DAY8:思い付いたまま、まとめてみる。
タイトルの通りまとめていくフェーズへ入ります。
論理(ロジック)→感情(エモーション)ときたら、最後はエモーションで膨らんだ設定たちをロジックを軸に集約していきます。
ロジックにより「目的と手段を逆転してしまったことにより、自殺した人」が登場することと、「目的を思い出して結末を迎える」という部分はすでに決まっています。
これに加えて、DAY7(前回)で「幽霊」と「田舎の秘密基地」が登場してくること、冒頭のメモに「ミステリー要素がほしい」と書いていたことまでは既に決まっていました。
あとは、隙間を埋めていく作業ですね。
以下のように、まずはフリー・スケッチ(=自由に書くこと)をしてみました!
ーーーーーー
都会の高校に通うため、進学と同時に都会で過ごしていた主人公。夏休みということもあり、地元である河井町に帰省。
ノスタルジックな世界観に空想を膨らませつつも、車窓からの景色を堪能。実家の畳に寝転がると、なにやらラジオから物騒な事件の話題(伏線)が振られる。
ふーん、と興味なさげに聞き流していた主人公。懐かしい秘密基地に散歩してみる。そこでみつけたのは、近所でよくあそんでいた「雪音」だった。
幼い頃から密かに恋心を持っていた雪音との、久々の再開に心躍らせるも、なぜか彼女の実家もなければ、親に姿が見えていないなど、不思議なことが起こっていく(この時点で、雪音さんは死んでいる幽霊)
雪音は親の反対を振り切って、音楽家を目指して上京。その後、売れることなく自殺してしまった。音楽家を目指した理由を思い出したくて成仏できずにいた。
一方、作家志望の主人公を応援しているうちに、自分も目的と手段を入れ替えていたことに気づくようになる。でもまだ肝心な目的が思い出せない。
最初は、どうしてもその道を勧めることができない雪音だったが、主人公が時々語る話は魅力的で、そうだったらいいのにな、とついつい思わされずにはいられなかった。
そんな中主人公は、彼女が出会う前から死んでいたことを突き止める。
彼女が音楽家を目指した理由は、主人公に褒められたかったからだったことを思い出す。
ーーーーーー
さて、どうでしょうか?
次回からは整形していくことにしたいので、コメントなどいただけますと幸いです!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます