第11話 本当の恋愛とは

実のところ 菜々子は本当に人を好きになったのは1度だけでこの年齢を迎えた。

年月の流れる速さに置いていかれ…あれから

何年経ったのだろう。


そこには直感があった この人が好き。

これが恋なんだ 胸が痛くなるこの感じ…。

でも菜々子が決めたことは 好きになったら

好きな人の幸せを願おうと…。

年齢差は関係ないと思っていても 私が好きになった人は…赤ちゃんは抱いたことがあるのだろうか…。我が子をみたいだろうか?

見たくないわけがない!


ただ好きになってくれなくても私は支えて生きたい。いつまでも…辛い恋の始まりだった。いっそのこと叶わぬ恋なら 「お前なんて嫌いだ!」と突き放されたら楽になるのだろうかと。誰にも言えない この胸を切り裂いて見せるから!本当の私をみてほしい。


菜々子は甘えることを知らずに育った。

人を愛おしく思えることを知った菜々子だったが 菜々子は自分の胸に閉まっておこうと

最初で最後の気持ちを伝えた。


それで良かったんだ。もう二度と同じ話しは

しないと決めたことだった。

いつか…良くも悪くも結果は出るだろう。

その時は 後になってどうなるかなんて解らなかった。

支えたい ただ支えてあげたい 苦しいとき

辛いとき 私がいるからと ずっと支えたいと思った。もし嫌われたなら そっと姿を消すだろう。


覚悟はあった…人を好きになれたこと これだけで菜々子は幸せだった。

その頃 菜々子はある病気を再発していたにも関わらず…




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