第46話スキルの忘却の様子が・・・2
後は並列思考の上昇のしかたが変なのに非常に違和感を覚えた。
取得条件には、体と頭で違うことをする。
時間は100時間 スキルの補正で九十六時間でいいはずなのだが、秒数の増え方自体が3・・6・・9と3の倍数で膨れ上がっているので。
そうなるとかかる実際の時間は33時間ほどで、そこに誤差が生じてくる感じであるのだが、三倍の速度で、増えていくのには少し納得がいかなかった。
そういえば、最近というか、並列思考を取得しているときに思考とは全く別で、体が勝手に動いている時があった、あれは、たしか、初めてミコット先生の家に訪れた時であったがあれは何だったのだろうか。
特になんの思考もしていなかったのだが、体が勝手に動いていて、ビックリして
急いであやまった記憶がある。
並列思考が3ずつ増えているのに、関係があるのだろうか?
例えば、今思考しているのが一つ、今現在拳を鍛えているので、二つまでは分かるので、後一つが何なのかなのだが、身体が勝手に動いた時や、たまに変なことをしてしまっている時は、何というか、行動が幼い様には感じるのだ、初めてみるものを触ったり、持ったり、口に入れてみたりと、やっていることが、体格そのままの子供の思考をしているのだ。
もしかしてとは、思うのだが、この子供の体にも、ちゃんと思考する本来の子供精神が宿っていて、それが、並列思考をとっているときに、出てきてしまっているのでは無いかと、考えて時。確かに三倍の速度になってしまってもおかしく無いなと思ってしまった。
あくまでも、並列思考を手に入れたときに出てくるものであるから、メインでは無いのだろうが、今のまま仮に大人になったとき、戦闘中に珍しい魔法を見たら興味本位で食らったり触ったりするのだろうか・・・。
このサブの人格がちゃんと成長して、正しく判断が出来る様になってくれないと、悩みのタネどころか、爆弾である・・。
ただ、今はたまに変な事をするくらいで、三倍の速度でレベル上げをしてくれているので、有難いと思いながら、悩みを保留にする事にする。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます