第255話 甘く切なく何より苦い5
そして迎えた、12月24日。
2学期が終わりを迎える前日、だけど俺からすればその日はもちろん、彼女がいて迎える初めてのクリスマスイブである。
正直この日は授業どころじゃなかった。
なんたってね、俺にはこの日のために練ってきたプランがあったから。
この日は元々カナの家に泊まるという話にはなってたんだけど、これは両家の両親ともに了承済み。
真実はちょっと文句垂れてたけど、父さんなんかは笑って了解してくれたし、この時にはもう俺とカナの交際は両家公認となっていたのだ。
ちなみに付き合って早々に、カナの両親とは俺がお邪魔してるときに鉢合わせる形で顔を合わせたんだけど、俺が通ってる学校を伝えると、その段階から割と評価はよかった。
田舎って大学よりも高校の学歴が有効なこと多いんだけど、たぶんその効果があったんだと思う。
というかね、うちの娘みたいな馬鹿でいいの? って逆に聞かれたくらいだし。
その時はそんなことありませんよ、ってしか言えなかったけど、カナは気が利くし、しっかりしてるし、正直見た目の判断で誤解しそうになるけど、かなりいい子。
これが今の俺にとっての彼女の評価である。
むしろ、俺なんかが付き合ってもらってありがたいレベル。
ほんと、俺は彼女に楽しい思いをさせてもらってるけど、どれほど感謝を返せてたのだろうか。
俺のことを優しいと言ってくれるカナだけど、俺からすれば優しいのはカナの方。
この時の俺は、ほんと彼女に支えてもらってたんだよな。
だから、クリスマスこそは。
そんな決意を持って、俺は放課後になるや否や、カナとの待ち合わせ場所である秋田駅へと向かうのだった。
秋田駅についたのは、どうやら俺の方が早いようだった。
県内一の大きさを誇る駅といえど、そもそも電車文化のない地域。クリスマスイブとはいえそこまで人通りも多くなく、改札近くに置かれた電飾を着飾るクリスマスツリーはやけに寂しく見える。
そりゃ、都会と比べたらそもそもの人口が違うのもあるけど、駅というものが生活の拠点かどうか、そこが大きな差だった気がするね。
「あれ、ちゃんと授業受けたのかー?」
「当たり前だろっ」
そんな風に、もう一年ちょっとしたら離れることになる地元の駅を眺める俺のそばへ、いつの間にやら相変わらずのギャルっぽい雰囲気を隠さないカナが近づいてきていた。
開口一番の言葉は、まぁ彼女らしいったら彼女らしいけど、カナこそちゃんと授業受けてんだよな? とか、そんなこと思った気がするな。
現れた彼女は放課後なんだから当然の制服姿。それに紺色のダッフルコートを羽織ってマフラーを巻き防寒仕様。
マフラーで口元が隠れるとともに、けっこう色落ちもしてきた長い髪がマフラーに当たってもふっとなってて、夏とは違うその姿も愛らしい。
しかしなんというかね、他のJKたちもそうなんだけど、よく生足を晒してると思うよ。
足、ほぼノーガードなんだよな。
雪国のJKプライド恐るべし。
頬が赤くなってるのは、寒いからだろうけど。
ちなみにこの年、雪は積もるほどじゃないけど、ちらほら降ったりはしていたので、もう自転車は今年の営業を終了。
基本的な交通手段がこの頃は市営バスだったかな。
彼女も学校からここまでバスでやってきたようである。
「あー、さむっ」
だがやはり12月は寒いかどうかで言われたら、寒い。
