第225話 職場を出れば一般人

「ちーっす」

「お! おつかれさまーっす!」

「おつかれさまです」

「おつかれ!」


 俺が大和から送られてきた居酒屋に入ると、既にそこそこ盛り上がっていたであろう感じの大人たちがそこにはいた。

 全員の席の前には中ジョッキが置いてあるし、全員「生で」で始まったことの予想をするに難くない。


「北条もビールでいいよなっ!」

「うす」


 そして俺は島田先生と将斗が並んでいたので、対面に一人だった久川先生の左隣に着席。

 しかしほんと、島田先生は校外に出ると相変わらず別人だなぁ……。


「十河、どうだった?」

「来週からちゃんと来そうっすよ。お母さんとも和解して、自分の悩みとか、進路のこと話せてましたよ」

「おー、さすが! いい指導してきたねぇ」

「よっ! ベテラン!」

「よかった……。北条先生、ありがとうございます」


 俺のビールを待つ間に早速島田先生が俺に今日の出張の成果を聞いてきたのでそれに答えると、先に来ていた3人がそれぞれ俺のことを讃えてくれた。

 ちなみに島田先生は職場だと全員に敬語だし、年齢問わず先生っていう敬称もちゃんと付ける丁寧さを発揮するけど、本来の姿はこれ。今日のメンバーだと年齢も一番上だし、基本に年下の男は苗字呼び捨てで、俺には絶対できないが女性は「名前+ちゃん」付けになるのだ。

 うん、マジで別人級の変化だぞ。


 そして逆に最年少の将斗は黒髪短髪の、何と言うかひょうきんな感じを思わせる顔立ちをしている。身長は俺よりも少し低いくらい。とはいえ運動神経はね、抜群にいいんだけどね。

 でも俺に対して「ベテラン」呼びはやめてくれ。まだそこまでじゃないから。

 いや、お前よりはキャリア長いけどさ。

 ほんと、職場でもこんな感じだから、体育科と大和はいい指導してくれてるなぁ。


「どんなお話をしてきたんですか?」


 そして職場と変わらない久川先生のテンション。

 ちなみに彼女はいくら飲んでも様子が変わったところを見たことがないので、おそらくうちの職場でトップクラスにアルコールには強い。

 うん、うちのギルド最強のぴょんよりも強いと思う。


「将来やりたいことないのかーってところから少しずつね。こういう時は傾聴ってやつだよ」

「北条は生徒の話聞くの得意だもんなぁ」

「ほんとっすよね! 女子ウケの秘訣はそれっすか?」

「変なこと言うなおい」

「たしかに、北条先生は女子生徒から人気ありますもんね……」

「いや、久川さんもやめてってば……」


 久川先生の質問に答えた俺に襲い掛かる酔っぱらいの言葉たち。

 いや、俺が狙ってそれやってるみたいな発言はやめて欲しい。名誉棄損だぞほんと……ったく。


 あ、ちなみに俺も学校出たら職業バレしないように、なるべく先生呼びはやめるように意識してるぞ。


「イケメンは得だよなぁ?」

「ほんとっすよ! 不公平だっ」

「もうそんな飲んでんすか……?」


 だが俺のあきれ顔にも島田先生も将斗も止まらず、俺はわざとらしくため息をつきながら言葉を返す。

 でも、まだ19時前だし、みんな18時までの部活終わってから来てるはずだから、まだ1時間も経ってないはずだよね……?


「倫さんって大和さんと仲良いからよく一緒にいるっすけど、二人並んでるの見て喜んでる3年女子とかたまにいるんすよ?」

「おいおいBLのネタにされてんの? え、まさかお前ら禁断の……!?」

「やめい! 勘弁してくださいよ……っつーか、ほらもう、久川さんドン引きしてるじゃないすか……」

「え、あ、いえ、そんなことは……」


 そしてさらに悪ノリを続ける二人に辟易する俺。

 うん、否定してるけど久川先生、顔、ひきつってるよー?


