第20話「オオミヤ公園探索と戦略調査」

 翌日。俺たち選抜メンバーは刀香先生によって、廊下に集められた。


「お前たちの初陣の対戦校とフィールドが決まった。そして、対戦相手の詳細も届いた。これがメンバー表だ」


 流香先生から、紙を渡される。内容は、以下の通りである。


【対戦校】

サイタマ県央サイタマスーパースクールvs南部南西部サイタマスーパースクール


【バトルフィールド】

オオミヤ公園(第一公園。競輪場や博物館、野球場、サッカー場等を含む全域)


【メンバー詳細】

サイタマ県央 バトラー:大宮美也・浦和文乃・岩槻雛子 サポーター:与野待人

南部南西部  バトラー:川口鉄志・戸田澪・朝霞りく  サポーター:新座新平


【勝敗条件等】

 相手を全員戦闘不能にすること(失神の場合、五分に達した時点で戦闘不能と判断して退場となる。なお、最後の一人が失神した場合は、その時点で即試合終了となる)。

 制限時間は二時間。なお、行動範囲外には『見えざる壁』を設置しており、侵入は不可。



 詳細を記した紙を見て、改めてサイタマスーパーバトルで闘うということを実感する。

 しかし、いつまでも感慨に耽っている暇はない。

 やるからには、勝てるように考えないといけない。


「厳正なくじ引きの結果、今回のフィールドはホームグラウンドのオオミヤ公園になった。もちろん、サイタマスーパーバトルの仮想オオミヤ公園であって、実際のオオミヤ公園ではない。各自、バトル用のマップを渡しておく。それぞれの初期配置は、サイタマ県央サイタマスーパースクールが公園入口噴水前、南部南西部サイタマスーパースクールが博物館前だ」


「えっ、つまり……あたしたち、不利じゃないですか?」

「ほう。大宮は、なぜそう思う」


「だって、向こうのほうが高い位置にいるから、下から攻め上がると見つけられやすいと思いますっ!」

「飛べば問題ない」


「で、でもっ……空に浮き上がると、遮蔽物がないから、狙い撃ちにされますっ!」

「そこはいろいろと考えるんだな。そもそもオオミヤ公園はこちらのホームグラウンドだ。そういう高低差だけでは有利不利を計れんだろう」


 まぁ、空を飛べるんだから、ただの陸上戦とは違う。


「というか、雛子ちゃんの召喚人形があれば、遠距離攻撃もできるんじゃないか?」

「あ、はいっ……でも、雛子が相手を視認してからでないと、雛人形の狙いは定められないんですっ」


 そうか……。となると、木々が多くて視界がよくないオオミヤ公園との相性はよくなさそうだ。


「ちなみに、これが相手の情報だ」


 刀香先生が、もう一枚、紙を手渡してくる。

 そこには、相手の使う武器や召喚魔法等が網羅されていた。


「えっと、川口鉄志……巨大鉄球を操る。破壊を好む。朝霞りく……ライフルを操る。狙撃の腕があり、隠れる能力が高い。戸田澪……高速ボートを召喚し、相手に突っ込ませたり、自分で乗って奇襲をする、両手に櫂型のブレードを一対装備する……って、すごい! 相手の情報が丸裸じゃない!?」


「情報を制す者はサイタマスーパーバトルを制すからな。もっとも、お前たちの情報も知られている。偵察の教諭がお互いのサイタマスーパースクールを行き来しているからな。偵察担当は、サイタマスーパーバトルの授業を録画したものを見ることができる。ちなみに、我が校の偵察担当は流香姉だ」


