第44話錬金術とエンチャント


転生してから、3回目の誕生日を迎えた。

錬金術の入門セットとエンチャントの入門セットを誕生日に貰えた。

ミコット先生の家にあった、いろんな色の発光していたテーブルは上級の錬金術とエンチャントのテーブルであった様だった。

貰っただけではなく既にミコット先生から、魔術以外にも錬金術やエンチャントも学び始め他ところである。


スキルとしてはどちらも存在しているのだが、知識も必要になってくる物であったので、スキルのレベルよりも知識をとにかく得る事ができたのでより自分にとって都合が良かった。


エンチャントには一時的に戦闘などで付与する物と魔力を注ぐ事によって効果を発揮する物がある。今回貰ったセットは、後者のものを作る物で、装備品や武器なんかに文字を刻む事によって効果を発揮させる事ができる。

一般的には付けたい物に傷をつけながら文字を刻みそこに魔物の血や植物などの混合液を流して定着させる事で付与することができ、一通りの手順を終えた最後にエンチャントの魔法を唱える事で付与する事が出来る。


エンチャントで使う混合液も錬金術によって生み出すので、どちらも知っておいて損はない。また錬金術で、ポーションや別の物質を生み出すことが可能なので錬金術は錬金術で役に立つ。


錬金術とは言ったものの、イメージ的には化学実験に近いので、現代で得た化学の知識はかなり使う事が出来る。

ただ、一つ考えなければいけないのが、魔力を込める込めないで一気に効果が上がることだ。


より具体的に話すと、魔力を込めると効果が上がる様になる、ただ使ってるものの質や鮮度、純度によってこめれる量が決まるために、なかなか難しい、

魔力を込めすぎても、爆発するわけではないが、霧散して消えてしまうので、調整が難しいし、何よりもかけた時間が全て無駄になるので、何度も経験しているが、今は大した物を作ってるわけでは無いので、特段問題にはならないが。手塩に掛けた物が無くなるのを想像すると、なんとも長い未知になりそうだと感じた。

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