「だいたい俺は彼女いますからね? 男同士とかないない」


 そう、男同士なんてありえない。俺にはそれはそれは美人で自慢の彼女がいるのだから。

 あ、この話題で別にちらっとあーすの顔が浮かんだとかね、そんなことは断じてないからね。


「あ、でたリア充! 爆発しろ!」

「……お前後輩だからな?」

「爆発しろ!」

「最年長悪ノリしない!」


 ……はぁ……ほんとに教員だよな? って、いや、まぁうちのオフ会も似たような感じったら似たような感じではあるんだけど……。

 もはや手に負えない感じの二人を前に俺が苦笑いしていると、ようやく俺の頼んだビールが登場。


 待ってました!

 いやぁ、金曜日の仕事終わり、しかも一仕事やり終えたあとだからね。


「じゃ、練習で! かんぱーい!」


 俺のビールが届くや否や、おそらく3人からすれば2回目となる乾杯を将斗が仕切り、俺たちはみんなでグラスを当ててそれぞれビールを仰ぐ。


 ……あー、美味い!!!

 どうしてこんなに美味いのか……罪深いなほんと……!


 と俺が金色に輝く回復薬に酔いしれていると。


「ちょっと一服してくるわー」

「お供します!」

「明日香ちゃん、色々聞きたがってると思うから話しとけよー」

「分かってますって」

「やー、喫煙者には世知辛い世の中になったよなぁ……」

「ほんとっすよー」


 と、自由過ぎるとツッコミを入れたくなる喫煙者の二人が、揃って席を立っていく。

 校内は全面禁煙だから、勤務中どうしてんのか知らないけど、たぶん島田先生は仕事中でもたまにタバコの匂いがするから、どっかでは吸ってんだろうな。

 将斗は知らん。というか、サッカーの人なんだから吸わない方がいいと思うんだけどなぁ。


 ということで、好き放題言うだけ言って二人が一時退出したことにより、室内には俺と久川先生の二人という状況に。

 これでようやく少しは真面目な話が出来るな!


「皆さん仲良いですよね」

「いやぁ、島田さんはほんと別人すぎっすね」

「たしかに。もう見慣れましたけど」

「まぁ、それは俺もそうだけど」


 おそらくお通しで来たのであろう枝豆をつまみつつ、俺はゆったりとした空気の中で久川先生と会話をする。

 一時的に女性と二人って状況だけど、これまでも学年若手飲みって形で数回島田先生と久川先生の3人で飲んで、島田先生がタバコ吸いに行くときはこの状況なってるからね、これももう慣れた状況ではあるね。


「先日は、勝手に電話を取ってしまってすみませんでした」

「ん? あー、もういいっすよ。問題は解決したんだし」

「それに、家庭訪問に私も行きたいって言ったこともです」

「あー……でも、それで島田先生に叱られたでしょ?」

「ええ、まぁ……。私も何か力になれればと思ったんですが……」


 そう言って少しだけ俯く久川先生は、俺と同じくらいの身長なのに、なんだか少し小さく見えた。


「相性ってのがありますからねー。真っ直ぐな期待と言葉が響く奴もいれば、言いたいこと我慢しちゃう奴もいる。こうなって欲しいって思いは必要だけど、それが押し付けにならないようにすることも大事っすよ。高校生って難しいっすから。大人に近いけど、子どもなとこもあるし」


 そしてこれは俺の本音。

 ある程度の経験を積んで、対応力がどんなにあがっても、生徒一人一人にそれぞれの個性があるから、結局は個別の対応は必要になる。

 これを見極めるのが、俺らの仕事だよな。


「菜々花は、私と相性悪いんでしょうか……」

「え? あ、いやー……うーん、あいつはどっちかってーと、強く言われると自分の気持ち隠しちゃうタイプかもしんないっすね……」


 別に俺が気を遣う必要はないんだろうけど、久川先生がしょんぼりした顔をするから、何だか罪悪感が湧いてきて俺ははっきりと「相性悪いですよ」とは言えず。

 とはいえ今後これ以上引っ掻き回されるのも困るので、それとなく、それとなくね、俺は相性良くはない旨を伝えてみた。


「あっ! 倫くん明日香ちゃんのこと泣かせてるのー?」

「いっ!?」

「北条くん特別指導ね」

「いやー、倫は女泣かせだな、相変わらず!」

「……第一声がそれっすか?」


 そしてどことなく気まずい空気になった時、ようやく今日参加予定だった全メンバーが終結。

 俺のことを年下のくせに「倫くん」と呼んだのが養護教諭の笹戸先生で、その後に俺を「北条くん」と呼んで特別指導と言ってきたのが宮ちゃんこと宮内先生。

 そして俺を呼び捨てにするのは、言わずもがなだな。でも相変わらず女泣かせはやめろ。


「皆さんおつかれさまです」

「お待たせー!」

「田村くんの準備が遅くて、こんな時間になっちゃったわ」

「いやぁ、キリがいいとこまで授業準備したいじゃん?」

「そんなの土日に来てやればいいじゃーん」」

「いや、たしかに明日来るけどさっ!?」


 だが、3人が来たことで何とも気まずかった空気が一気に打破される。

 俺の隣に笹戸先生が座り、俺の向かいに宮内先生、そしてその隣に大和が着席。

 一服に行ってる二人が戻ってくれば、俺側が男1の女2、反対側が男3の女1という形になり、なんとか合コンスタイルは回避できた感じかな。

 ……いや、出来れば俺は大和の隣がよかったけど。


「島田さんたちは?」

「タバコ」

「早くやめればいいのにねー」

「ほんとよね。里田くんはサッカー少年なんだから、吸っちゃダメでしょうに」

「喫煙者はモテないのにねー」


 とまぁ、いないところで島田先生と将斗が散々なことを言われてるが、禁煙すべきってのは俺も同感。

 もうすぐまた値上げとかだし、いずれはもっと高くなるのが確定路線なんだから、早くやめるに越したことはないと思う。


 ちなみに俺も大学の時先輩に勧められて半ば強引に吸わされたことがあるが、思いっ切りむせたし、帰ってから亜衣菜が「タバコ臭い」って嫌な顔したのがちょっとトラウマというか、嫌な思い出になってるせいで俺はタバコに対しては反対派だ。

 うちの学年だと、三竹先生もスモーカーだけど。


「先生方は何飲まれますか?」

「俺ビール!」

「私も」

「あたしはレモンサワーにするー」

「あ、俺もビール2杯目いこうかな」

「じゃあ、ビール4のレモンサワー1ですね」


 全員が座ったところで久川先生が注文を取り、タブレットで飲み物を注文。

 しれっと「ビール4」言ってるから久川先生もおかわりいくみたいだし、さっきまでのしょんぼりした感じも3人が来たことですっかり姿を消したようで一安心。

 ここらへんは空気読める人でよかったな。

 とはいえほんとはもう少し十河のことで話をしたかったけど、まぁそれは別なタイミングで、週明けくらいにするしかない、かな。


「お、やっときたか!」

「おつかれさまっす!」


 そして注文を終えたところで島田先生と将斗も戻ってきて、19時20分頃、ついに参加メンバーが全員集結した。それに合わせてさらにビール2を追加で頼み、ほどなくしてやってくる飲み物たち。

 

 全員の飲み物が揃ったことで、一度将斗が咳払い。

 乾杯の音頭を任せるのはもちろん、最年長だろうな。

 

