白いと言わせることで「これ面白いか?」と言えない状態を創り出すことができるようになります。


よくあるのが、いわゆるツマンネ病という「なにを描いても、この展開じゃ、つまんなくない?」ってなるやつですね(笑)


これに対する処置として、人に一度でも良いので面白いと言わせておくと、これはもう自分の言葉ではないので「自分の作品が面白くないと宣言する=自分の作品を良いと言ってくれた人のセンスを疑う」という図式ができあがるので、自信が持てるようになります。


今回いただいた感想をまとめてみると、独自性がどうやら少し足りてなさそうなのと、冒頭の引き、サブプロットをもう少し深堀りしたほうがいいと言う感じでしたね。


まぁ、概ねメインストーリーの目玉であるお涙頂戴展開については、安定した骨格ができていそうなので、ひとまず良しとしましょう!


次に問題が起こるとすれば「本文を書けるかどうか?」ですね。

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