第12話 菜々子の病気
手が痺れる…低カリウム血症か?
イヤ違う 「ダメなヤツだ!」と直感した
病院での検査 結果は[一過性脳虚血発作]48時間以内に脳梗塞 脳卒中の危険性を
告げられる 48時間は乗り越えた!
医師は言う「発症率50%」菜々子は いつ発症してもおかしくない状態に置かれていた。
常に一緒に居る人のことしか覚えていることしかできなくなる。それには原因があった
睡眠障害 過呼吸発作に悩まされてきた菜々子には もう1つの病気が存在していた。
[摂食障害]全ての原因だった。今現在 たまに言葉が出なくなる やりたい事を今のうちにやっておこうと決めていた。
倦怠感 のため自宅で仕事をする。
3社掛け持ちで やっていたが1社ダメになり
冬から離職していた。
たまに呼び出されて行ってはいたが 深夜帯であり 日中の仕事は最近の事だった。
現場見学のため 1社 連絡を取らなければいけない。きっとうまくいく!そう信じたい。
全てが上手くいくような気分になる。
しかし脱力感は横になっていても菜々子を襲った。それだけが不安であり 一人でいる寂しさだったのだろう。膵炎の薬も飲まずに残っている。
症状がないことをいいことにサボっているのだ。飲んでいるのは睡眠薬と過呼吸のための頓服薬 疼痛時の薬・・・人間は痛く苦しければ薬を飲む生き物だと悟った。
いつ膵臓癌になるかも解らない 菜々子には
怖いものなどなかったのかもしれない。
波が来たら乗ればいい!そんな菜々子は大きな波に乗ろうとしていた。
そしてスカウトメールがひと足遅れて届いていた。菜々子は返事を書かなければいけない。自分のやりたい仕事!時間も考慮してくれるとの事だった。
菜々子には出勤できない時間があった他でもない自分の好きな趣味のために・・・。
今回の仕事はメリット・デメリットを伴い
迷ってからの決断!
頑張れ菜々子!その先には…
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