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2020年5月9日 16:32
黒澤明監督の「夢」を思い出しました。短いのに奥行きのある掌編ばかり。4本目のちょっと怖い感じが私は好きです。
作者からの返信
ありがとうございます。最後の話は平成5年に起きた出来事なのですが、その後私が船に乗っている時に海亀が漁労運搬船の魚倉に入ってしまい、港に着いてから冷凍された亀を引っ張り出して、一時間近くずっと凍りついた亀にホースで海水を掛け続けて蘇生させた事があります。いつも冷静な船長が、その間10時間以上狼狽え動揺して一睡もしておりませんでしたよ。沈んだ船の話は事件当時はニュースでしか知りませんでしたが、亀が死んだ話はその時船長から聞きました。船長の友達がその船に乗っていて、無線で亀を殺してしまった事を事前に聞いていたそうです。亀を殺すとお祓いもしなければならず、しばらくは漁に出れなくなり、会社から責任を追求されて船長をクビにされるかもしれず、かと言って無視すれば船が沈むかもしれず、私が亀を蘇生させた時は本当に安堵して喜んでおりましたよ。
2020年5月9日 15:30
短いのに引き込まれて、目の前に鮮烈に情景が浮かびます。筆力と語り聞きの強さというか。。。ジャンルがSFになっているところがまた奥深いです。
ありがとうございます。一つ一つの話を広げようかと思ったのですが、そこまでの筆力もなく、このような奇妙な話となりました。この奇妙な浮遊感を共有して頂いたのを嬉しく思います^^
2020年5月8日 16:39
こんにちは。とても不思議なショートショート。ひとつひとつがとても短いのに、妙に深みのある話に引き込まれていく感じでした。
ヘンテコな話がいっぱいありますからね。世の中もしかしたら不思議な事ばかりなのかもしれませんね。
黒澤明監督の「夢」を思い出しました。
短いのに奥行きのある掌編ばかり。4本目のちょっと怖い感じが私は好きです。
作者からの返信
ありがとうございます。最後の話は平成5年に起きた出来事なのですが、その後私が船に乗っている時に海亀が漁労運搬船の魚倉に入ってしまい、港に着いてから冷凍された亀を引っ張り出して、一時間近くずっと凍りついた亀にホースで海水を掛け続けて蘇生させた事があります。いつも冷静な船長が、その間10時間以上狼狽え動揺して一睡もしておりませんでしたよ。沈んだ船の話は事件当時はニュースでしか知りませんでしたが、亀が死んだ話はその時船長から聞きました。船長の友達がその船に乗っていて、無線で亀を殺してしまった事を事前に聞いていたそうです。亀を殺すとお祓いもしなければならず、しばらくは漁に出れなくなり、会社から責任を追求されて船長をクビにされるかもしれず、かと言って無視すれば船が沈むかもしれず、私が亀を蘇生させた時は本当に安堵して喜んでおりましたよ。