DAY7:小説を書く面白さを思い出す

さて、ここからはいよいよ「面白い小説を書く方法」について、お話していくことにしたいと思います。


次のフェーズは「小説を書く面白さを思い出すこと」です。


( ゚д゚)ポカーン


と、される方も多いことでしょうね(笑)


普通の指南書であれば、ここから肉付けやら世界観設定を考えていこう!というでしょうから当然の反応といえるでしょう。


しかし、前回の起承転結を面白くしてみようと3日ほど論理的に考えてみてください。稀にいいアイデアが浮かぶこともありますが、すぐにわかります。


きっと、「どうすりゃいいのかわかんねぇ!」と脳内で収拾がつかなくなることでしょう。


それもそのはず。起承転結や教本で教わる「論理」というものから、作者が書きたくなるような「感情」に訴えかけてくるものが生まれることは少ないからです。


ロジックからは、感情は生み出されない。なので、ここから先はロジックから一度離れることをおすすめします。


具体的には、そうですねー。まぁ、音楽を聞きながら、絵を見ましょう(感情を呼び覚ますのです!)


▼以下、プロセスの一部ですが独り言です(爆)

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↓あー、こんな彼女と下校したいなぁ!…(1)

https://www.pinterest.jp/pin/685462005769988747/


→ なんか『ある事件』をキッカケにして、この画像みたいな彼女が死んだけど、タイムスリップして、阻止する話なんか面白そうだな。


彼女が夢追い人で自殺したとかそういう事件であれば、原因を明らかにするところからはじめて、彼女にどうにかして夢を忘れさせないようにするみたいな話が駆けそう!


↓はい、次の絵!…(2)

https://www.pinterest.jp/pin/814377545096167785/


→ あー、なんかDarker Than Blackの世界観を思い出したなぁ。突如として、神っぽいなにかから「目的を指定された超能力」を得た少年少女たちを主人公にして、目的以外に能力を使ってしまった人は、死んでしまうみたいな死に戻り系とか面白そう。まぁ、改良の余地ありか。


↓次いくぜぇ!…(3)

https://www.pinterest.jp/pin/603482418795449493/


→ 秘密基地っていいですよね~。ゴミ山というとひぐらしをどうしても思い浮かべてしまいますが、秘密基地に幽霊がいるとかおもしろそう。いろんなことを教えてもらって、成仏させるまでの物語。原因を夢の喪失による自殺にしてしまえば、整合性がつくれそう。

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まぁ、こんな感じで10個~20個くらい良さげな物語を考えつつ、一番おもしろそうなものを探すという作業をすると、プロットがどうのこうのと脳みそをこき使わなくても良いのでスッキリします。


ただし、前回までに決めていた「目的と手段の逆転+定められた運命」という要素だけは、ぶらさずに必ず組み込んだ形で列挙していくのを忘れないようにしてくださいね。


この段階で、できる方はもう書き始めるのもいいでしょうし、伏線を張り始めてもいいでしょう。


あらすじを書くだけなら、かんたんだと思いますので、Twitterで投票を募ってアイデア時点で最も人気が高いものを選択するという手もありますよ!


個人的には、10万文字完結なら(1)か(3)ですね。連載なら(2)を選ぶでしょう。主要人物がたくさん出てきそうです。


伏線とかを考えると(3)が好みかもしれません(笑)


どれにするかは、次回以降に決めるとして、こうやって論理(左脳)のあとは感情(右脳)を使うといい味が出てきますよ!


それではまた!

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