「じゃあ島田さん、乾杯おなしゃすお願いします!」

「おう! 夏休みも終わってこれから長い2学期に入る。来週は文化祭もあるし、色々大変なこ――」

「ながーい、かんぱーい!」

「いや聞けよ!?」


 将斗のフリに応えた島田先生が乾杯の挨拶をしている内に、俺の隣の笹戸先生が乾杯の音頭を取ってしまったが、それに合わせてジョッキを突き合わせる俺たち。

 島田先生だけ出遅れたけど、このパターンは初めてのことではないので、みんな何事もなかったように乾杯しました。


 うん、やっぱり2杯目もビールは美味いなぁ。


 ちなみに乾杯を奪った笹戸先生はこんな感じでかなり自由奔放なタイプなのだ。見た目だけならね、たぬき顔の可愛らしいショートボブのお嬢様って感じなんだけど。

 その見た目とちょっと小悪魔的な要素が相まって、うちの学校の男子生徒人気はかなり高いぞ。

 それに対してこんなお姉ちゃんいそうだよなぁっていう風な、しっかり者感を醸し出してるのが宮内先生。

 笹戸先生と違ってどちらかと言えばキツネ顔の、いつも長い黒髪を後ろで束ねているきれいめな女性だ。かつて大和が言っていたように、ぴょんと同じくらいの絶壁感があるが、これを話題にすると笑顔で殴られるって大和が言ってたから、そこはノーコメントということで。

 そして耳が見えるくらいのショートカットの久川先生は……系統的には凛々しめなネコ顔系だから、三者三様個性があるね。

 あれの大きさ的には、笹戸先生が1位、かな。とはいえそこまではっきり目を引くってほどでもない。

 いや、俺がだいや亜衣菜の影響でインパクトを受けづらくなってるのかもしれないけど……っと、この話題は視線が危ないのでこのくらいにしておこう。


 ちなみに俺は異動してきた時は宮内先生が顔的には一番タイプだった。

 雰囲気はクール系な久川先生と似てるけど、だいも顔の系統だと宮内先生と同じキツネ顔系に当てはまる気がする。……亜衣菜は完璧に可愛い系のネコ顔だったね。


「しかし倫さんの席、羨ましいっすね……」

「は?」

「絵面だけなら両手に花だなっ」

「リア充爆発しろ!」

「……またそのくだりですか?」


 俺が一人で女性陣の分析をしていると、斜め前からわざとらしい視線とともに将斗の僻むような言葉が飛んできて、これまたわざとらしく大和と島田先生が追撃をしてくる。

 ……島田先生、本心じゃないよね……?


「あ、そうじゃん! 直接聞いてないけど倫くん彼女出来たんでしょ? そらちゃんから聞いたよー?」


 そして俺の左隣から、さらに追い打ちをかけてくる笹戸先生。

 その言葉に俺は危うくビールを噴きかけた。あぶねぇ!

 

 たしかに俺も直接彼女出来ましたって報告したのは大和と学年の先生たちだけだけで、生徒に至ってはソフト部連中しか言ったことはない。そんなプライベートなことね、わざわざ言うことでもないからだけど、市原もクラス内には広めてなくても、笹戸先生には話に行ってたのか……!


「え、北条くん彼女出来たの?」

「あ、宮ちゃんも知らなかったんじゃん! そう言うのは言ってくれないと困るなー」

「私は2日の会議の時に聞いてましたけど……」

「え、明日香知ってたの?」

「はい」

「ダメだよ明日香ちゃん、そういう話はすぐ保健室に来てくれないとー」

「そう、なんですか?」


 俺が何と言い返すか考えている間に、女性陣の会話が続く。

 久川先生と宮内先生は部活が一緒だけど、こういうゴシップ的な話はさすがにしないのか。

 でも何で保健室笹戸先生に報告する必要があるんだろうか……。


「保健室には色んな相談が来るからねー。そらちゃんもそうだけど、倫くんカッコいい、って子けっこう多いんだから。生徒たちが叶わぬ恋に進まないようにするのもあたしの役目なのさー」

「マジすか、保健室すごいっすね!」


 いや、その話反応しづらいなおい。

 まぁ高校生くらいの年齢だと、同世代より上に惹かれる傾向あるってのはよく聞くけど、うん。止めるんだったら頑張れ笹戸先生。


「いつ頃彼女出来たの?」

「えっと、7月の頭くらいです」

「それはそれは楽しい夏休み送ったんだろうなー、いいなー北条はさー」


 そして興味津々という様子の宮内先生の質問に俺が答えるや、島田先生がやってらんねーなー、みたいな様子で天を仰ぎ、そんなことを言ってくる。

 すみません、先輩だけど……島田先生めんどくせえ!!


