第269話 特殊ギルドの本領発揮
〈Pyonkichi〉『って感じ!w』
〈Loki〉『いやー、びっくりしまくりっすw』
所々話を盛ったりとか、変な下ネタも交えたので、その時は俺や大和が訂正をしたりしながらだったけど、所要時間10分ほどでぴょんなりのうちのギルドへの説明が終わった。
その間ロキロキはこまめに相槌を打ちながら話を聞いてたけど、一連の話を踏まえたロキロキの感想は、うん、それが正しいと思う。信じらんないよな、普通。
まぁこのギルドの存在自体が、かなりレアなんだけどね。
ちなみにぴょんが説明したのはみんなの性別とか、年齢、住んでるとこ、職場、呼び方とか、話せるレべルでのこれまでやってきたオフ会の歴史。もちろんLAプレイヤーとして必要な、誰がどの武器使ってるなんかは俺や大和で補足したけど、ロキロキ以外が知り合いな上、彼もまた同業者だからこそなのだろう、ここまでオープンに情報開示するかね、というレベルでの情報が公開されたわけである。
ただあえてなのか、結婚しているリダと嫁キング、ジャックとくもんさんの関係は話してたけど、俺とだい、大和とぴょんが付き合ってるということは話していなかった。
たぶんこれはロキロキがオフ会に参加した時のサプライズ、なのだろうか?
まぁこの手の話は自分からアピールする話でもないと思うし、だいは当然としてぴょんも大和も何も言わないからね、いつか会う日が来たら言う、かな。
ま、オフ会に参加するしないに関係なく、一緒にやってりゃいつかは分かることだとも思うんだけどね。
俺らに限ってね、ずっと隠したままプレイするのはたぶんできないだろうから。ゆきむらとかあーすが言ってしまったり、あるいはぴょんがさらっと自爆するんじゃないかな、ってのが俺の予想である。
〈Pyonkichi〉『で、ロキロキはどこ住んでんだ?都立高だし、都内かー?』
そして俺らの説明が終わったからか、今度はまたぴょんがロキロキの話題へ話を転換。
もちろんここに至るまで、みんなもそこそこに
たぶんまだリダとジャックは二人でコンテンツ何やるかとか、編成の話をしてるんだろう。まだ嫁キング、戻ってきてないのにね。
まぁ今回できなくても、次回に活かせればいいって感じなのかな。
〈Loki〉『俺は八王子市民っす!』
〈Pyonkichi〉『お、じゃああたしと近いのか!』
〈Loki〉『そっすね!2年前から私立で講師やってたんすけど、その時に今のとこに引っ越したんすよ』
〈Zero〉『あ、じゃあ今年入都ってことなのか?』
〈Loki〉『そっす!』
〈Earth〉『そっちはルーキーなんだねっ☆』
〈Loki〉『遅咲きっすw』
ほおほお。2年前から講師ってことは、今年が1年目か。
なるほど、つまり講師時代は【Vinchitore32】でまだ頑張れたけど、今年からはやっぱそれも厳しくなったのか。
でも2年前から講師って、その頃ロキロキ、24歳、だよな?
となると、院卒か、浪人とか留年?
あー……元幹部って経歴考えると……留年が濃厚、か?
まぁこのへんはプライバシーの話だから踏み込まないでおくか。
〈Senkan〉『そういやロキロキの勤務校聞いてないけど、どこなんだ?』
〈Loki〉『あ、俺は
〈Zero〉『ほお。やっぱ多摩地区だと知り合いもいねーなー』
〈Senkan〉『俺もいないなー』
ロキロキが答えてくれた勤務校、都立常陽は八王子市にあるいわゆる中堅校で、俺や大和の星見台より偏差値的には上、だがだいの月見ヶ丘よりは下、って感じの学校だったと記憶している。
高体連の総会にいた学校だから女子ソフトもあるはずだけど、西地区だから大会で当たったこともないし、さすがに知り合いは0だな。
まぁ何も言わないってことは、だいも知り合いはいないんだろう、うん。
〈Yume〉『元々はどこ住んでたの~?』
〈Loki〉『あ、元々は千葉っす。富津市出身っす』
〈Earth〉『おっ☆』
〈Daikon〉『え』
っと、これは珍しく反応したな。
富津っていうと房総半島の方か。ってなると、だいとエリア的には一緒だもんな。
きっとそこらへんが反応の理由だろう、うん。
え? あーす?
あ、もちろんあーすが一緒なのも知ってるよ?
うんうん、忘れてたわけじゃないよ?
〈Loki〉『あれ、もしかして同じっすか?』
〈Earth〉『房総仲間☆あーちゃんとなっちゃんは木更津だよ☆』
〈Loki〉『おお、マジすかw』
〈Senkan〉『都内勤務多いけど、意外と東京出身いないんだな、俺らw』
〈Zero〉『そういやそうだな』
〈Yume〉『関東出身が多いのにね~w』
〈Yukimura〉『千葉の方が多めですか』
〈Yume〉『だね~神奈川はわたしだけだし、埼玉もゆっきーだけか~』
〈Pyonkichi〉『典型的な田舎を捨てたやつが多いってこったなー』
〈Hitotsu〉『むむ、田舎、悪くないですよっ』
〈Earth〉『大阪もやでっ☆』
そしてそこからちょっとだけ、みんなの住んでるところの話になったりしたけど、たしかにそうか、東京出身がいないのか、珍しい。
俺もだいも、大和もぴょんも、新しく加わったロキロキも東京都の地方公務員で、上手くいけば来年からゆきむらも一緒なのに、誰一人として生粋の都民がいない不思議。
まぁ、東京ってそういうとこだろうけどさ。
真実よ、すまんな。
〈Pyonkichi〉『じゃ、距離は問題なさそうだし、ロキロキも20,21にやるオフ会くるかー?』
〈Zero〉『いきなりかw』
〈Loki〉『オフ会っすか!そういうの今まで参加したことないっすね』
〈Yume〉『誘いはや〜w』
〈Earth〉『あーちゃんも行くよっ☆』
〈Hitotsu〉『私も行きます!』
〈Senkan〉『って、今回はいつもと場所違うし、簡単に誘っていいものか?』
〈Yukimura〉『ジャックさんのおうち、10人もお邪魔して大丈夫なんですか?』
っと、たしかに。
ぴょんはどうせ誘うんだと思ってたけど、ゆきむらいいとこに気づくじゃないか。
そう、今回の会場は今までと違ってジャックんち。
居酒屋とかじゃないしね、元々9人が行くのもギリギリって可能性あるし、大丈夫なんだろうか?
〈Loki〉『え、ジャックさんちでやるんすか!?』
〈Pyonkichi〉『そだぞー』
〈Loki〉『ってことは・・・!?』
〈Zero〉『くもんさんもいるはずだぞ、と』
〈Loki〉『そういうことですよね!?』
〈Jack〉『あ、大丈夫だよーーーー』
〈Yume〉『お〜』
〈Pyonkichi〉『じゃあ来るしかないな!』
〈Loki〉『うす!!』
マジか。すげえな。
でもほんと、それだけくもんさんに会いたい、のかな?
相当尊敬してるんだろうなー、これ。
〈Zero〉『フッ軽だなー』
〈Earth〉『でもこれですぐ仲良くなれそうだねっ☆』
〈Hitotsu〉『私も皆さんに会えるの楽しみですっ』
〈Yume〉『だね〜わたしもいっちゃんに会えるの楽しみだよ〜』
〈Senkan〉『いやぁ、倫の妹だもんなぁw』
〈Yukimura〉『待ち遠しいですね』
〈Pyonkichi〉『さぁ今回は何人が生き残るかな・・・!?』
〈Loki〉『え!?』
〈Zero〉『なんのボケだよそれ・・・』
ということで、ロキロキも今週末のオフ会への参加が決定。
でも勢いで決めた感あったけど、部活とかないんだろうか? 体育科の若手ったらね、うちの将斗みたいに土日にガンガン駆り出されそうな気もするけど。
〈Zero〉『そういうや、体育科って話だけどロキロキの専門は?』
〈Loki〉『あ、サッカーっす!』
ほお。サッカーか。
あれか、うちの将斗と同じか。となると、あいつも今年入都のサッカー部だし、もしかしたら知ってるかな?
〈Loki〉『今まで講師だったんで部活顧問持たなかったんすけど、やっぱ顧問持つって楽しいっすねw』
〈Pyonkichi〉『わー・・・キラキラしてんなー・・・』
〈Yume〉『フレッシュだね~』
〈Senkan〉『俺も初めて主顧問持った時は同じ気持ちだったぞw』
〈Hitotsu〉『やったことない種目でも、顧問になることあるんでしたっけ?』
〈Zero〉『もちろん』
〈Senkan〉『俺は1年目は男バスだったなー。2年目から水泳の副顧問で、3年目から主顧問になれたぞ』
〈Yukimura〉『だいさんは?』
〈Pyonkichi〉『聞かれてるぞーゼロやん』
〈Zero〉『いや、さすがに顧問の経歴は知らねぇw』
〈Yume〉『ほ~、知らないこともあるんだね~』
〈Zero〉『いや、なんだと思ってんだw』
フレンド歴は7年目でも、リアルで知り合ったのは3か月前だし。
仕事の話はLAの中で細かくしてたわけじゃないからね。
恋人同士とはいえ、全部知ってるわけじゃないよ、うん。
〈Daikon〉『私は最初から女子ソフトよ』
あ、さすがに俺も答えないと答えてくれましたか。
よかったよかった。
〈Zero〉『そうなのか』
〈Earth〉『野球と違って専門の人少なそうだよねーソフトボール☆彡』
〈Loki〉『女ソフっすか!知り合いなんすけど、講師の頃の学校で女ソフの顧問だった奴、今年から都立で顧問やってますよ!』
〈Zero〉『ほお。どこ?』
〈Loki〉『すんません、忘れたんで学校聞いときますw』
〈Loki〉『ゼロさんも女子ソフトなんすか?』
〈Zero〉『おう。俺とだいは合同チームの監督同士だからな』
〈Loki〉『え?マジすかw』
〈Pyonkichi〉『すげーよなー。どんな奇跡だってーの』
〈Yume〉『夏の大会見に行ったんだよ~』
〈Hitotsu〉『いいなぁ』
〈Senkan〉『懐かしいなw』
〈Yukimura〉『暑かったです』
と、まぁ結局こういう仕事の話が盛り上がるのは、同業者の為せる技だろう。
でも知り合いがどっかの女ソフの顧問か。どこなんだろ?
って、まずあれか、どこでやってたか聞いてみるか。それ次第では、意外と若い顧問でも侮れない学校かもしれないし。
〈Zero〉『そういや、勤めてた私立ってどこだったんだ?』
〈Loki〉『
〈Zero〉『ほほう』
〈Senkan〉『ほお』
〈Pyonkichi〉『どこだそれー?』
〈Yume〉『わたしも知らないな~。ゼロやんとせんかんは知ってるとこ~?』
〈Zero〉『女ソフだとけっこう強い方だな。インターハイ出るほどじゃないけど、毎回支部予選抜けて都大会出るとこ』
〈Senkan〉『水泳もけっこうつえーとこだなー』
〈Earth〉『部活学校なのかな?☆』
〈Loki〉『一部の部活だけっすけどねwでも勉強はw』
〈Yume〉『大変だったの~?』
〈Loki〉『まー、けっこう荒れてましたからね!』
〈Earth〉『おー、頑張りましたっ☆』
〈Loki〉『ほんと、今幸せっすw』
〈Senkan〉『さすが常陽かw』
なるほどなるほど……。
ほんと、普通のギルドじゃ考えられないような会話だけど、これが出来るのが俺らの強みだもんな。
ゆきむらは後学のためになるし、真実もなんだかんだ興味持って聞いてくれてるし、仕事の相談なんかもみんなに出来るから、今年新採のロキロキにとってもいい場所になるんじゃないだろうか?
〈Gen〉『仕事の話がしやすいのが、うちのいいとこだなw』
〈Jack〉『まったくだねーーーーw』
お、戻って来たか。
〈Pyonkichi〉『さすがリダwいい具合にまとめてくれたなw』
〈Gen〉『リーダーだからな!w』
〈Jack〉『でも編成発表は今度でーーーーw』
〈Yukimura〉『あ、そうなんですか?』
〈Gen〉『仁とともに嫁が寝てしまいましたw』
〈Yume〉『あら~、ママおつかれさまだね~』
〈Earth〉『嫁キングおつかれさまっ☆』
〈Daikon〉『そんな日もあるわよね』
〈Hitotsu〉『いつか仁くんも会ってみたいです!』
〈Gen〉『おうw宇都宮で待ってるぜ!w』
〈Zero〉『ま、でももうすぐ22時か』
〈Senkan〉『けっこう話し込んだなw』
〈Jack〉『ロキロキの活躍は、土曜日からだねーーーーw』
〈Loki〉『うす!でも皆さんにお会い出来て光栄ですよほんと!』
そしてリダとジャックが戻って来たけど、案の定嫁キングが戻らずということで今日はロキロキの紹介だけで終わりそうな流れに。
ま、土曜はオフ前日だしな、きっとみんな来るだろう。
あ、真実にIDとパスワード持ってこいって言うの、忘れないようにしないとな。
とまぁ、そんな流れで今日の活動はあとは各自、ってなると思った矢先。
〈Loki〉『ゆきむらさん、もう寝ますか?』
む。
なんだ、ゆきむらに声をかけるとは、どうしたんだ?
〈Yukimura〉『はい?まだですけど、何か?』
〈Loki〉『あ、じゃあ俺主催やるんで、スキル上げ行かないすか?さっき聞いた感じのスキル帯だと、ゆきむらさんの刀と俺の苦無ならちょうどいいかなって』
〈Yukimura〉『主催してくださるんですか?ありがとうございます』
ほほう。そっか、たしかにさっきみんなのスキルレベル話し合ったけど、たしかにゆきむらの刀とロキロキの苦無、近かったもんな。
スキル上げはソロか応募を探すことが多いゆきむらにとっても、これはありがたい誘いだな。
〈Pyonkichi〉『おーwさっそくデートのお誘いかー?w』
〈Yume〉『うわ~、おじさんくさ~いw』
〈Senkan〉『言い方が冷やかし覚えたての中学生でもあるなw』
〈Jack〉『でも見習うべき姿勢だよーーーーw』
うむ。ぴょんの言葉は無視するとして、ほんとジャックの言う通り。
スキルは上げて損はない。
さすが、元【Vinchitore32】の支部幹部……!
〈Zero〉『じゃ、俺らもいくか?w』
〈Daikon〉『あ、うん』
ということで、ロキロキの発言の流れを汲み、俺もだいとパーティを組むわけです。
早いとこカンスト、目指したいし。
〈Pyonkichi〉『お前らは個別でやれ』
〈Earth〉『ぴょんつめたーいっ☆』
ったく、まぁもう慣れたけどさ、こういうのも。
ということで、俺が床に座っていた〈Zero〉を立たせ、そそくさとギルドハウスから移動開始。
何も言わずともだいもついてきたし、うん、この辺はもう阿吽だな!
〈Jack〉『じゃあ、残りはゆめ・ぴょん・あーすと、リダとせんかんかなーーーーw』
〈Pyonkichi〉『へ?』
〈Gen〉『ほおw』
〈Jack〉『1番先に5人揃えて出発できたチームが勝ちってことでーーーーw』
〈Yume〉『なるほど~スキル上げやるの久しぶりだな~』
〈Pyonkichi〉『勝負ならしょうがねえな!あーす、主催よろ!』
〈Earth〉『おおっ、任されよっ☆』
〈Senkan〉『じゃあ俺はリダの知名度に甘えさせていただこうかなw』
〈Gen〉『よかろうwギルドリーダーの腕前見せてくれるw』
〈Loki〉『あ、その勝負って、俺移転したてですごい不利じゃ?w』
〈Zero〉『問答無用。もう戦いは始まっているのだよ』
〈Yume〉『あ、ゼロやんとだいもう移動してるじゃんwはや~』
〈Gen〉『くそw出遅れたかw』
〈Earth〉『掲示板いそげー☆』
と、俺らはもうギルドハウス出るとこだから見えないけど、ログの感じジャックのふっかけた先に編成終えたチームが勝ち、という勝負に向けきっとみんなも移動開始。
あ、でもあれじゃん。真実とジャックは、どうすんだ?
〈Hitotsu〉『あ、私は・・・?』
〈Jack〉『いっちゃんはあたしと組もーーーーw』
お。ジャックが組むのか。となると、これは急がねば……!
知名度じゃジャックに勝てるやつなんかいないし……!
〈Hitotsu〉『ええと、ジャックさんはまだ上げるスキルあったんですか?』
〈Jack〉『さすがにあるよーーーーw』
〈Jack〉『今誘い送らせるねーーーーw』
〈Yume〉『送らせる~?』
〈Gen〉『ジャックが主催じゃないのか?』
〈Hitotsu〉『え、ええ!?』
〈Senkan〉『どうしたどうしたw』
〈Hitotsu〉『入っていいんですか・・・?』
〈Jack〉『もちろーーーーんw』
〈Zero〉『ん?どうしたんだ?』
〈Hitotsu〉『緊張します・・・』
〈Jack〉『ちょうど今空いてるって言ってるからねーーーーw』
〈Loki〉『え、まさか!?』
〈Pyonkichi〉『おいおいwそれは反則じゃねーか?w』
〈Jack〉『ちゃんと掲示板使わせるよーーーーw』
〈Hitotsu〉『よ、よろしくおねがいします!』
〈Hitotsu〉『あ、チャットミスです><』
〈Yume〉『慌ててるな~w』
〈Senkan〉『なるほど、それほどの人物かw』
〈Loki〉『羨ましいっす!w』
なーるほど。
ログの中に具体的な名前は出てこないけど、俺がスキル帯330~での応募を中央都市の掲示板に書き込んでから、真実のメイスのスキル帯である190前後でのスキル上げ募集を見て、俺はこの一連のくだりの答えを得た。
まぁロキロキの言葉からもうお分かりだと思うが、そこに記載されている主催者の名前は〈Kumon〉。
くもんさんが盾で、ジャックは弓か。で、真実がメイス。いや、これ編成的にもすぐ集まりそうだし、ずるいな!
真実もまさかの誘ってきた相手に動揺して、
そして結局、スキル帯や編成、知名度、運など様々な要因はあったとは思うけれど、この編成完了スピード勝負は1位ジャック&真実チーム、2位俺&だいチーム、3位ゆめ&ぴょん&あーすチーム、4位ゆきむら&ロキロキチーム、そしてここからけっこう遅れて、5位リダ&大和チームという結果になった。
ま、リダのとこはタンクジョブ二人っていう編成だったしな。うん、どんまいリダ。
ということで、編成を終えた俺たちは、普段は一緒にプレイすることないプレイヤーを交えて各々スキル上げへ出発し、それをもって本日の活動とするのだった。
……ロキロキの腕前、あとでゆきむらに聞いてみよっと。
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以下
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情報開示回、でした。
ぼちぼち11章のメインシナリオへ進みます……!
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本作スピンオフシリーズである『オフ会から始まるワンダフルデイズ~Side Stories~』。3作目となる〈Yuuki〉が掲載されております。
ゆるーく更新していきます。
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