 だから、昨日の時点ですでに対戦情報を知っていたのか。


「一度、地図を見ながら、実際にオオミヤ公園を回って戦略を立てるといい。仮想フィールドで見ることもできるが、自分の目で見ることが第一だからな」


☆ ☆ ☆ 


 というわけで、次の日曜日。俺たちはオオミヤ公園へやってきた。


 オオミヤ駅から歩いて、三十分ほど。ルートは、オオミヤ駅東口から、飲食店の並ぶ小道を通り、横断歩道を渡って一ノ宮通りを進む。そして、大きな鳥居の前の横断歩道を渡って氷川参道に入り、ずっと真っ直ぐに歩いて行く。そして、もう一度赤い鳥居をくぐって、武蔵一之宮として名高い氷川神社にみんなで参拝してから、今度は公園側の古い石鳥居をくぐった。


 ここが、バトルフィールドの開始地点。噴水前だ。


 目の前には斜面に作られた、趣深い日本庭園。そして、石畳の道が庭園の左右にある。 右側の道は二つあって、一番右の細い道がサッカー場のほうへ向かう道だ。メインの右側の広い道を上がっていくと、桜の木が植えられた広場に出る。ここは桜が咲くと花見客のビニールシートでいっぱいになるらしい。


 その広場の右側に大きな池があり、東岸沿いに道がある。そこは、競輪場にフェンス越しに接している。そして、その舗装路は池に沿うように曲がっていって徐々に登り坂になり、一番高いところの左側に弓道場、右側に博物館がある。


 この博物館には舗装路を進む以外にも、競輪場の裏口のほうから『サイタマ百年の森』を突き抜ける方法もある。


「ともかく、まずは『ボンサイダー』飲もっ!」


 大宮は噴水の近くにある売店でサイタマシティが開発した『ボンサイダー』を人数分買っていた。


「オオミヤには盆栽を作ってることで有名な『盆栽村』があるからね。その盆栽とサイダーをかけて、『盆サイダー』!」


 もろにダジャレだった。まぁ、今日は暑いので、サイダーは嬉しい。


「んっ、んっ、んっ、んっ……ぷはぁーっ!」


 大宮は腰に手を当て、ビンを斜め八十度ぐらいに傾けて一気飲みした。オヤジか、こいつは。


「んっんっ……んくっ、……ひっくっ……はわっ、っ……しゃっくりがっ……ひくっ」


 そして、雛子ちゃんはしゃっくりに見舞われている。ちょっとかわいい。


「……しゅわしゅわ」


 浦和は無表情だが、どうやら『ボンサイダー』を堪能しているようだ。

 ……って、みんなの飲む様子を観察していても仕方ない。俺も飲むか。


「ごくごくっ」


 ……ま、味は普通のサイダーだ。

 この商品って、名前だけのインパクト勝負だもんな、どう考えても。


「ね、あんたならどう作戦立てる?」


 さっそく大宮から訊ねられる。そうだな……ここは。


「まずは、左側の道から進んで、広場に出る。そして、相手が進撃していないのを確認してから、池に近づく。そこで、大宮の召喚龍で対岸の木々をまとめてぶっ飛ばす。これで、もし対岸に相手がいたら、まとめて攻撃もできる。もし召喚龍をものともせずに攻めてきたり、あるいは逃げようとしたら浦和と雛子ちゃんの弓矢と雛人形で追尾する。まぁ、相手が対岸にいればの話だけど」

「うん、まぁ、あたしも同じ考えかな」


「……でも、博物館前から動かないことも考えられる」

「そうなんだよねっ……! あたしが龍神を使うことを知られちゃってたら、わざわざ対岸に来ないと思う。『サイタマ百年の森』を通って、競輪場のほうから回り込むとか、あるいは空を飛んで、ひとっとびに広場に来ちゃうことも考えられるんだよねっ」

