第62話 関わったからには・・


さて私は今、洗濯板で女性の服を洗っています。

あ・・今変な奴とか変態かよって思ったでしょ。全然違うよホントだよ!!


ただ、街中で絡まれてた?いじめられてた?女の子が居たからその子を助けて、家に呼んで、水浴びをさせてるだけ、その間に服を洗濯板で洗ってるってだけで、別に全くもっていかがわしい事はしてないはず、だったけど、なんか、文字にして改めて認識をすると、なんか良いこととも言えない様な気がするのは、言葉のマジックだよね、なんて思いながら、洗濯をしている。


洗濯板で、ゴシゴシしているだけの時間はもったいないので、洗濯板の歴史に少し触れようと思う、時系列は少しあやふやだが、こんな感じの歴史が洗濯板にはある。


どう考えていくか、考えた結果、現代から少しずつ遡っていく様にして行こうと思う。


現代の洗濯は洗濯機と洗剤の印象が強いだろう、洗濯機の機能に乾燥までついていたり、洗剤には抗菌や除菌のほか柔軟剤なんかも混じっている。そんな現代から少し遡り、洗剤と洗濯機ができ始めた頃の話を少ししようと思う。


初めて、石鹸が持ち込まれたのは室町時代らしく、ポルトガルの宣教師によって持ち込まれたらしい、一般に普及したのは明治であり工場などで某生き残りたい生き残りたいまだ生きてたく・・のタイトルの会社や花の王の会社のおかげで一般人でも買える様になっていった。


更に遡ると、体や衣服を洗い始めたのは、宗教的な理由で穢れを払うために行われ始めたらしい、この流れは大体平安くらいの出来事である。


そんな中で、水が豊富にある川や泉などで水浴びと一緒に行われる様になった洗濯は、手揉み洗い、足洗い、たたき洗い、振り付け洗い(木や石を使う)などの一つにいたもみ洗いがある。(これが洗濯板を使う洗い方)


汚れを溶かす水の力と汚れを落とす物理の力を使って洗濯をするそう考えると洗濯の歴史は進歩が著しいことが実感できる。


ちなみに洗濯板で洗うときは全力でやると衣服が痛むので適度な力で洗うことが非常に大事になってくる。とそんなこんなで時間を潰していると服の汚れが目立たなくなってきたので、この辺で洗濯をやめる。後は乾かしておしまいでいいだろう。


風魔法使えたら良かったんだけど・・、無いので、火魔法で火力を調整しながら乾かそう。

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