第265話 平日休みは貴重。ホント、貴重

「……やん」


 ……ん?


「ねぇ、そろそろ起きてもらってもいいかな?」


 ……ええと、今何時だ……?


 薄らと明けた目に差し込む朝日。

 その眩しさに俺はしっかりと目を開けることができない。

 それでも耳に届く心地よい声が、俺の鼓膜を通り脳に届き、朝からいい気分にさせてくれる気がする。


 ああそうだ、俺だいの家に泊まったんだ。

 

 少しずつ目を開くと、今誰かが俺の顔を覗き込んでいるのが分かる。

 その顔は笑顔、というわけではないけれども、よく知った顔。

 いや、知っているだけではなく、俺が最も大切な――


「ったく。ほらもう、私は仕事なんだからちゃんと起きてよ。ゆっきーが朝ごはん作ってくれたよ?」


 あれ、ちょっと不機嫌?


 って、ゆっきー?

 ああ、ゆきむらね。そうそう、そういえばゆきむらもいるんだったな。

 いやいや、でも朝ごはん作るとか、さすがにないだろ。だってついさっき一緒にコンビニ行って、戻って来てまだそんな経ってないだろ?

 それなのにもう起きてるとかね、ないない。


「ああもうっ! しょうがないわ、ゆっきー二人だけで先に食べましょ」

「え、いいんですか?」

「ええ、構わないわ。せっかく作ってくれたご飯冷めちゃったら、もったいないもの」

「あ、冷めたらまた温めますけれど」

「いいのよそんなに甘やかさなくて。それよりありがとうね、作ってくれて。昨晩用意できなかったから、今日はコンビニで買ってくしかないかなって思ってたし」

「いえいえ、こちらこそ勝手にキッチンと食材をお借りしてしまって。でも、だいさんのキッチンも冷蔵庫も、色んな分類がはっきりしててすごい使いやすかったです」

「あ、本当? それならよかった。やっぱりほら、使いやすくないとさ、なかなかやる気も起きないじゃない? だからそこはね、気を付けてるんだ」

「なるほど。参考になりました」

「ううん、私の方こそありがとうだから」

「いえいえ。あ、お弁当箱も見つけたので、お昼も作りましたから、よろしければぜひ持って行ってください」

「あ、本当? ありがとね、すごく助かる」

「いえ、そもそもご迷惑をおかけしたのは私ですから」

「そうね。そこは、今度は気を付けてね?」

「はい、気を付けます」

「うん、じゃあいただきます」

「いただきます」

「あ、お味噌汁美味しい……」

「お口に合いますか?」

「うん。普段から料理してるんだなって、分かる味だね」

「ありがとうございます。でも、以前いただいただいさんのご飯の方が、美味しかったと思いますけど」

「そんなことないよ。ゆっきーのご飯も美味しいもの」

「そう言ってもらえると、嬉しいです」


 なるほどなるほど。

 いやぁほのぼのした会話ですなぁ。


 って!


「っつ……あー、腰いてぇ……」

「あ、おはようございます」

「やっと起きたの? ほら、まず顔洗っておいでよ」

「あー……はい。分かりました……」


 いや、マジでゆきむらちゃんと起きてるじゃん!

 っていうか、え、眠そうでもないし、すごい平然としてるし!?


 床で寝ていたせいで痛む腰をさすりながら俺が半身を起こし、パッと時計を確認すれば、現在午前6時40分。

 俺とゆきむらがコンビニから帰ってきて、改めておやすみをしたのが3時20分くらいだったから、そこからの経過は3時間ちょっと。

 いや、でも今しがたの会話をぼんやりと聞いてた感じ、ゆきむらは早起きして朝ごはんを作り、だいのお弁当まで作ったみたいだし、二人が朝食を囲むテーブルを見れば、そこには白ご飯も置いてある。

 昨夜に予約なんかした記憶ないから、起きてから炊いたってことだろうから……え、君どれくらい寝たの? ってレベルだよね。


「ゼロさんも、朝ごはんご一緒しませんか?」

「今ならまだ温かいうちに食べれるわよ」


 そんなバキバキの身体で半身を起こした俺にかけられる、温かい言葉とちょっと刺さる言葉たち。

 なんというか……不思議な光景である。

 でもまだ二人ともパジャマ姿でね、そこはちょっと眼福。可愛い。


「うん、じゃあ、いただきます」


 そんなことを考えつつも、俺もそこでようやく起き上がり、固まった身体をほぐすように伸びをしてから、まずは顔を洗うために洗面台へ。


 そんな起き上がった俺にだいは少し呆れた顔を、ゆきむらはいつも通りの表情を見せてたけど、マジでゆきむらはいつも通りって感じだからちょっとびっくり。

 その様子からは昨夜というか、未明というか、草木も眠る丑三つ時頃に俺とゆきむらがコンビニに行ったことなどまるでなかったかのように感じさせてくるし、そこでの正直気が気じゃなかった会話すら、本当に起きたことなのか何だか疑わしくなってくる。