「そうなると、公園の中心部で桜の木とベンチを盾にしながら戦うようになりそうだな」

「うん、そうなると敵味方入り乱れて白兵戦かなぁ……」


 そうなると、作戦もなにもあったもんじゃないな……。

 しかし、無策というのはよくない。もっと情報を集めよう。まずは、味方から。


「そういえば、浦和はなにか召喚獣を使えるのか?」


 こちらの戦力を十分に把握するためにも、訊ねる。サイタマスーパーバトルのシステムは浦和を元に作られたのだから、おそらく浦和だって召喚獣を使えるんじゃないだろうか。


「……使える。大鰻を呼び出すことができる。ウラワのイメージが鰻一色になるので、できるだけ使いたくはないのだけれど」

「大鰻か……それは、具体的にはどんな感じで相手を攻撃できるんだ」

「巨体を以て、相手を蹴散らす。……ただし、水際でしか使えない」


 大宮同様に、水際専用か。召喚獣の威力は絶大だが、使える範囲が限られる。

 それに、召喚獣を過信すると、前の大宮みたいに武器でやられる可能性だってあるからな。あまりアテにしてはだめだろう。


「難しいな。こちらから突っ込んでいっても、隠れる能力が高い朝霞りくっていう狙撃手がいるわけだし、待ち伏せされて撃たれる可能性がある。まずは、狙撃手以外の奴を誘き寄せて各個撃破できればな」


 やはり、そう簡単に作戦はできあがらない。


「ま、とにかく歩きながら考えよっ! いろいろと見て回れば、なにか思いつくかもしれないしっ!」

「そうだな、ここで立ち止まってても仕方ないしな」

「そ、そうですねっ……! いろいろと地形を確認しておかないと」

「……情報をより多く集めることが大事」


 俺たちは売店をあとにして、登り坂を歩いていく。まずは、桜がたくさん植えられている公園の中心部『自由広場』に移動する。


「えとっ……中心部は土なんですねっ」

「うんっ、博物館のほうに行く道はアスファルトだけど、桜がいっぱいあるところは土。お花見シーズンは、ここにみんなビニールシート敷いてるし。……で、もうちょっと進んで右に行くと公衆トイレがあって、その裏から石段を降りていくと、池」


「…………このトイレを盾にして、相手の出方を見るというのは?」

「そうだな。でも、それは相手も考えるだろう。ここは目立つからな。たとえば相手が『サイタマ百年の森』から競輪場に入り、野球場のほうから回り込んできたら、対岸と迂回してきた敵の両方から攻められる可能性がある」


 拠点を作るということは、そこに自分たちが足止めされて、囲まれる危険性も伴う。難攻不落の要塞に籠るのならそれもありだが、公衆トイレじゃ、まさに雪隠詰めになりかねない。トイレで全滅させられるのは悲しすぎる。


「うーん、じゃあ、トイレのところで対岸を監視する役と、池の北岸を回ってくる敵を監視する役と、競輪場と野球場を通って迂回してくる敵を監視する役に分けるとか」

「野球場のほうから来る敵が距離的に一番遠いから、そちらを監視するとなると、こちらの連携が取りにくくなるな。公衆トイレに一人、北岸監視に一人、あとは、公衆トイレと北岸監視する役の間に一人だ」

「へっ? でも、監視範囲が狭すぎると、敵に囲まれちゃうんじゃない?」


「いや、囲まれる前に、こちらから仕掛ける」

「仕掛けるって、どこへ?」


「それは、まずは、対岸だ。ある程度時間を取って、相手が迂回してくるのを待つ。そして、相手のうちのひとり迂回の途中で対岸が手薄になったところで、大宮の召喚獣で対岸に一発ぶちかます」

「それで、相手が動かなかったら? そもそも迂回しないで三人で守りを固めてる可能性もあるわけでしょっ?」


「そこは読み合いだな。こちらが序盤に攻めずに守っていれば、相手は痺れを切らして攻めてくるだろう。そもそも、モーニングスターなんて重い武器を持ってる川口という奴が危険を冒して、池を飛び越えてきたり、弓矢の餌食になる南岸の道路部分を突っ込んでくるとは思えない。迂回してでも、メインストリートのほうから来るだろう。そもそも鈍重な奴が対岸にいたら逃げ遅れるから、そいつはそもそも池には近づかないと思う」


「つ、つまり……まずは、そのっ、重たいモーニングスターを持っている人を無視して、ふたりを倒すんですか?」


「ふたりいっぺんは無理だろうな。戸田ってやつはボート系の召喚魔法を使うらしいから、対岸にスタンバってるだろう。そいつをまずは倒したい。できれば、大宮と浦和の召喚魔法による遠距離攻撃で。こちらから相手の岸に近づくと、どこにいるかわからない狙撃手から撃たれるリスクがある」


「まずは、戸田ってやつがターゲットね!」


「ああ。で、狙撃手は積極的に攻めてこないだろうから、次に川口ってやつを、公園のメインエリアで三体一で仕留める。もし相手が攻めてこないようだったら、睨み合いだな。なんなら無理をせずに時間切れに持ち込んで、優勢勝ちを取ればいい。痺れを切らして空から来たら、浦和の弓矢を中心にして撃退すればいい。無理に突っ込んでくるようなら、大宮と雛子ちゃんで協力して撃破してくれ。雛祭で足止めして、大宮の剣で闘えば、仕留められると思う」


「……確かに、森の中に潜んでいるであろう狙撃手を無理に相手にする必要はない」

「ああ、無視できる危険ならスルーしたほうがいい。ただ、相手がひたすら守りに徹した場合となると難しいな。お互い、池を挟んでほとんど当たらない遠距離攻撃を応酬するだけで終わりかねない」


「うーん、派手に暴れたいけど、狙撃されるんじゃなぁ……」


「まぁ、終盤までに体力と魔力が消耗しきっちゃってると、最後の十分ぐらいで一気に攻め込まれる可能性もあるからな。でも、まさか狙撃する奴は突撃してこないだろうから、戦力はこちらのほうが上だろう」


 リスクを冒すより、まずは負けないことを考える。そして、相手が痺れを切らすのを待つというのが大事だと思う。


 特に、暴走癖のある大宮と、パニックになりやすそうな雛子ちゃんがいるから、なおさら不測の事態が起きやすい積極攻勢は控えるべきだ。


「もし最後の十五分までにこちらが劣勢だったら、そのときは大宮を中心にして三人で攻めこむ……そういう展開には、なってほしくないが」


 つまり、この場合は一か八かの突撃ということになる。無策というのは、本当に最低最悪だ。

 しかし、転進はありえない一発勝負なのだから、そうなったら突っ込むほかない。


「うんっ、だいたいわかった! やっぱり実際のフィールドを見ながら考えると、いろいろと頭も回るねっ!」

「はいっ、相手の動きとか、こちらの対処法とか、想像しやすいですっ」

「……情報収集は大事。きっと、いけると思う」

「まぁ、あとは隅々まで見ておかないとな。博物館のあたりとか、競輪場や野球場、サッカー場の中とか」


 まさか、そのあたりが戦域になるとは思わないけど、念には念をだ。一度見てるのと、見てないのでは、違う。


「んじゃ、案内は任せてっ!」


 俺たちは大宮に先導されて、オオミヤ公園内の各施設を回って行った。


 まずは博物館。門を入ったところに、竪穴式住居が復元されている。大昔はここらへんに集落があったらしい。


 ついでということで博物館にも入館して、展示物も見ていく。時代ごとに土器や鎧、朱印状、ミヌマ通船の閘門式運河についての模型などもある。


 閘門式運河(こうもんしきうんが)とは、スエズ運河などでも使われている方式だ。それが、すでに江戸時代にすでにミヌマで利用されていた。川については、やはりサイタマは先進エリアなのだ。


「次は、競輪場っ! 場外開催日は誰でも無料で入れるのっ! 場外開催日ってのは、オオミヤ競輪場以外の競輪場でレースをやるときにオオミヤ競輪場内でも車券を買って、敷地内のいたるところに設置されている映像で応援できる日ねっ! 場内ではアジフライとかメンチとか、焼き鳥、ラーメンとかいろいろ売ってるし、お茶なら無料で飲めるよっ!……まぁ、中高年のおじさんが多いから、若い子とか女の子はかなり入りにくいけど」


 と言いつつ、大宮は先頭に立って、競輪場(『サイタマ百年の森』に接する裏口)のゲートを入っていく。ちなみに『サイタマ百年の森』とはいうが、そこまで木が多いわけではない。林以下と言っていい。

 ともかく、競輪場内に入っていく。


「場外開催日っていっても、すごい人がいるんだな」


 てっきりそんなに人がいないと思ったら、意外なほどに活気があった。ちなみに、入場者のおじさん率は見た感じ90%以上だ。


「オオミヤ駅前からバスも出てるし、オオミヤ公園って駐車場がけっこう広いからっ! 第二公園のほうにも車止められるしねっ。ちなみに野球やサッカーの開催日は滅茶苦茶混むから心して来たほうがいいよっ!」


 おじさんたちの視線を浴びつつも、大宮に先導されて進んでいき、駐車場側の正面ゲートから競輪場を出た。


「……で、競輪場出て右が野球場。で、その奥がサッカー場。この野球場とサッカー場の間にある狭い道を進んでいくと、公園の広場に行く道と、最初にあたしたちが『ボンサイダー』飲んだ庭園のあるところに出る道に別れるからっ。その途中に、過去にサイタマ県知事をやった人の碩徳碑ってのもあるよ。あ、ちなみにメインエリアの南限には江戸時代にサツマイモを広めて有名になった青木昆陽の碑もあるのっ。これは、サイタマで一時期サツマイモ栽培が盛んだったから、青木昆陽を讃えるために作られたものね!」


 ……さすがはサイタマに精通している大宮だった。普通に歩いているだけでは、いずれもわからないことだらけだ。


「あとは……オオミヤは氷川神社が有名だけど、オオミヤ公園の隣に護国神社もあるの。正確には道路を渡るけど、護国神社の大きな鳥居が公園内にあるの」


 護国神社っていうと、先の大戦で亡くなられた方々を祀る神社か……。


「……あたしたちが平和な世界でサイタマバーチャルバトルをやっていられるのも、命をかけて郷土のために戦ってくれた人たちのおかげだからね……護国神社に参拝して、最寄りの北オオミヤ駅から帰ろうと思う」

「そうか……。そうだな」


 実際、サイタマ県の護国神社がこの地にあることを初めて知った。別に、俺は特別な政治思想を持っている人間ではないが、どうにも素通りすることはためらわれた。


 俺たちは競輪場と野球場の間の登り道を進んで、広場に出ると、公衆トイレのほうに向かって大きな石鳥居をくぐり、そのまま進んでいく。そして、道路を渡った向こうに、護国神社があった。社殿のほかには、神風特攻隊として散ったサイタマ出身の飛行兵の仲間が立てた銅像と、特攻隊の出撃基地があった知覧から植樹した特攻花がある。ちょっとした資料館もある。


 氷川神社や公園内は人が多いのに、護国神社はひっそりとしていた。ここでは俺たちも無言で参拝して、そこから歩いて五分ほどのトウブ線の北オオミヤ駅に移動した。


「あと二週間。サイタマ県央サイタマスーパースクールの実力を見せるために、みんな、がんばろうねっ!」

「は、はぃっ……! み、みんなで勝ちたいですっ!」

「……燃えてきた」

「ああ、必ず勝とうな。俺も帰ったら、またいろいろと作戦考えてみる」


 北オオミヤ駅前で、俺たちは勝利を誓い合った。


 前線で戦う大宮たちのために、後方支援をしっかりとやりたいと思う。戦闘能力に恵まれない分、自分のできることにベストを尽くしたい。そう、心から思った――。


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