身を縮こませながらやってきたカナが、ポケットにいれた手をおもむろに取り出し。
「とりゃっ!」
「
「あー、リンあったかー」
俺の首の両サイドへタッチ。
一瞬にして首の体温が奪われるのではないかと思うほどの冷たさが俺を襲う。
「いや、あっためんなら、ほら」
だがその手を振り払うこともなく、俺はそっとずっとポケットの中に入れてあっためていた自分の手を重ね、少しでも彼女の手が温まるように努めてみる。
彼女の手は冷えに冷えて冷たかったけど、すべすべした肌が触れ合う感じは、やはり悪いものではなかった。
この光景、今考えるとかなりパカップルだな。
公衆の面前で、制服姿のカップルが見つめ合って手を重ね合ってんだから。
「んー? ふーん」
そんな俺の振る舞いに、一瞬驚いた様子を見せたカナが、パッと彼女の代名詞とも言える悪戯っぽい笑みに切り替わる。
その余裕を持った笑みは、交際関係において彼女の方が立場が上であるというのを示すような、そんな感覚を俺に与えてくるのは、付き合いたての頃から変わらない。
「な、なに?」
「いやー、スマートにやるようになったなぁと思いまして」
「俺だって、彼女できてもう4ヶ月だし?」
「そっか、もうそんな経つのかー」
「なにそれ他人事みたいだなぁ」
そう、カナと付き合って4ヶ月。
俺もね、この期間に色々と女の子の扱いを理解してきたつもりだし、カナという人間にも慣れてきた。
だから彼女のこの顔にも、慣れてはきたのだ。
可愛いと思うのは変わらないけどね。
「悪くないね」
「だろ?」
「ん、じゃ、ここ寒いし、お店見に行こ」
「おっけ」
彼女の言う悪くないは、言われる身としても悪くない。
これが彼女なりの愛情表現だとは思う。
でもあわよくば、今日でそれともおさらばだ。
それが俺のサプライズ、だからね。
そんなこんなで、クリスマスムードに彩られた駅近のビルなんかで服を見たり小物を見たりとちょっとした買い物をした後、帰り際に二人であったかい飲み物を買ったりしながら、俺たちはカナの家の方向へ向かうバスに乗り、彼女の家へと向かうのだった。
「あ、降ってきた」
「ほんとだ、ホワイトクリスマスだね」
「積もるかなー」
「んー、天気予報的に、まだ積もることはないんじゃない?」
「そりゃありがたい。雪道歩くのしんどいからさー」
「生足だし、転んだら寒そうだよね」
「ほんとね、周りに合わせてるけどほんとは下にジャージ履きたいし」
「あ、そうなんだ」
「そうだよー。寒いものは寒いっ」
バスを降り、彼女の家まではあと5分くらい。
手を繋いで寄り添って歩いていると、ふと俺たちの視界に白いものが降って来るのが目に入った。
この年は12月前半に軽く一度積もったけれど、その後さほど降り続かなかったため、現在残っている雪はまばらな感じ。
だから雪が珍しいってわけではないが、クリスマスを迎えた日に雪が降るというのは、なんとなくロマンティックな気がして悪い気はしなかった。
でもやはり雪が降るほどには寒いので、「寒いっ」と言ったあと、カナが少し身体を密着させてくる。
そんな姿に、最初の頃より甘えられている感じがして、ほっこりしたりする俺であります。
ほんとね、彼女は基本的に偉そうというか、余裕を見せて俺を引っ張ることが多かったけど、かといってそれだけではなく、上手いバランスで甘えたり頼ったりしてくるのだ。