 いや、でも。


「うわ、やっぱりくっきりじゃん……」


 洗面台の鏡に映る俺の左肩には、くっきりとした歯形の痕。

 うん、そりゃね、すぐ直るなんて思ってなかったけど、やっぱり昨日の色々も現実だったのは間違いない。

 いやぁ……なんかちょっと、ゆきむらと顔合わせんの、やだな……。


 昨夜は正直反応に困ることが多かったけど、よく考えれば昨日のゆきむらの発言は、なんというか思春期に知識を手に入れたばかりの中学生みたいだった。

 性行為というものに興味津々で、とにかくしてみたい、的な。


 いや、でもそれは普通男の子が思うことで、女の子なんだからもっと自分を大事にして欲しいと思うんだけど、なんというか、そこらへんがゆきむらだからなのだろうか。

 うーん、やっぱりよく分からない。


 っつーか、朝からこんなこと考えてるのも、馬鹿馬鹿しいな……。


「じゃ、いただきます」

「どうぞ、お召し上がりください」

「寝てただけなんだから、片付けはよろしくね?」

「あー、はい。それくらいはやるよ」

「あ、私がやりますよ?」

「いいのよ甘やかさなくて。それにほら、ゆっきーは早く帰らないと。月曜だし学校あるのよね?」

「ゆずちゃんは今日学校ですし、私は今日の講義が午後からなので、平気ですよ。それに朝の電車は、混んでそうですし」

「あ、そっか。たしかに通勤ラッシュの中帰るのは嫌よね」

「はい。だいさんは何時にお家を出るんですか?」

「私は7時15分くらいだけど……そうなると、ラッシュに巻き込まれちゃうか」

「そうですね……」


 あ、ほんとだ。味噌汁美味い。

 そういや初めてゆきむらと会った日の翌日、ゆきむらだけじゃなくぴょんもゆめもうちに泊まった日も、飯作ってもらったっけ。

 いやぁ、いいね、一汁一菜。この野菜炒めも、簡単なように見えて味付けもしっかりしてるし、濃すぎない感じが朝食にぴったりだね。

 

 なぁんて、朝食の片付け指令を引き受けた後、俺は二人の会話に参加せずもぐもぐと朝食をいただいていたのだけど。


「え、何?」

「あ、いえ……その……」


 気づけば、ゆきむらが何か言いたげな様子でこちらを見ている。

 まるで仲間にいれますか? はい、いいえ、みたいな雰囲気だけど、いやそもそもゆきむらはもう仲間だし。

 え、何だろう?


「9時過ぎたら電車も空いてくるだろうから、そのくらいの時間までゆっきーの面倒見てあげてくれる?」

「え?」


 そんな疑問を抱いていた俺に答えをくれたのは、何か言いたげな表情を浮かべるゆきむら、ではなかった。


「え、あの、いいんですか?」

「今日はお休みの暇人さんなんだし、大丈夫よね?」


 え、だいが出勤した後、俺2時間弱ゆきむらの面倒見るの?

 いやー……ちょっと嫌というか、気まずいんだけど……。


「あの、だいさんはいいんですか? 私が、ゼロさんと二人でいても」


 おお、いいぞゆきむら! もっといけ!

 さすがにもういい大人なんだしね、もう夜中でもないんだし、カフェとかで一人で時間潰して帰れるよね!


「別に、酔ってないなら平気でしょ?」


 って、だいさあああああん!?

 いや、それ俺への信頼かもしれないけど、ほら、ゆきむらは一応争奪戦を繰り広げてるつもりなんだよ?

 うん、素面でもさ、ね?


「え……私、酔ってる時何かしたのでしょうか?」

「あ、そっか、覚えてないのよね。うーん、そうね、何かしたといえば、してたわね」

「むむ」

「でも今は普通そうだし。頃合いを見て、新宿駅の乗り換えまでゼロやんに送ってもらったら?」

「さすがにJRからの乗り換えは、大丈夫ですけど……」

「念には念を、よ」

「分かりました。ではお言葉に甘えます」

「うん。じゃあよろしくね」

「え……あ、はい」


 嗚呼、無情。

 俺に決定権ないんかい!

 でも、逆に考えれば、これはだいから俺への信用、だよな……!?

 二人になったって何もないって、信じてるわけだもんな。

 うん、もちろん何もない。

 ならば、応えるしかないか……!


