第三章◆強襲 4

 本当に、なまったわね。

 ゴブリンキングと剣を交わせながら、自らの身体の重さにたんそくする。こちらの攻撃は相手の高密度な魔力にさえぎられ、相手の攻撃はこちらのようしやなく切りいていく。

 ──落ち着くのよ、あせってはダメ

 自分に言い聞かせながら時間をかせいでいると、いくすじもの光線がゴブリンキングを襲った。ゴブリンキングはま忌ましげに高速で襲いくる光線を剣でなぎ払う。

 流石レグルス、ゴブリンロードは三びきもいたのにもう援護に回ってくれるなんて。

「ミラ、待たせたな! 作戦通りに行くぞ!」

「ふふ、分かったわ!」

 私の剣撃に加え、ゴブリンキングが剣を振りかぶる瞬間を狙いすました『雷光ライトニングレイ』がゴブリンキングに突きさる。やはり高密度な魔力に遮られめいしようあたえることができないが、確実にダメージはちくせきされていく。

「コロス! コロスコロスコロス! 『ゴブロニア・オーラ』ァァァ!!」

 ゴブリンキングはえんの咆哮を上げ、きようれつな魔力を一気に放出し身にまとった。短時間だが身体能力を倍増させる、まさしくゴブリンキングの必殺技である。


 ゴブリンキングと私は同時に剣を振り上げた。

 元より力でまさっているゴブリンキングが力を高め剣を振り下ろした時どうなるかは明白であり、ゴブリンキングは勝利を確信してみを深めていた。

「シネェェッ!!」

「『雷神トールジヤツジ裁墜メントボルト』!!」

 ゴブリンキングが剣を振り下ろす瞬間、レグルスが放ったまばゆ雷光ライトニングレイが愛刀『ライナギ』にち、辺り一面を白い光でつぶした。


「我らが光、天をたん『天剣』」


 眩い光を纏いし一閃は、ゴブリンキングを包み込んだ。

「ハァッ……ハァ……」

「ゴ……ゴブァ……」

らいじんてん』と『雷神トールジヤツジ裁墜メントボルト』の全魔力、そして自身の残り全ての気力をめて放った必殺の『天剣』を受けたにもかかわらず、おどろくことにゴブリンキングは剣をたてにして身体が完全に両断されることを防いでいた。ほとんど首の皮一枚でつながっているようなギリギリの状態であったが。

「これで終わりだ。『雷刃ライトニングエツジ』!」

「ゲギャギャッ!!」

 とどめにレグルスが放った『雷刃ライトニングエツジ』を、かげかくれていたゴブリンマジシャンがしようへきを纏った自らの身体で受け止めた。

 ゴブリンマジシャンのせんけつい、レグルスはまゆひそめる。

「なんだと!? クソッ! 『雷光ライトニングレイ』!」

 レグルスは直ぐ様『雷光ライトニングレイ』を放つも、ゴブリンマジシャンが身をていしていた隙にゴブリンキングはふところから黒いすいしようを取り出し、にぎりつぶしていた。

「ニンゲンヨ……イツカネダヤシニシテヤル……タノシミニシテイロ……」

 ゴブリンキングは水晶と共に黒いきりとなり、『雷光ライトニングレイ』はその霧のざんつらぬき消えていった。


    ■


瞬雷ブリツツアクセル』でゴブリンロードを両断したが、りよくかつ寸前でその場にひざを突いた。

 高速化に特化した身体強化ブーストに加えて思考をも超加速し体感速度を落とすオリジナル上級魔術、『瞬雷ブリツツアクセル』。ギリギリ実用できるかという術式改良案は組んでいたんだけど、完全にぶっつけ本番であった。

 きちんと使えて良かった……。

 魔力効率度外視で術式を組んでいたから消費魔力ははんなかったけれど、魔力枯渇でたおれる程ではないしもう少し改善すれば十分に実用的だ。

「シリウスくんっ!!」

「シリウス!」

「シリウス様ァァァァ!!」

 ララちゃんとグレースさん、ジャンヌさんが凄まじい勢いでけ寄ってきた。いつの間にか村民の皆は遠目から僕とゴブリンロードの戦いを見守っていたようだ。後ろで待機していた狩人衆を始め、皆がもどってきていた。

「……心配おけしてすいません。ちょっと魔力が枯渇しかけただけなので、少し休めばだいじようです」

「シリウスくんッ!! 信じてたけど、信じてたけど心配だったんだからっ!!」

 僕がゆっくりと起き上がると、ララちゃんがすごい勢いで飛びついてきた。凄まじい力できしめられ、僕は再び大地に身体を横たえた。

「うぅぅ……シリウスくぅん……無事で良かったよぉ……」

 僕の胸に顔をうずめ、なみだやら何やらを垂れ流しているララちゃんのやわらかいかみをそっとでる。

「ララちゃん……心配かけてごめんね」

 そうしていると、ふと凄くするどい視線が刺さっている気配がした。顔を上げると、三人の女の子が僕をにらみつけていた。

「シリウス様ッ!! 格好良すぎですわ……うぅ、ララさん! そこをお代わりなさい!!」

「シリウス……確かにあんたはおかしいくらい強いけど、一人で無理しすぎ!! バカじゃないの!!」

「シリウス様……あの、さっきはありがとうございましたッ! わ、私、こわかったですっ!」

 ララちゃんを引きがそうとジャンヌさんが引っ張るも、だんからは考えられないほどすさまじいわんりよくでララちゃんはびくともしなかった。そして、みぎうでには先程助けた女の子がくっついてふるえはじめ、グレースさんは冷めた目で僕を睨みつけていた……。

 なんだこのカオス状態!?

 そんな僕らをみな微笑ほほえましそうにながめて笑っていた。

ぞう! ゴブリンロードを一人でやっちまうなんて、流石さすがアステールの息子むすこだ!!」

「ほんと、ありえねーほどの魔術の腕前だったな……」

「いや、剣術も半端なかっただろーが!」

「ほんとに助かったぜ、小僧がいなけりゃ村民を皆無事にのがせられたかどうか……」

 次々に僕の頭をポンポンとたたいていく狩人かりゆうど衆の隊員たち。

「シリウスー! ありがとう!!」

「小僧ー! かっこ良かったぞー!」

 皆も僕のそばに来ては口々にいたわりの言葉をかけてくれ、皆を守れた実感がいてきた。

 しかし、父さんと母さんは大丈夫だろうか……。

 ──ブワッッ

 二人をおもい裏山を見上げたしゆんかんに眩い光が天を貫き、その余波が降り注ぎ雲を散らした。

れい……」

 立ち込めていた暗雲がさんし光が差しはじめた。それと同時に裏山から放たれていたまがまがしい魔力もしようめつし、二人の勝利を確信する。

「父さん、母さん、やったんだね……」

 先ほどまでさわがしかった皆は静まり返り、空を見上げていた。

 そこへ、裏山から一人の狩人が駆け下りてくる。

「勝った、勝ったぞぉぉぉ!! ミラさんとレグルスさんがゴブリンキングをやっつけたぞぉぉ!!」

「「「「ウォォォォォ!!」」」」

 勝利のたけびを聞き、村民たちからかんせいが上がる。

 しかしあれだけの魔力を放っていたゴブリンキングを倒すなんて……。そろそろ追いつくかなって思っていたんだけど、まだまだ二人にはかないそうもないな。あの光を放ったいちげきなんて、一体どれだけの力をめているのか想像もつかない。

 やっぱり二人は、僕の永遠の目標だ。


 魔物のざんがいを集めてしようきやくしていると、父さんと母さんが裏山から歩いてくる姿が見えた。二人は僕を見つけて笑顔になり、そしてすぐにげんな顔をした。

「……シリウス、何をしているの?」

「二人とも、お帰りなさい! 無事にゴブリンキングを倒せたみたいだね、本当におつかさま! 実は風魔術で一部のゴブリンが村に飛んで来たから、処理したところだったんだ」

 僕が答えると、二人は目をみはった。

「な、取りがしたゴブリンが村へ来ていたというの……!? この間も急に現れたのは風魔術で上空から降りてきていたのね……。それにしても、この量は……」

 母さんは山積みにされたかくを眺めつつあきれたような顔をしていたが、ゴブリンロードの大きな魔核が目に入った瞬間、目をつぶけんを押さえた。

「……だれか、報告を」

「ハッ! 私がさせていただきます! 裏山にレグルスさんの魔術が見えはじめてしばらくして、急に空からゴブリンたちが落ちてきました。その数は百ぴきえていたかと。そしてその中には、ゴブリンジェネラルやゴブリンロードが混ざっておりました」

「ッ!? ゴブリンロード……で、その後は?」

「ハッ! シリウス君が土檻アースジエイルを作り魔術の雨と我々の弓で、ゴブリンたちをせんめつしました。そして残ったゴブリンジェネラルは私たちが、ゴブリンロードはシリウス君がとうばつし、今に至ります!」

「ゴブリンロードを一人で倒したですって……?」

 父さんと母さんは狩人衆の報告を聞き、何やらなやましそうな顔をしていた。

「……シリウス、家に帰ってからくわしく聞かせてもらうわよ」

「うん、分かった」

 また色々と聞かれるんだろうなぁ……。よし、『瞬雷ブリツツアクセル』を見せて二人を驚かせてやろう!


    ■


 ──カンカンカンッ! カィンッ!

 教会近くの広場にかわいたぼつけんがぶつかり合う音がひびく。

「集中がさんまんになってます。気力をしないと、ただ剣をっているだけですよ!」

「ヤァッ!」

「雑に剣を振らない! そんな大振りじゃただすきを作るだけです!」

「二人ともがんばれー!」

 放課後、あの事件の後から日課となっているルークとグレースさんの剣術指導を行っていた。二人同時にかかってきてもらうことにより、僕自身も対多人数戦のたんれんをするのにやぶさかではない時間であった。

 鍛錬が終わりボロボロになった二人を、ララちゃんはジユツ師になるための練習と言って『治癒ヒール』をかける。父さんの魔術書に『治癒ヒール』のえいしようが手書きでメモられていたため、それをララちゃんに教えてあげたのだ。

 あせぬぐいながらララちゃんのたどたどしい『治癒ヒール』を眺めていると、村へ入ってくる複数の魔力を感知した。魔物ではなく人だ。それぞれが非常に気配を放っており、その中の一人はひときわ強い気配を放っていた。ゴブリンロード以上の強さじゃないか……。

 感知した魔力の移動速度からして、つうの人間の走る速度をりようしている。馬車か?

 僕が生まれてから馬車なんかがこの村に来たのは初めてだと思う。こんな田舎いなかの村に一体何の用だろうか……あやしいな。

 一体誰が何をしに来たのか気になるし、見に行ってみるか。

「ごめんなさい、ちょっと用事があるから今日はここまででお願いします」

「おぉそっか、今日もありがとな! グレース、まだ時間あるし少し打ち合わねぇ?」

「……仕方ないわね、付き合ってあげるわ」

「シリウス君、またね!」

「うん、また明日!」

 皆と別れ、軽くきやくりよくを強化して馬車の進む方向へ駆け出す。村といってもせまいもので、僕が少し本気出して走れば数分で縦断できてしまう程度の規模だ。

 いつもの帰宅ルートをしつそうしていると、あることに気が付いた。この馬車、うちへ向かっていないか……? そうして馬車がうちの前に止まるのと、僕が家を目視できる場所まで着いたのはほとんど同時であった。くろりの馬車は、大きなトカゲのような生き物がけんいんしていたようだ。

 ……馬車ではなかったのか。まぁ便べんじよう馬車と呼ぶことにして、その馬車のわきには剣が二本交わったもんしようが刻まれていた。確か、この間読んだ本によるとぼうけん者ギルドの紋章だったはずだ。馬車の中からはかわよろいを身に着けた男性二人と女性一人が降りてきた。

 はくはつで整ったひげたくわえておりにゆうな顔つきの男性の後ろに、若い男性と女性がついずいする形でげんかんへ向かって歩いていく。三人とも作りの良いさやに収まった剣をたずさえており、まとう気配がただものではないことを告げていた。

りよく感知』で家の中には父さんしかいないことは分かっており、もしかして何かあった時に魔術師である父さん一人であのレベルのけん三人に対処できるのだろうかと冷や汗を流す。

 意を決し、気力を纏いつつ三人に近づいていく。僕の気配を感知したのか後ろの若い二人がバッとこちらを向き、剣に手をかけるが僕が子どもであったせいかまどいの表情をかべていた。

 一方髭を蓄えたダンディなおじ様はおもしろそうに口角を上げながら、こちらをうかがっていた。

「失礼いたします。僕はこの家の住人なのですが、冒険者ギルドの方々が当家に何かようでしょうか?」

 三人と玄関の間にスッと身体からだすべり込ませ、用件をうかがう。するとダンディなおじ様はやさしげな笑顔を浮かべながら、頭を下げてきた。

とつぜんの訪問、失礼したのぉ。わしはセントラル冒険者ギルドのオリヴァーと申す者じゃ。君のご両親のレグルス君とミラ君に話があって参った」

 いきなりのこしの低さに戸惑いつつ、自分も腰を折り礼を返す。

「こちらこそ、失礼いたしました。私はレグルスとミラの息子のシリウスと申します。父を呼んで参りますので少々お待ちください」

 僕がドアを開けると、父さんが玄関へ歩いてくるところであった。

「オリヴァーさん! お久しぶりです。まさかわざわざこんな辺境の村にいらっしゃるとは……どうぞお入りください。シリウスも応対ありがとうな」

 父さんは気さくにオリヴァーさんを家に招き入れ、わしゃわしゃと僕の頭をでて家に入っていく。父さんの知り合いだったことにあんし、僕はけいかいを解いた。その様子を見て、オリヴァーさんは優しげに微笑んだ。


「おじやするよ。それにしても良い息子じゃないか、レグルス君」

「「お邪魔いたします」」

 オリヴァーさんに続き、若い男性と女性の剣士が軽くあいさつをして家に入ってくる。

「はは、まんの息子ですよ。ミラももう少しで帰ってくると思うので、どうぞおくつろぎください。後ろのお二人も、どうぞ座ってください」

 オリヴァーさんと向かい合って座り、二人にも席をすすめる父さん。母さんがいないため、僕は代わりに紅茶をれて四人に差し出した。

「ふむ、本当に子どもとは思えないほど良くできた子じゃ。中々うでも立ちそうだしのう?」

 お茶を一口すすり、オリヴァーさんは目を細めながら僕をじーっと見つめていた。

「俺らの子ですからね。この間のそうどうでは、一人でゴブリンロードをたおしたんですよ」

「「なっ!?」」

 父さんのばくに後ろの二人の剣士が信じられないといった表情を浮かべ、僕の顔を見る。僕はしようしつつ、口を開く。

「両親の教えのおかげでギリギリ倒せたに過ぎません……」

 あれは『瞬雷ブリツツアクセル』というしゆうで運良く倒せただけであって、真っ向からぶつかっても完全に力負けしていた。それをまるでゴブリンロードより強いとかんちがいされるのは気持ちが悪かったので、否定しておく。

「ほっほっほ……それは大したものじゃ。最近の若い者はなんじやくだからのう……どうじゃ、うちのギルドに入らないかの?」

 微笑ほほえみながら僕をさそうオリヴァーさんの言葉を、父さんはばやさえぎった。

「オリヴァーさん、シリウスはまだ七歳です。流石さすがに十二歳になるまで家からは出すつもりはありませんよ」

「ふむ……レグルス君とミラ君のもとにいれば才能がくさることもないか……気が変わったらいつでもおいで、かんげいするぞい」

「ありがとうございます。まだ将来のことは分かりませんが、もし冒険者ギルドにお世話になる時はよろしくお願いします」

 オリヴァーさんにそう返すと、満足そうな笑みを浮かべながらうなずいていた。

 その後、母さんが帰宅した後の会話を聞いていたが、ゴブリンキング騒動についての話をしに来たようであった。

「追いめられたゴブリンキングが使った黒いすいしようは、やはり転移石じゃろうな。しかしミラ君が定期的に間引きしている地域にこれだけ短期間で災害級が発生するというのは、中々まずじようきようじゃの……」

「はい。しかも転移石を持っているというのも普通では考えられません。これだけで断定はできませんが、これはきざしではないかと……」

「魔王……じゃな……」

 魔王……前に読んだ父さんの本によると、百年かんかく程度で発生するちよう災害級の魔族だそうだ。人語を解し、あらゆる種族の魔物、魔族を指揮下に置く存在であるとか。またその魔力は下位の魔物の成長をうながすため、短期間に上級の魔物が発生した今回の騒動はそのえいきようが原因だと考えられる。

「前回の魔王発生から九十八年じゃから、時期的にもほぼ確実じゃろうな。魔王の力によってゴブリンが急速に成長してゴブリンキングが発生したのじゃろう」

「念のため警戒態勢は取っておりましたが……やはりそうですか……」

「うむ。引き続きこの地域はミラ君とレグルス君に任せるぞい。シリウス君も鍛錬を積んで冒険者になってくれるとうれしいのう」

 チラリとこちらを見ながら笑みを深めるオリヴァーさん。おそらく、これから魔王関連で冒険者ギルドがいそがしくなるのでねこの手も借りたいのだろう。

 世界を見て回ると考えると冒険者くらいしかせんたくがなさそうだし、正直冒険者ギルドには将来お世話になりそうな気がしてならないんだよな。ここでオリヴァーさんと顔つなぎができたのは幸運だったかも知れない。

 父さんと母さんからの報告を聞いたオリヴァーさんたちは、急ぎギルド本部に報告するためにいつぱくもせずに村を去っていった。あらしのような人たちだったな……。

「さて、シリウス。魔王の影響で魔物が活性化しているのは、ある意味都合がいいわよ。あなたのしゆぎようはかどるのだもの。うふふふ……だいじよう、魔王もれるくらいまできたえてあげるからっ!」

 魔王復活がほぼ確実となったことにより一層厳しさを増した二人の鍛錬は、転生前の会社のはんぼう期を思い出させるほど命をけずるものであった。


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試し読みは以上です。


続きは好評発売中

『転生した社畜は異世界でも無休で最強へ至る』

でお楽しみください!


◆◇◆◇◆


ここから先は、2020年9月19日(土)発売

『転生した社畜は異世界でも無休で最強へ至る 2』

の試し読みとなります。


※本ページ内の文章は制作中のものです。実際の商品と一部異なる場合があります。

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