そこも彼女の魅力、だったんだろうな。
「早く帰ってあったまろっ」
「よし、急ごっか」
そしてちょっとだけ急ぎ足になり、彼女の家へ向かう。
俺のサプライズまであと少し。
そんなわくわくもあったから、俺の足取りも軽かったのを覚えてるね。
「あー、あったかい」
「食べてすぐ横なって、ちょっと罪悪感あるなぁ。やっぱり片付け手伝ってこよっかな」
そして彼女の両親とともにクリスマスディナーをいただいて、午後8時半頃。
さすがに彼女の両親と一緒にご飯を食べるのはそれなりに緊張したけど、会ったこと自体は初めてではなかったので、そこはなんとか乗り越えた。
食事を終えて、ケーキを食べて。片付けを申し出たけど彼女の母親に断られてしまったので、俺はカナとともに現在ベッドの上で布団にくるまり中。
夕飯食べる前に暖房くらいつけておけばよかったと彼女は後悔していたが、部屋が寒い分こうして彼女とくっついていられるのは、正直ちょっと嬉しかった。
でもやはり、ご馳走になったのに片付けもしないのはね、ちょっと申し訳ない気分にもなるよね。
「大丈夫だーって。お土産くれてパパ喜んでたし、リンの役目は、今わたしをあっためることです」
「うーん、どうしよっかな」
だが、額がくっつくほどの距離で俺にくっついてくるカナが俺を離してくれる気配なし。
ちなみに彼女の家へのお土産とは、うちの父さんおすすめの日本酒でした。
今日はそれを鞄にいれての登校だったので、先生に見つかったらどうしようとか、ちょっとドキドキしていたのは秘密である。
「そんなこと言うと、今日嚙むよ?」
「え、それはやめてください、ごめんなさい」
「ん。わかればよろしい」
そしてくっついてあったまりたがるカナにちょっと俺が冗談っぽく抵抗しようとするや、まさかの嚙む発言に俺は前言撤回を余儀なくされる。
え、何を嚙むのかって? それはもう、ナニでしょうね。
1回ふざけて嚙まれたことあるけど、あれはマジで痛かった。
「どうする? パパたちまだしばらく下にいると思うけど、1回する?」
「うわ、ムードも何もないなそれ」
「男のくせにムードとか気にすんのかよー。もうちょっとおっきくなってるくせに」
「う、うるさいなぁ」
ちなみに彼女の部屋は家の2階。俺の実家同様一般的な2階建ての戸建てである彼女の家は、1階がリビングやダイニングで、2階に彼女の部屋とお母さんの部屋と両親の寝室がある造りになっていた。
そんな構造なので、1階に両親がいるのなら、2階には今おれとカナの二人だけ。
なんとなくだけど、色々と気を遣ってくれている空気を感じたディナーだったけど、それに応えていきなり彼女の提案に乗るのも少し気が引けた。
そりゃこんな風にくっついてたらね、今までこの部屋のこのベッドで何回も繰り返してきた行為が脳裏をよぎって反応もするけど、先に俺にはやりたいことがあったのだ。
となれば、まずは定番のクリスマスプレゼントを渡すところから、である。
「先にプレゼント交換しようよ」
「えー、布団から出たくなーい」
「じゃあもうちょっとあったまったらでいいからさ」
「しょうがないなぁ。じゃああと5分こうしてよ」
「はいはい」
外では強がって生足を出すくせに、本当は彼女がこんなに寒がりなんて、何人が知っているのだろうか?
そんなことを考えると、改めて彼女への愛しさが募ったり。
そして部屋の温度がそれなりに上がってきたところで、俺はそっと彼女を離してベッドから降り、自分の鞄へ向かった。
「あ、わたしのはクローゼットの中にあるからとってー」
「うわ、雑っ」
一人ベッドの上に残った彼女がそんな情緒も何もないことを言ってくるけど、まぁこれも彼女らしいったら彼女らしい。
ほんと、自由で気ままな性格だったな、カナは。
「はい、じゃあこれどうぞ」
「ん、ありがと。リンもわたしのとってー」
「はいはい」
そして鞄の中にいれてた小さな箱をポケットの中にこそっといれつつ、赤い包装紙と緑色のリボンで結ばれた袋を取り出して、さすがに上半身だけは起き上がった彼女に袋を渡し、俺は彼女の指示するままクローゼットをオープン。
彼氏とはいえ彼女のクローゼットを開けるのは少し抵抗もあったけど、クローゼットの中は丁寧に整理されていて、人に見せても問題ないような美しさだった。
そんなクローゼットの中に、明らかにそれと分かる袋を発見。
「これ?」
「そそ、開けていいよ」
「ん、カナもどうぞ」
「おっけー。じゃあ、せーのっ」
一気に袋をオープン、とはいかず、お互い丁寧にリボンを外して包装紙からプレゼントを確認し、訪れた静寂。
「えー、マジかっ」
「うーん、まぁこうなる気はしたけど」
「ウケるー」
その静寂を破るように、カナは大きな声で笑いだす。
ちなみにクリスマスプレゼントには、コンセプトがあった。
それは、二人ででかけたくなるものを送ること。
そんなこと言われたらね、防寒着系かなって、思ってしまうところだけど、案の定。
俺が上げたのは普段カナが使っている紺色のマフラーよりも暖かそうな、白色のマフラーで、カナが俺にくれたのは、紺色をベースとしたチェック柄のマフラーだった。
そう、マフラーかぶりである。
「じゃあ明日から、このマフラーで登校だねっ」
「だね。こんなんだったらお揃いとかでもよかったんじゃない?」
「たしかに。でもリンがくれたのあったかー」
「ならよかった」
かぶったけれど、俺のあげたマフラーをつけて笑うカナは、正直めちゃくちゃ可愛かった。
またしても髪の毛がマフラーにのっかってもふっとなってる感じ、好きなんだよね。
「でも実は、もう1個あるんだ」
「え?」
「メリークリスマス、カナ」
「んー?」
そしてもう1個、サプライズのプレゼントを渡す。
これは何の約束もない、俺が彼女を驚かせるために用意した秘策。
「え?」
そして俺が手渡した小さな箱を受け取った彼女は、その箱の包装を解き、驚いた顔を見せた。
それは彼女が今まで見せたことがないような、心からの驚き、のように見えた。
その段階で、俺はもう内心ガッツポーズである。
「……お金ないって言ってたくせに」
「いつか使うって決めてた、お年玉貯金の出番かなって」
ここで実はバイトしてました、とか言えないのがあれだけど、すみません、校則でバイト禁止なので。
「これ、右でいいの?」
「うん、まだそっちでお願いします」
「うわ、ぴったりだし」
「アクセサリー入れに入ってたのお借りしまして、こっそりサイズを測らせてもらいました」
「え、いつの間に? って、リンのは?」
「はい、つけました」
「む、全然気づかなかった! いつつけたの?」
「今カナが箱開けてる隙に」
俺が2つ目のプレゼントを渡して以降、終始驚くカナの表情が見れたので、俺としてはこの段階で十分な戦果と言えよう。
そう、もうお分かりと思うが、俺があげたのはペアリング。
彼女が普段つけたりするピンキーリングなどから、何となく彼女の好みを察して選んだ、シルバーのシンプルなもの。
もちろん高いやつではないけれど、それでも彼女は喜んでくれたことが、嬉しかった。
「お揃いだよ」
俺とカナの右手の薬指にはめられた、小さな指輪。
これまでお揃いのものなんかなかったから、これがお揃い第一号。
どうにか彼女を喜ばせられないか考えた、俺の渾身の作戦である。
「……リンのくせに」
「たまには俺だってね?」
「生意気な……っ」
「ねぇカナ?」
「何?」
素直な言葉は吐かないが、嬉しさが滲み出ている彼女を見ていると、自然ともう1つの作戦に踏み切れる自信が湧いてきた。
なので俺は少し落ち着いたトーンで彼女の名前を呼び、彼女の視線を俺に向けさせる。
大丈夫、言える、大丈夫。
