第357話 後進育成アゲイン

〈Zero〉『ごめん、お待たせ!』

〈Rei〉『いえいえー。私も今来たところですからー』


 ってデートの待ち合わせかっ!

 と、言ってきたのが【Teachers】の誰かならそんなツッコミをいれたくなるやりとりにも、何とかツッコまないように耐えながら、俺はレイさんと待ち合わせた空中都市から空中庭園へとエリアチェンジができる門の前へとやってきた。

 周囲に他のプレイヤーの姿はなく、門の前に立つ衛兵然としたNPCが立っているのみ。周囲のオブジェクトは純白を貴重とした建物もいくつがあるが、その隙間、本来であれば奥の街並みか木々や地平線なんかが見える場所に映るのは、青い空と眼下の雲たち。そして俺たちの前にある門の奥ももちろん限りなく白い雲と青い空でいっぱいだ。

 その奥の方には少し小さく浮島が見えるのだが、この門をくぐると俺たちプレイヤーはその浮島に転移することとなる。

 果たしてどうやって移動しているのか、というのは「ゲームだから」、で説明するしかないのだから考える意味もないのだが、そもそも魔法が存在する世界なんだから、それを理由にするしかないのだろう。そんなことを考えつつ、俺は画面に映る景観から視線を動かし、待ち合わせた犬耳獣人の女の子――ガンナー装備のレイさんの見た目をチェックした。


 昨日は後衛用のローブ姿だったレイさんは、今は雰囲気を一変させて身軽そうな軽装装備の装いになっている。上は青地に白いラインがいくつか入ったベストタイプの装備に、下は膝丈までの黒色のキュロットパンツ。どちらも遠隔アタッカーが重要視するステータスである器用さを上昇させる効果のある装備で、どちらもバザールでそれなりに安価な値段で出回っている、一般的な装備だ。

 俺はその装備よりも高性能で高価な黒づくめの装束装備を使ってるけど、昔はその装備を使っていたこともあったから、レイさんの恰好を見てちょっと懐かしいって気持ちが湧き上がった。

 とはいえ……〈Zero〉が着た場合の時よりも、女性キャラが着た場合は露出する肌の割合が多くなっているので、大人しめな雰囲気のレイさんのキャラとはちょっとギャップがあるようにも見えなくない。

 もちろんそのギャップが可愛いとも思うけど、まぁ大概の女キャラは可愛いからね。

 でも……レイさんのキャラの見た目、個人的にドストライクなんだよなぁ。

 いや、もちろんこんなこと言ったりはしないけどね?


 俺の一番はリアルのだい。それは揺るぎない真実だからさ。

 って、そもそも仮想世界の3Dモデルとリアルの彼女を比べるのもどうなんだって話なんだけどね!


 っと、いかんいかん。見た目ばかり気にしたってしょうがない。

 そもそも見た目は単純にプレイヤーの志向を反映するだけで、キャラの性能には関係ないのだから。


〈Zero〉『じゃ、行こうか』

〈Rei〉『はいー』


 色々雑念は浮かんだけど、俺はとりあえず見た目上のレイさんのガンナーに対して及第点、という評価をしつつ、門前でお互いのキャラを向き合わせていた状態を変化させ、レイさんを伴って門から先へ出発する。

 エリアの切り替え中は一瞬画面が暗転し、右下に『LOADING』の表示が出るわけだけど……やっぱりこのエリアに関しては『LOADING』の間にどうやってあの浮島に移動してるのか、リアルだったら絶対気になっちゃうよね。

 そんなことも考えながら俺は切り替わったエリアにて、レイさんのエリアチェンジの完了を待つ。

 ちなみにPCのスペックの関係か、〈Zero〉で主に使用する高性能ノートPCは〈Nkroze〉で使うデスクトップPCより読み込みの時間が体感的に1,2秒早いんだよね。

 こういう処理速度の差って、もしかしたら秋の拡張で来るPvPに影響するかな?

 そうだとしたらこのPC使えるのはありがたいなぁ、なんてことを思っている間もなく。


〈Rei〉『いやー、このエリアチェンジ中のルート気になりますねー』


 と、俺がエリアチェンジを終えた直後、レイさんもエリアチェンジを終えてそんなことを言ってきた。

 しかしまさか俺と同じことを考えていたとは、ほんとにこの世界が好きなんだな、レイさんは。


〈Zero〉『うんwそれは俺も気になるw』


 そんなレイさんの言葉に俺も同調しながら、十字軍の騎士を模した重装備の甲冑を着た〈Zero〉を動かし、狩り場となるエリアの方へ進んでいく。

 しかしゲームの仕様上当然なんだけど、この甲冑を着たキャラと身軽そうなキャラとが同じスピードで走ってるって、リアルじゃあり得ないよなぁ。足の長いエルフと足の短い小人族も同じ速度だし、物理法則無視してるとしか思えないし。

 もちろんゲーム設定とリアルを比較すること自体意味はないけど、移動の最中俺は改めてそんなことを考えたりもしつつ。


 移動すること数分で。


〈Zero〉『じゃあこの辺の鳥相手に戦ってみようか』

〈Rei〉『はーい』


 俺は目的地としていた、俺とレイさんのスキルからすればそこそこの強さの雑魚モンスターがいるエリアへとやってきた。

 普通のスキル上げならここで後衛が支援魔法とかを唱えだすけど、今はそんな役割の仲間はいないので、お互い適当に戦闘準備用スキルを発動させ、俺は手近なところにいた青色の小人族のキャラよりも少し大きいかなってサイズの鳥型モンスターを釣ってみるのターゲットを取る

 俺がヘイトを持った瞬間、それまで穏やかに流れていたBGMが戦闘中の音へと切り替わり、俺はレイさんが見えるように視点カメラを切り替えながら、鳥型モンスターのタゲを取る。

 ちなみにモンスター自体は嘴が鋭利にとがってて、リアルで見たらそりゃ怖いだろうけど、状態異常とか瀕死ダメージとかっていう怖い技も使ってこないし、二人で倒すにはうってつけのモンスターだったからね、攻撃を防ぐことに集中してなくても死ぬことはないって判断の上での視点変更だ。


 そして、攻撃を捌きながらレイさんが銃を構え、銃撃するのを見守るが……。


 ふむ。


 狙撃体勢に入り、狙いをすまし、攻撃する。

 その動きは基本に忠実で、ゲーム開始時のチュートリアルで銃と弓を使うなら、という説明を受ける時の動作と酷似している。

 だが、チュートリアルで教えてもらえる動きは分かりやすさを重視しているため、得手不得手はあるだろうが、基本的には誰でも再現可能なレベルの動きなのだ。

 撃ち終わって、またレイさんが銃を構え、照準を合わせ、銃撃する。そんな動きを繰り返し何度か続けた末、2分ほどの戦闘でモンスターを倒したが……この戦闘から俺が下したレイさんへの判断は、よく言えば普通。

 もちろん決して悪いわけではない。

 ガンナーの中には“早撃ち”と称して構えてからすぐに銃弾を発射する奴もいるが、そういう奴らは総じて照準合わせが雑で、ミスるか適切なダメージ量を与えられないハーフヒット止まりとなることが多い。

 それに対してレイさんはミスすることなく攻撃をしていた。

 だから、悪くはない。

 でもその動きは決して、良い、というわけでもない。


 一言で改善点を言うのであれば、照準合わせが遅いのだ。

 ガンナー上位層の実力を持つプレイヤーと普通のガンナーの差はここにある。

 俺たち上位層無謀にも構えてすぐ撃つ早撃ちする奴らよりはわずかに発射までの時間はかかるが、脳内で敵の動きを予測し、構えてからターゲットマークが出るまでのほんのわずかなラグの間に、照準合わせを行いつつ、ターゲットマークが出たらそのままバーンッと撃つか、ずれが合ったらコンマ数秒で照準を修正し、出来る限りの速さで適切なダメージを与えるのである。

 これがガンナーにおけるDPSを分ける動作なのだ。

 つまりガンナーの力量とは、いかに普段からモンスターを観察し、どの辺りにターゲットマークが出るかを予測できているか、ということが関わっている。

 もちろん今のが1匹目だったからね、どんな敵だったか分かってなかった可能性もある。

 ということで。


〈Zero〉『次釣るね』

〈Rei〉『おkでーす』


 何かアドバイスをすぐにするでもなく、俺は続けて近くにいた敵を引っ張ってきて、戦闘アゲイン。

 俺がターゲットを取り、またレイさんが見えるように視点を動かすと、先ほどと変わらない様子で、少しゆったりなテンポの攻撃が始まる。


〈Zero〉『スキル、適当にやってみていいよ』

〈Rei〉『はーい』


 そんな変わり映えしない通常攻撃の連続も少し見飽きたので、さっさと倒せるようにスキルを行使するよう指示を出すと、俺のログに返事をした直後、マルチプルショットを発動させるログが見て取れた。

 そのスキル発動までの早さは、ログを見てからすぐ、だったんだけど……。


 やっぱり発射までにまた少し時間がかかる。

 もちろんベストショットだったからさ、威力は十分でモンスターも撃破出来たんだけど……ふむ。


 レイさんに対して送るアドバイスは……。


 そう思って俺はキーボードを叩いて。


〈Zero〉『タゲマ出る位置って、予測してる?』


 後続の敵を釣りにはいかず、レイさんに向き合って戦闘中のプレイに対する問いを投げかける。

 そんなゼロに対して、レイさんは少し顔を上げてゼロの方を見て。


〈Rei〉『一応たしかこのへんだったなって感覚でやってますけど・・・』


 自信なさげなログが返って来たわけである。

 これあれだな、リアルだったらちょっと困り顔とか、そんな感じなんだろうな。

 さすがにログに合わせて表情が変わることなんてないから、俺の方を見てくるレイさんは変わらず少し眠たそうな目をしたままなんだけど、これはこれで「むむ」って感じに言ってるようにも見えなくはない。


〈Zero〉『雑魚モンスターの動きは、基本全部同じアルゴリズムなのは知ってるよね?』

〈Rei〉『あ、それは知ってますー。えーっと』

〈Zero〉『うん?』

〈Rei〉『つまり、私は遅い、ですか?』


 だが、俺の発言から言わんとすることを察したのだろう。見事に俺の言いたかったことを言い当てられたので。


〈Zero〉『ご名答。悪くはないけど、悪くないだけ。もっと速いテンポで撃てるといいかな』


 とね、教えを乞われた以上変に気を遣ったことを言ってもしょうがないので、俺ははっきりと俺が思ったことを言ってあげた。


〈Zero〉『どの辺に照準合わせるか想定してれば、もう1,2秒早く撃てるんじゃないかな』

〈Rei〉『ふむー』

〈Zero〉『ボス系モンスターはどうタゲマが動くかも考えながら照準合わせしなきゃいけないけど、雑魚はタゲマ自体は敵の動き自体に合わせて動いてるだけで、敵とタゲマの位置関係は変わらないわけじゃん?』

〈Zero〉『なので敵がどう動くかを予想してれば、自ずとどこに照準合わせればいいかも分かるじゃん?』

〈Rei〉『それは、そうですけどー・・・』

〈Zero〉『意識して慣れていけば、出来るようなるさ』

〈Rei〉『はーい・・・がんばりまーす』


 そしてさらに真面目なアドバイスをレイさんに送ったわけだが、うーん、この返事、なんかうちの生徒相手みたいだなぁ。

 でもサポーターであれだけの技量を持ってて、ログへの対応も早いんだから、きっとレイさんのプレイヤースキルで考えれば、きっとすぐ上達はすると思うんだよね。


〈Zero〉『じゃあもうちょっと練習してみようか』


 千里の道も一歩からって言うし、うん。ここは何とか頑張って欲しいところだぜ。

 そう思って俺がまた次のモンスターを釣ってこようと思ったら。


〈Rei〉『1回お手本見せてもらっていいですかー?』


 と、百聞は一見に如かずと思ったのか、今度はレイさんからこんなお願いを伝えられた。

 いや、でも俺昨日のスキル上げで十分見せたと思うんだけど……と思ったんだけど、なんと。


〈Zero〉『着替えてるしw』

〈Rei〉『足止めはしますからー』


 俺が返事をするより早く、レイさんは銃装備からメイスへと装備を変更させ、キャラクターグラフィックをしきりに点滅させながら、装備の変更を行っているようだった。

 そしてさっきまでのベストとキュロットパンツというラフな格好から、昨日スキル上げの時に見た、ローブ姿の後衛へと様変わり。


〈Zero〉『ちょっと待ってね』


 そんな変更を先にされてしまっては、もう俺も着替えるしかないので、とりあえずメイン武器を盾から銃に変更し、俺のステータスバーに装備変更に伴うスキル使用不可アイコンを表示させる。

 フィールドやダンジョンエリアで武器を変えるとね、3分間のスキル使用不可になるのはもうお馴染みに仕様だね。

 そしてそのペナルティタイムを発生させてから、俺はいそいそと鎧を脱いでいつもの黒を基調としたガンナー仕様の恰好へとチェンジし、まだスキルは使えないけど、通常攻撃なら出来る体勢を整える。


〈Zero〉『おk。じゃあまず釣るね』

〈Rei〉『はーい』


 そしてレイさんに確認を取り、俺はその場から攻撃できる鳥を適当にターゲットし、通常攻撃で釣ってみる。

 その攻撃の着弾直後、3分のペナルティタイムを終えたレイさんがモンスターへの移動阻害魔法を唱えたようで、俺に向かってこようとした鳥は、その場でバサバサと羽ばたくのみの状態へ。

 まぁこの辺の敵なら殴られてもすぐ死んだりはしないけど、保険としてはありがたいね。

 なんたってガンナーは紙装甲だからな。


 だが移動阻害魔法はさほど効果が長くないから、俺はその魔法効果を確認するや、すぐに銃撃体勢となり、予測通りに出てきたタゲマの位置へ迷うことなく照準を合わせ、銃弾を敵へ命中させる。だがその1発で倒せるとは思ってなかったので、またすぐ次の攻撃をするための銃撃体勢を取り、照準合わせ、攻撃し、さらにもういっちょ構えて攻撃し……釣った時の攻撃含めた合計4回の攻撃でモンスターを撃破した。

 もちろん自分たちに入った経験値はさきほどまでとはスキル値が違うので雀の涙だけど、レイさんの移動阻害魔法が切れるであろう15秒以内に見事モンスターを撃破したわけだけである。


〈Rei〉『はやー』

〈Zero〉『まぁ武器も強いからね』

〈Rei〉『ふむー。でも、なるほど、構えてから撃つまでの時間も、次の攻撃に移るまでの時間も早いですねー』

〈Zero〉『こうでもしないと、近接アタッカーとDPSの差が開く一方だからね』

〈Rei〉『え、そこと張り合ってるんですか?』

〈Zero〉『そりゃガンナーだってアタッカーだし』

〈Rei〉『意識高いなー』

〈Zero〉『そういう目標があったほうが燃えるっしょw』

〈Zero〉『まー、それでもだいにはなかなか敵わないんだけどねw』

〈Rei〉『だいさんも強かったですねー』

〈Zero〉『あいつは攻撃間隔短縮に命かけてるからw』

〈Rei〉『なるほど・・・うん、でも勉強なりましたー』

〈Zero〉『それは何よりw』

〈Zero〉『じゃあもうちょい練習してく?』

〈Rei〉『はいー』


 そして改めて俺の動きを確認し、色々思う所もあったのだろう。

 やる気を見せたレイさんとその後も小一時間ほど練習を繰り返してから、俺たちはそろそろ帰るかと、揃ってプレイヤータウンへと戻るのだった。

 




〈Rei〉『今日はありがとうございましたー』

〈Zero〉『いえいえ、後輩ガンナーの育成は先輩ガンナーの使命だからw』

〈Rei〉『ありがたやー。でもやっぱりさすが先生なんですねー。ご指導わかりやすかったですー』

〈Zero〉『へ?』

〈Rei〉『あれ?【Teachers】って先生の集まりギルドなんじゃないんですか?』

〈Zero〉『ああwまぁ、うんwたしかにギルド名で職業バレはしてるもんねw』

〈Rei〉『そうですよー』

〈Zero〉『そういやさ、レイさんのギルドにはガンナーはいないの?』

〈Rei〉『あー・・・いないですね』

〈Zero〉『そうなんだ、まぁ元々ガンナー人口は多くないからね』

〈Rei〉『ですねー』

〈Rei〉『じゃあ、またご指導おねがいしまーす、ゼロ先生』

〈Zero〉『先生ってwまぁ、メインのスキル上げもよろしくねw』

〈Rei〉『はーい』


 街に戻って、プレイヤーホームの前まで辿り着いたのはだいたい22時前頃だった。

 そこでパーティ解散前に俺とレイさんはこんな感じで少し会話をしてからパーティ解散をした。

 しかしガンナーのいないギルドか。自分で元々ガンナー人口少ないって言ったけど、最近はガンナー人口も増えてきてるから、誰かしらやってそうなもんだけど……まぁ、少人数ギルドとかなのかもしれないしな。


 そんなことを思いながら、俺は椅子に座ったまま背を伸ばす。

 そして天井を見上げて、ふと思い出す。


 そういや、今日は特に宣伝なかったな。

 昨日は向こうのリアルに関わるカステラ屋の宣伝をされたわけだけど、今日はそこに関する話はなかった。

 まぁ昨日は俺が日常生活に関する単語を出したからこそ、ああいう話になったんだし、今日は純粋にLAの話をしてただけだから、そんな話題になるきっかけもなかったわけだけど。

 でももしあのお姉さんが〈Rei〉さんだとしたら……またみんなに「奇跡がー」とか聞き飽きたこと言われかねないか。


 俺はそんなことを考えながら、ログアウト処理をしてからPCをシャットダウンし、のろのろとベッドの上に大の字で横になり、再度天井をぼーっと眺め出す。


 うーん、しかし、一回落ち着け俺。

 LAの中の人とリアルでばったり会うとか、普通に起こることじゃないんだよ。

 オフ会でギルドのみんなに会ったり、ルチアーノさんやもこさん、風見さんや太田さんと会ったりしたせいで、俺の中でオンとオフの境が曖昧になってきてるだけなんだ。

 冷静に考えて、普通オンで出会った人とオフで会うなんて、滅多にあることじゃないんだから。

 

 ……でも、〈Rei〉さんであろうとなかろうと、あのカステラ屋のお姉さん、可愛い人だったなぁ。

 っと、いかんいかん! 


 天井を眺めながら、我ながら感覚が変になってることに一人苦笑しつつ、明日の合同練習のことに考えを切り替えながら、俺は連休明けの平日、9月25日の金曜日を終えるのだった。



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