「だいさんって……」

「なぁに?」


 だが、俺がだいの期待に応えるべく決意を強めている間に、今度はゆきむらが不思議そうな顔でだいを見つめていた。

 そのゆきむらへ、これまた不思議そうな顔を向けるだい。

 なんていうか、ほんとに姉妹みたいだなぁ、この二人。


「あ、いえ。何でもありません」

「え、何よ? どうしたの?」

「いえ、ゼロさんとお二人、仲が良いなぁと思っただけです」

「え、まぁ、うん。そうね。仲は良いわよね?」

「え、そりゃ、うん。否定しません」


 でも、結局ゆきむらは何も聞かなかった。

 それをはぐらかすために発したであろう「仲が良いな」というのもたぶん本音だとは思うけど、言いたいことをズバっと言うゆきむらにしては、その言動はちょっと珍しい。

 でもあえてね、そこに突っ込むことを俺もだいもしなかった。

 何と言うか、思ったことを全部言う必要はないし、全ての疑問をぶつける必要もない。

 言いたいことを飲み込む力、これもね、人として大切なスキルだからね。

 友達に彼氏が出来たと言ってたけど、きっとそれが与えてる影響って、大きいんだろうな。

 何となく、そんな気がする。


 そしてその後も他愛もない会話をし、朝食を終えた俺たちはパパっと片づけをして、だいは仕事着へ、俺とゆきむらは昨日着ていた服へ着替え、予定の7時15分より5分ほど遅れた7時20分、俺たちは全員揃ってだいの家を後にしたのだった。




「じゃ、気を付けてな」

「うん。行ってきます」

「頑張ってくださいね」

「うん、ゆっきーも気を付けて帰ってね」

「はい。色々とご迷惑おかけしました。ありがとうございました」


 そしてだいの家の駐輪場からだいが自転車を持ち出し、俺とゆきむらで颯爽と自転車に乗って職場へ向かっていくだいをお見送り。

 二人ならね、行ってきますのハグとかキスとかするところだけど今日はなし。って、そもそも家の外でやることではないか。


「さて」

「はい」

「この時間だと駅前のカフェくらいしかやってないけど、とりあえずその辺で時間つぶすか?」


 だいが出勤し、ゆきむらと二人になった俺は、通勤ラッシュの終わる時間までの時間の使い方を考え出すことに。

 とはいえね、今言ったやつ以外、他に案も浮かばないんだけど。


「あ、ゼロさんは一度お家に戻らなくていいんですか?」

「ん? 別にそれはいいさ。ゆきむら送ってからで」

「私は、お時間あるならゼロさんのお家、行きたいです」


 いやぁ……。

 ちょっとね、これは言われるかなって、思ってた。


「さすがにそれはダメだって。いいか? 一人暮らしの男の家に、女の子が一人で行く意味を考えたまえ」


 でも、それを認めることは当然出来ない。

 男側に彼女がいないならまだしも、彼女ありの身分が堂々と彼女でもない女性を招き入れるなんてね、紳士たる男児ならあり得ないからね。

 昨日は散々と自分の残念な過去を思い返すことになったけど、もうその頃の俺とは違うのだ。

 って、さすがに過去の俺でも彼女いるんだったら、そんなことしなかったと思うけどさ。

 あ、でもあれね、彼女の同意あれば、ギリセーフだよね。うん、そうしないとこの前の亜衣菜の件、矛盾しちゃうし?


「ダメですか?」

「いや、だからさ、分かってんのか? そりゃゆきむらがうちに来たところで俺に何かされることなんてないけどさ、その話をだいが聞いたらどう思う? 俺がゆきむらを送ることは認めてても、さすがにそこまでは許してくれないぞ?」


 そんなことしたら、絶対俺に対するお怒り確定。

 そして絶対に悲しませる。だからそれはしないのです。

 どんなにゆきむらがうちに来たいと思ったとしても、ね。


「そうですか……」

「そうです。じゃ、他に案なしってことで、行くぞ? コーヒーくらい奢ってやるよ」

「あ、私コーヒーより紅茶派です」

「あ、そうなの? じゃあ紅茶で……って、どっちでもいいけどさ」


 ということで、さすがにここはすんなりと引いてくれたゆきむらと共に、俺は少し時間がかかるけど、勝手知ったる高円寺駅方面へ歩き出す。

 ゆきむらもゆきむらでね、だいに嫌われたくないって気持ちもあるんだろう。

 ここら辺は、なんというかほんと難しいってか、不思議な関係だよな、ほんと。


 朝の通勤時間は、足早に歩くスーツ姿のサラリーマンや、近所の学校に向かうランドセルを背負った小学生、制服姿の中高生も多い中、今の俺は傍から見れば平日の朝から女連れで私服でふらついてるフリーターのように見えるだろう。

 そんなことも思いつつ、俺は小癪にも手を繋ごうとしてきたゆきむらの手から逃げたりするなんて小競り合いをしながら、のんびりと数時間前に歩いた道とは逆方向へ、杉並区の朝の街を歩くのだった。






「送っていただいてありがとうございました」

「おう。気を付けて帰れよ」

「はい。とはいえ、一度家に戻ったら、また都内に戻ってくるんですけどね」

「あ、そっか。学校は都内か」

「はい。では、今度のオフ会も楽しみにしてますね」

「おう。じゃあな」

「失礼します」


 午前9時15分頃、俺は埼京線のホームから電車に乗り込んだゆきむらを見送った。

 ピークを越えたとはいえさすが新宿、それなりの人の数ではあるけど、とりあえずゆきむらは席に座れてたので、一安心。

 ゆきむらも学校をサボるって発想はなかったみたいで、時間ぴったりの行動してくれたし、そこらへんは、やっぱゆきむららしさか。


 ちなみに喫茶店での会話はさすがに周囲に人がいたからか、思春期真っ盛りな会話は行われず、だいとどんなデートをしたりしてるのかという質問が多かった。

 ほんと、最近は完全にある意味恋愛脳というか、それについて知りたがることが増えたよなぁ、ゆきむら。

 知らないことを知ろうとするのは悪いことじゃないけど、恋愛ってなると自分一人ではどうにもならないこともあるし、そもそも恋愛観は人によって違うんだから、知るってのも一筋縄にはいかないと思うんだけど。

 特に俺なんかゆきむらとは性別が違うわけだしさ、俺に聞かないでゆめとかに聞く方がタメになると思うんだけど。


 昨日のオフ会の時もそこらへんはゆめも気にしてくれてたけど、来週あたり俺からゆめにも相談してみようかな……。


 去っていく電車を見ながら、俺はぼんやりと今後のゆきむら対応について考える。


 しかし、昨日会ったばっかなのに、来週またオフ会か。

 いやぁ、ほんとこんな日々が来るなんて、思ってもなかったなぁ。


 来週の9月19日から始まる4連休、地元からは真実が遊びに来て、20日の日曜から21日にかけては、ジャックの家でのオフ会がある。

 たしか大阪からあーすも来るって話だし、リダ夫婦以外の9人が参加だもんな。

 ほんと、首都圏だけならまだしも、地方からも参加者がいるんだから、大したもんだよ。


 俺が【Teachers】のギルドに入った頃は、ほんとこんなことになるなんて思わなかった。

 結成当時なんて、オフ会のオの字もでなかったしな。


 でもま、おかげで日々は充実した、か。


 【Teachers】で出会ったみんなは、みんながみんな、いいやつだ。

 そりゃオフ会開催前に引退しちゃった〈Chon〉とか〈Kamome〉とか、リアルで会ったことないやつもいるけど、少なくともあいつらも、チャット上ではいいやつらだった。

 うん、【Natureless】と【Mocomococlub】と、二つのギルドを通って来たけど、なんだかんだ【Teachers】が一番充実してるな。

 もちろん、その最大の要因はね、だいがいるから、なんだけど。


 とにかくあいつだけは、悲しませたくないし、笑ってて欲しい。


 うん、これが俺の最大の願い。

 これは、絶対に大切にしてかないと。


 そのために、もっとあいつを知っていきたい。

 喜ばせたいし、安心させたい。

 色々ズレてるとこもあるだいだけど、そんなところもひっくるめて、抱きしめていきたい。


 ……ま、このまま過ごしていければ、大丈夫だと思うけど。


 今日も夕方なったら、会いに行こう。

 うん、なんだったらなんか仕事お疲れのスイーツでも用意して。平日だったら、色々買いやすいかもしれないし。

 あ、そしたらどっか、有名なところあるだろか?


 ふと思い立ったことを実現するため、俺はスマホの口コミのいいスイーツを探したりなんかしたりしながら、久々に一人になった時間をのびのびと過ごすのだった。






―☆―★―☆―★―☆―★―☆―★―☆―★―☆―★―☆―★―☆―★―☆―★―

以下作者の声です。

―☆―★―☆―★―☆―★―☆―★―☆―★―☆―★―☆―★―☆―★―☆―★― 

 タイトルは作者の心の声です。笑


 何か起きそうな感じも出してますが、誕生日オフを軸とした10章はここまで。

 色々過去を振り返ったゼロやんは、今後どう進歩していくのか、はたまた……。

 11章はあのあーすも参加する大規模オフをメインに。くもんもついに本編に参加してきます。

 のんびりとお待ちください!


(宣伝)

本作スピンオフシリーズである『オフ会から始まるワンダフルデイズ~Side Stories~』。3作目となる〈Yuuki〉が掲載されております。

 こちらも近々始動予定。

 本編の回顧によろしければ~。


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