第4話、甘々過ぎる昼休み
『晴樹!あ〜〜ん♪』
『あ、あ〜ん』
昼休みに俺は教室で風香に弁当を食べさせられていた。
『どう?美味しい?晴樹のために私が作ったんだけど、、』
『うん、美味しいよ』
『そっかぁ〜、、えへへ♪良かったぁ!』
風香は可愛らしい笑顔で嬉しいそうにしていた。
(あれ?風香ってこんなに可愛かったけ?)
不覚にもその笑顔を見て俺はドキッとしてしまった。
そんな事を考えていると、風香がそれじゃあ、といって次なるお願い事を言ってきた。
『今度は私にも食べさせてほしいな♪』
(嘘でしょ、今度は俺からあれをやるのか、、)
俺はその時にこんな事をしている俺達を、周りのクラスメイトがどんな風に見られているのかが気になった。
周りを見ると、数人は嫉妬のような視線でこっちを見ていたが、残りのほとんどが、俺達を微笑ましいものを見るかのような温かい視線でこちらを見ていた。
(くそっ!だいたいの奴らがようやく付き合い始たんだ良かったね。)
見たいな視線を感じた。
(もう、やるしかないのか)
そこで俺は覚悟を決め風香の口元に箸で掴んだ卵焼きを近づけていき俺はこう言った。
『ふ、風香!あ、あ〜ん』
そうすると風香が素直を口を開けたそして、
『あ〜〜んっ、美味しい最高だよ〜』
『それは、よかったね』
その後も風香と食べさせ合いっこをして2、30分くらいでようやく食べ終わった。
食べさせ合いっこをしている時に周りの女子が『きゃあ〜!』などの黄色い歓声を上げていたが、あまり気にしすぎると恥ずかしさで死にそうだったので無視していた。
『美味しかったね!』
『そうだな、ご馳走さま風香!』
『どう致しましてー』
ようやく甘々過ぎるランチタイムが終わり俺は安堵した。
(恥ずかしかったぁ!まさか!?これが毎日続くのか?)
そんな恥ずかし過ぎる、先のことをを考えながら俺は5時限目の開始を告げるチャイムが鳴ったので授業をする準備に取り掛かるのであった。
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