応援コメント

第4話 《審判》の運命は動き出す」への応援コメント


  • 今回も、全編に渡ってとても楽しく読ませていただきました。

    前回の第3話で、アルカナ・ラヴァーズの世界を実際にフェリシアさんが過ごすことで、友人関係や親子関係など、ゲームのときの展開とは様々な点が変わりそうだ……という可能性を見せていただいたところで、今回の第4話では時間が進み、ついにゲーム中と同じ年齢になりました。

    ここで改めて見る、第4話のタイトルの『《審判》の運命は動き出す』がほんとうに格好いいです。
    前回の第3話があったからこそ、時間が大きく進んだ作中の世界で、フェリシアさんの周りの状況も大きく変化してくるのだろうな……というワクワク感を与えていただけた気がします。


    また、フェリシアさんを始め、皆さんの会話シーンもとても好きです。
    フェリシアさんとルクレーシャさんは第3話でお互いを『フェア』『レーシャ』と相性で呼ぶように決めましたが、今回二人がお互いを呼ぶ様子がとても自然で……
    このやりとりだけで、二人があれからも良好な友人関係を築けていることがわかります。

    (少し離れたところからフェリシアさんのことに気づいたり、フェリシアさんのところに駆け寄ってくるところに、ルクレーシャさんがフェリシアさんを大切な友人だと思っているのが伝わってきます……)


    シャロンさんとのやりとりも大好きなシーンです。

    フェリシアさんとシャロンさんの関係がこれまでよりも更に親しさを増している……良い意味で気軽なやり取りができるようになっていて。
    シャロンさんの言葉に対してのフェリシアさんの返答がウィットに富んでいて、読んでいて心地いいです。

    シャロンさんのことを警戒していないわけではないでしょうが、シャロンさんがいないとわずかに寂しさを感じるようになった……というところも、二人の距離が縮まったことがわかって好きです。


    そして、新たに登場したジュアニッタさん。
    ルクレーシャさんとも、もちろんフェリシアさんとも全く異なる雰囲気の女の子。

    直前に、女性教師からフェリシアさんが言われたこと(「道を誤りそうな生徒を見つけたら声をかけてあげてほしい」という要請だったり、フェリシアさんが開花させる魔法についてだったり)もあり、
    ジュアニッタさんに対してフェリシアさんが感じた『嫌な感じ』が何を意味しているのか、とても気になります。


    次の話を読ませていただくのがほんとうに楽しみです。
    ありがとうございました。


    作者からの返信

    今回も嬉しいコメントありがとうございます。

    1話、2話、3話と幼い頃からのスタート、いわゆる過去編からのスタートでした。
    もう少し幼い頃の話を続けようかとも思ったんですが、これ以上過去編を引き伸ばしてもなと感じ、いわゆる本編へ突入しました。
    少し時間軸が飛んだため、ルクレーシャとシャロン、二人の関係がどのようになったのかも説明したくて二人との会話シーンを入れたというのも少しあるので、そこもお楽しみいただけたようで嬉しいです。

    ゲームのシナリオ中の時間軸に突入したため、フェリシアを取り巻く物語はここから本格的に動き出します。
    またお時間があるときにでも、どのような物語になっていくのか、お楽しみいただけたら幸いです。
    こちらこそ、ありがとうございました。