第2話春休みはあっという間
長期休みは基本暇だ。実家は遠いから帰ろうと思わないし外出るの面倒だしとかいう理由で基本家で暇を持て余している
春休みも例外ではなかった休みが始まってからというもの暇すぎてあんま好きじゃない掃除を始める始末。そんなこんなで1週間がたったその間西尾さんとは会うどころか連絡すらしていない
「さすがになんかメッセージ送らないとまずいよなぁ....」
いざなんか送ろうと思うとなに送ればいいのかがわからない普段滅多に異性と喋らないからほんとにわからない
「固い文章はなんか良くないだろうし...」
なにをどうすれば...
◆
結局なにも送ることはできず....明日から新学年だ結局休み中は一回巧が事前予告なしでいきなり家にやってきて2人でゲームとかをしたぐらいだあとはずっと悩んでた
「春休みってこんなあっという間に過ぎるもんだったけ?」
休みってほんとやることがあると早く終わるそう実感した休みだった
翌朝学校に向かった
クラスは昇降口の前に貼り出されるらしいのでそれを見たら各教室に行くという感じだこの学校は3年に上がるタイミングでクラス替えがないからクラス替えというのも最後だ
学校に着いたらもうすでに貼り出されていた
「よう!河田」
「おはようクラスどう?」
「俺ら一緒だぞ」
「何組?」
「ああ8組だよ」
「8組かあ」
僕は理系物理クラスの8組どうやら物理クラスには男子だけのクラスが存在するらしい(僕らは違った)
僕は他誰か知ってる人はいるかどうかを探した
「他誰か知ってる人はいた?」
「あー生徒会長がいたよ」
「あー西尾さんか」
「そうそうびっくりしたよ」
今年から2年間西尾さんとクラス一緒なのかちょっと楽しみ
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます