第204話 持つべきものは友

「……さんっ! ……じょ……さん!」


 む……何だ?

 って、あれ? 俺いつの間に……っつ、あー腰いてぇ……。


「あ、やっと起きた。隣の奴起きたみたいなんで、帰りまーす」

「え、あ、え?」

「あ、北条さんスマホ、ロック解除して」

「え? あ、はい……」

「どもー。じゃちょっと借りますねー。……はい、これでよし、と。じゃ、Talkでメッセージ送るんで、登録よろしくっす」

「……うん?」

「今度はちゃんと普通に来るんで、また話聞いてくださいっす!」

「……はい?」

「いやー、北条さん思ったよりいい人で、菜月があの顔してたのも分かった気がしたっす。じゃ、お邪魔しましたー」


 どうやらいつのまにか俺はテーブルにつっぷして眠ってしまっていたらしい。

 そして起き抜けに何が何やら分からないまま、誰かに色々と言葉をかけられ、訳も分からず渡されたスマホのロックを解除し、それを返却されるや否や、俺に声をかけてきた人が部屋から出ていくのは分かった。


 くそねみい……。

 って……あ!!


 そしてぼーっとする頭が少しずつ覚醒した頃には玄関の方からガチャっという音が聞こえ。

 

「なんだったんだあの子は……」


 スマホを確認すると現在5時31分。

 そして丁度よく来た通知を見ると。


りりあ>北条倫『りりあがスタンプを送信しました。』5:31


 寝ぼけている間に交換されていた風見さんの連絡先。

 そして彼女から送られてきたのは、見たことがあるうさ耳の女の子が「愛してるぜ!」と言っているスタンプだった。

 このキャラって……って、いや、なんでこれをチョイスしたし!


 だんだんとここ数時間の記憶を思い出し、それがかえって脳と身体に疲労を感じさせる。


「……疲れたな……」


 どのくらい寝たのか分からないけど、彼女にベッドを占領されてから俺は1度202号室のインターホンを押しに行ったのは覚えている。しかし悲しくも音沙汰がなかったので、結局部屋に戻り、風見さんがまた何かするのではないかと警戒し、寝られるわけもなく読書していた、はずだった。

 

 でも結局寝落ちしていたみたいだけど……。


 そして思い返す風見さんとの会話。


 なんというか、悪い子ではないんだろうけど、変な子だったなぁ……。

 いや、夜中にやってくるとか、やろうとしたこととかは非常識が過ぎたけど、話してる感じどこまで本気だったかはちょっと分からなかった気もする。

 いやたしかにベッドに倒されたりとか、やりすぎなとこはあったのは間違いないんだけど。


 でも話してて感じたけど、たぶんあの子は心から人を嫌ったりとか、嫌がらせしようとか、そういうのは出来ない子なんじゃないかと思う。

 根は真面目なかまってちゃんというか、そんな感じ。


 うちの学校の生徒と中身が似てるって気がした。

 だから、絡まった糸さえ解ければ、だいとも仲良くできるんじゃないか? そうも思う。


 もちろん撮られた写真だけは何としても消させないといけないけど。

 とりあえずあの写真は、だいに見つからないうちに何とか処理したいところ、かな……。


 ではそのためにどうしたものかと考えたが、連絡を取る気にはもちろんならないし、なかなか妙案が浮かばないので、俺はあいつに相談してみようと決意。


ということで、午前7時過ぎ。

いつもより早いが、俺はさっさと家を出て我が職場へと向かうのだった。





「おや、北条先生怪我か?」

「あー、はい。ちょっとやっちまいまして」


 松葉杖での出勤は予想以上に体力を使ったものだったが、午前8時前職場に到着。

 今日は幸いにもいい天気だったのが幸いかな。

 ちなみに分かってたけど、朝にはだいや亜衣菜から怪我の具合を聞く連絡が来ていた。

 怪我した現場を見てた当人たちからすればね、やっぱ心配なんだろう。俺も逆の立場だったら同じだろうし。

 特にだいなんかは今日も仕事終わったら来てくれるということで、ほんと献身的過ぎるくらいのいい彼女だなって思う。

 風見さんと鉢合わせしないことは、心から願うばかりだけど。


 ちなみに既に出勤を終えて社会科準備室で新聞を読んでいたベテラン先生が俺の松葉杖に気づき声をかけてきたけど、うん、駅を降りてから出会った先生や部活で登校していた生徒含めて、この話すでに7人目です。

 しょうがないとは思うけど、毎回「怪我したの?」、「はい」のくだりをやるのはちょっとめんどくさい。

 そもそもさ、怪我しないで松葉杖ついてたら、変な奴だろそれ。

 まぁ、そうは言わないけど。


 そんな俺の今日の予定は9時からの部活くらい。

 とはいえこの足ではノックしたりキャッチボールしたりはできないので、8時半になったら副顧問の先生に練習を見てもらうよう伝えに行くつもりである。

 

 だがそれよりもちょっと相談したい奴がいるので、俺はそいつの到着を待つ。

 たぶんいつもなら、そろそろ来ると思うんだけど……。


「おはざーっす……って倫どうした!?」


 おお、ナイスタイミング!