「しかも彼女すげー美人な上、これがまたすげー出会い方なんだよなー、倫?」

「いや、わざわざ話すことじゃないだろ……」


 だが、そんな俺への集中砲火の手を休ませまいと大和が悪い笑顔を俺に向けてくる。

 その発言は完全に火に油。

 一同の視線ががっちりと俺に固定され、全方位からターゲットマークを出されている気がしてならない。


「倫さん! 説明求む!」


 そしてみんなを代表してか、将斗のそんな言葉に、俺は一度ため息をついて覚悟を決める。

 だいやだいや、汝を如何いかんせん……四面楚歌ってこういうことなんだろうな。いや、だいはもちろん無事だろうけど。


 もうこうなってはしょうがない。

 俺は腹を決めて、俺の彼女トーク、だいとの出会い云々うんぬんについて口を開くのだった。







―☆―★―☆―★―☆―★―☆―★―☆―★―☆―★―☆―★―☆―★―☆―★―

以下作者の声です。

―☆―★―☆―★―☆―★―☆―★―☆―★―☆―★―☆―★―☆―★―☆―★― 

 ☆飲み会シーンをお楽しみいただくための補足☆

【座席】

田・宮・里・島

(手前)―(奥)

〇・笹・北・久

※田:田村大和

 宮:宮内理恵

 里:里田将斗

 島:島田隆太りゅうた

 笹:笹戸恵理華

 北:北条倫

 久:久川明日香


【呼び方・年齢・教科・教員歴】※本文でミスってたらご報告ください……!

北条倫(27歳(今年度28歳)・公民科(倫理)・6年目)

→田村大和:大和

→宮内理恵:宮内さん

→里田将斗:将斗

→島田隆太:島田さん

→笹戸恵理華:笹戸さん

→久川明日香:久川さん

※仕事中は大和・将斗以外「苗字+先生」


田村大和(27歳(今年度28歳)・地歴科(日本史)・5年目)

→北条倫:倫

→宮内理恵:宮ちゃん

→里田将斗:将斗

→島田隆太:島田さん

→笹戸恵理華:笹戸さん

→久川明日香:久川さん

※仕事中もほぼ同様


宮内理恵(29歳・英語科・7年目)

→北条倫:北条くん

→田村大和:田村くん

→里田将斗:里田くん

→島田隆太:島田さん

→笹戸恵理華:恵理華

→久川明日香:明日香

※仕事中もほぼ同じ


里田将斗(23歳・体育科・1年目)

→北条倫:倫さん

→田村大和:大和さん

→宮内理恵:理恵さん

→島田隆太:島田さん

→笹戸恵理華:恵理華さん

→久川明日香:明日香さん

※仕事中もほぼ同じ


島田隆太(31歳・数学科・9年目)

→北条倫:北条

→田村大和:田村

→宮内理恵:理恵ちゃん

→里田将斗:将斗

→笹戸恵理華:恵理華ちゃん

→久川明日香:明日香ちゃん

※仕事中は全員「苗字+先生」で敬語


笹戸恵理華(25歳(今年度26歳)・養護・2年目(産休代替含めると4年目))

→北条倫:倫くん

→田村大和:大和くん

→宮内理恵:宮ちゃん

→里田将斗:将斗くん

→島田隆太:島田さん

→久川明日香:明日香ちゃん

※仕事中もほぼ同じだがたまに「苗字+先生」


久川明日香(25歳・国語科・3年目)

→北条倫:北条先生

→田村大和:田村先生

→宮内理恵:宮内先生

→里田将斗:将斗くん

→島田隆太:島田先生

→笹戸恵理華:笹戸先生

※仕事中もほぼ同じ


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