第5話 沙矢加の将来と菜々子の生き方

沙矢加は看護学校へと行きだし 見事に

看護師として医療現場に立つ。

上手くいっていたとしても 悪くいっていたとしても沙矢加は頑張ったと思う。


そんな中 菜々子は 一人暮らしにもぼちぼち慣れた頃 沙矢加の帰省時期を迎えた。


可愛い沙矢加が帰ってきた!1年ぶりの我が子・・・良く帰ってきたね。

遊びたいのは沙矢加はではなく 菜々子だった カラオケにプリクラ 手料理こんもり。

とにかく嬉しかった そして夜が来ると

毎度のこと沙矢加の寝顔に謝っていた。


菜々子が考え悩み抜いた夜…娘が こんなに頑張っているなら私も死んだつもりで生き抜こうと。


1人になると思い出す・・・亡くなった彼のことを。しかし 彼は何度も迎えに来たんだ

私がいけなかっただけ。

ごめん!当時は娘を選ぶか 彼を選ぶかの選択だった 私は娘を守りたかった 産んだ時の

感動が甦る。


生まれてくれて ありがとう。

そんな菜々子が心に誓った言葉とは・・・

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