名前を呼んで、数秒、心の用意を整えて。
「好きだよ」
整えて、整えて、整えて。
ようやく言えた、この言葉。
言った直後、ものすごく恥ずかしくなってきたけど、それに耐えながら彼女の目を見つめ続ける。
だが、俺の言葉を受けた彼女は、無反応。
あれ? と俺が思っていると。
「うわっ!?」
いきなりベッド上を飛び立つように、カナが俺に飛びついてきたのである。
その彼女を何とか抱きとめつつ、俺に顔を押し付けてくる彼女を抱きしめる。
「……ほんとに?」
そんな彼女から発せられた言葉は、普段の彼女からは想像できないほどに弱々しかった。
「俺が嘘ついたことがあったかい?」
「……ないけど」
「好きだよ。今までちゃんと言ってなかったけど、カナのことが好きです。大好きです」
「……わたしも好き……」
「え?」
「こんな好きになると思ってなかった! でも、好き!」
「カナも、やっと言ってくれたね」
「だって……恥ずかしかったし」
「カナでもそんなことあるの?」
「あるしっ。……あんな始まりだったから、なかなか言えなかっただけだし」
「そっか。うん、カナが俺のことちゃんと好きになってくれてよかったよ」
「むしろあんな始まりだったのに、リンがどう思ってるのか、不安なる時もあったし」
「え、そうなの?」
「そうだよっ。全然好きって言ってこないから、ほんとはどう思ってるのか不安だったのっ」
「いやいや、もうけっこう前から好きだなーって思ってたよ?」
「じゃあ言えしっ」
「え、いや、その、ごめん」
「謝んなくていい!」
いやいやどっちだよ、なんて、そんな言葉は野暮ってものだろう。
ギュッと抱きしめてくる彼女を抱きしめ返し、俺たちはそのまましばし時を過ごす。
でもやっぱり、ちゃんと言ってよかった。
好きってのを言葉にすることって、大事なんだって分かったから。
これからはちゃんと好きを伝えよう。
ありがとうとごめんなさいと、同じくらい大事にしていこう。
身体を震えさせるほどに喜んでくれる彼女へ、どちらからともなくキスを交わしながら、俺は恋愛における大切なことを、また一つ学んだのであった。
「え~、けっこう仲良さそうだったんだね~」
「そうですね、放課後にクリスマスデートですか。いいですね」
「そうな、たしかに色々学んだことは多かったかな」
話せる範囲でこんなデートしたとか、そんな話をした俺にゆめやゆきむらがちょっと羨ましそうな目線を送ってきたので、俺も全部が全部悪い思い出はないことを伝える。
けど、これもう10年以上前の話だからね? わかってるよね?
たぶんここが、俺とカナの交際のピーク、だったんだろうな。
「でも、そっからどうやって終わりに向かってくんだー?」
そう、この恋愛には終わりがある。
終わったからこそ、亜衣菜との恋愛を経て、だいとの現在に至るのだ。
だからこそこの話は、ちゃんと終わらせねばならない。
「一緒にいすぎることが、必ずしもいいこととは限らねぇからな」
「お~~、せんかんなんか意味深だね~~」
「いや、一般論だって」
俺が一瞬見せた様子に気づいたのか、大和は何かを察したようにそんなことを言うけど、すげぇなこいつ、敵わんなー。
「続き、聞かせて」
「うん、ここまできたらな、話すよ」
さっき言った通り、俺の初彼女との話はここがピーク。
ここから緩やかに、だが確実に、話は終わりへと進んでいく。
……あの時の俺は、どうすればいいかも分からなかったけど。
俺とカナの恋の
―☆―★―☆―★―☆―★―☆―★―☆―★―☆―★―☆―★―☆―★―☆―★―
以下
―☆―★―☆―★―☆―★―☆―★―☆―★―☆―★―☆―★―☆―★―☆―★―
回想もいよいよ佳境です。
ちなみに本編がまだ9月なので、ちょっと時事ネタ的にクリスマス要素出してみました。(投稿2020/12/20)
この頃のゼロやんと今のゼロやんと、そんな対比を感じていただけたら幸いです。笑
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本作スピンオフシリーズである『オフ会から始まるワンダフルデイズ~Side Stories~』。3作目となる〈Yuuki〉が再開しております。
本編の回顧によろしければ~。
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