第6話、それは突然に。。
『お邪魔しまーす!』
風香がそう言うとリビングから母さんが出できた。
『あら!風香ちゃんいらっしゃい!』
『あ、晴ママこんにちはー!』
俺と風香は昔から、家族ぐるみの付き合いで仲が良く風香は昔から俺の母さんの事を親しみを込めて晴ママと呼んでいる。
『今日は、遊びにきたの?』
『違うよ、今日は晴樹と宿題やろうと思って!』
風香が母さんにそう答えると母さんは偉いわね〜、ゆっくりしていってね。
と言ってリビングに戻っていった。
『それじゃあ俺の部屋に行くか』
『そうだね、行こっか』
そう言って俺たち二人は二階にある俺の部屋に向かった。
俺の部屋に入ると風香は俺のベッドに飛び込むように入っていった。
_______バサッ!
『おい、風香今日は宿題やりに来たんだろ?』
『分かってるよー、ちょっとだけ休むとだけだから』
そう言って脚をバタバタとしていた。
制服のままバタバタしているため俺の方からだとスカートの中のパンツが見えそうになっていた。
『おい風香スカートの中見えそうになってるぞ気をつけろ』
俺がそう言うと風香がベッドに座りな直してスカートを押さえながら恥ずかしそうにこう言ってきた。
『その、晴樹はさ、私のパンツとか見えちゃってると興奮したりしちゃうの?』
『ば、ばか!何言ってるんだよ、そんな訳、、』
『なんてね!冗談だよ!ほら、晴樹もここ座って』
そう言って自分の隣を叩いていた。
俺はそれに従うように隣に座った。
しかし、座った瞬間_______
風香が俺を押し倒してきた。
『えいっ!』
バサッ
そして暫くの間、俺と風香は無言で見つめ合っていた。
『…………………………』
『…………っん…………』
風香の息遣いが聞こえてくる。
(風香は一体何をするつもりなんだ、まさか!?)
そう考えていると風香が口を開いてこう言った。
『晴樹、嫌だったら拒んでいいからね』
そう言って風香は俺に唇を近づけてきた。
『お、俺は。。。』
(俺はどうしたいんだ、別に風香のことは嫌いじゃない、、、、)
(でも俺は嘘をついているのにこのまましていいのか?)
(かと言ってここで拒んだら風香との仲が壊れてしまうかもしれない。)
(どうしたら、、、、)
しかし風香は止まらない。
唇はもう俺の目の前まで迫っている。
『晴樹、、、好きだよ。』
風香はそう呟いて、、、
(も、もうダメだ!)
俺はそう思い目を瞑った。。
……………………………
読んで頂きありがとうございました!
この後、二人はこのままキスをしてしまうのか!?
次回をお楽しみに!
感想、評価よろしくお願いします!!
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