 いつも通りチノパンにポロシャツという夏休みスタイルで現れた大和は、俺の右足につけられたギプスを見るや予想以上に驚いてくれた。


「いや、ちょっと捻挫しただけ」

「あ、骨折とかじゃねーのか。いやでも派手にやったなー。え、いつ? 昨日?」

「いや、一昨日の夜にちょっと」

「あ、だから昨日休んだのか。いや、仕事休むほどったらけっこう重傷なんじゃね?」

「うん、ちょっとまだ体重かけらんないんだけど……って、それはおいといてさ」

「ん?」

「今日水泳部も午前練だよな? 昼飯の時さ、ちょっと相談乗ってくんない?」

「ん? 相談? なんだだいと何かあったのか?」

「いや、そうじゃないんだけど……」

「まぁいいや。昼飯な。おっけい。今日は午後に呼んでる生徒もいないから、いくらでもいいぞ」

「さんきゅ。じゃあよろしく」


 そしていつも通りのナイススマイル。

 いやぁ、頼りになる奴だなほんと。


 ということで、無事大和と約束も取り付けた俺は、荷物を置いた大和とともに職員室へと向かうのだった。






 そして12時半。

 部活にやってきた部員たちの過剰な心配を受けつつも、野球経験のある副顧問の先生にノックを打ってもらったりと軽めの練習を終え、ひと段落着いた頃。


 俺は職員の休憩室も兼ねている男子更衣室にて、大和と向き合って買ってきた弁当を食いつつ、昨夜というか日付的には今日の深夜に起きていた出来事を話していた。


「……なるほどねー。セシルんち行って怪我して、だいの同級生が隣人の友人で、夜中に侵入事件か。いやー、俺が平々凡々な日々送る中、倫の人生おちつかねーのな」

「笑うなよ……」


 一昨日からの出来事をざっと説明し終えるや、大和はにやにやという感じで笑っていた。

 いや、俺からすると全く笑えない。マジでどうしたものかと悩みに悩んでるというのに。


「ゆきむらもそうだし、だいがいるってのに女の子に囲まれて、彩り豊かなことだねぇ」

「茶化すなよ……」


 笑ったりなんだりしつつも、何だかんだ大和は俺の話を聞いてくれる頼りになるやつではあるのだが、彩り豊かなんて的外れもいいところだからな。


「マジで悩んでるんだって。今日の夜中にあったこと、だいにどう言ったものかって」

「んー? そりゃありのままに言えばいいだろ。やましいことないんだったら」

「いや、ないけどさ……。でもそれで二人の関係とかさ、だいの話し聞く感じ、あんまり仲良さそうな感じではなかったけど、同じチームメイトだったこともあるんだし、もしかしたら友達になれるかもしれないじゃん? そう思うとさ……」


 ありのままに話せばいいとは俺だって思う。

 でも心のどこかで引っかかる、風見さんはほんとにだいのことが嫌いなのかどうか。

 友達が少ないだいのことだし、LAで出会った仲間たち以外にも友達ができるのは、いいことだと思うんだけど……。


「あのな、一番大切なことが抜けてないか?」

「え?」

「お前が一番大事なのは何だよ?」

「そ、そりゃもちろんだいだけど……」


 だいと風見さんが友達になれれば、そう思っていた俺に、大和は食事の手を止め、かなり真剣な表情を見せていた。

 その表情にちょっと気圧されてしまった俺。


「俺から言わせればさ、セシルんち行った時だいが酔っぱらったとしても、倫が責任持って背負ってでも連れて帰るべきだったし、風見さんだっけ? だいの同級生を家にいれちまったのはしょうがないにしても、毅然とした態度で追い出すべきだっただろ。別に山奥の人里離れたとこに住んでるわけでもないんだし」

「う、うん……」

「そもそも倫は一番大事なのはだいって言ったけど、だいの気持ちも含めるなら、俺は倫とだいの関係が一番大事だと思うぞ」

「俺とだいの、関係?」

「そう。それがだいも望むことなんじゃねえの?」


 まるで生徒に諭すように語る大和の言葉に、俺はきょとんとした顔をしてしまったかもしれない。


「だいと風見さんの関係は倫が気にすることじゃない。だいが明確にそう望んでるなら別だけど、今回のこと半端にぼかしたまま二人が友達になったとして、それで上手くいくと思うのかよ?」

「あー……」


 たしかにそりゃそうだ。

 だいは風見さんと仲が良いわけではないと言っていた。

 でも風見さんの様子に、だいと風見さんが仲良くできる余地があるんじゃないか、俺がそう思っただけ、なんだよな……。


「まぁ当事者じゃないから、色々あんのかもしんないけどさ」

「いや……うん」

「あれこれさ、色んな人のこと考えたり話聞こうとするのは倫のいいとこだけど、あれこれ考えすぎんのは倫の悪いとこだと思うぞ」

「……? どういうことだよ?」

「もっと単純に考えろってことだって」


 ここまで話して、大和は止めていた食事の手を再開。

 俺は今の言葉については腑に落ちない部分もあり、なんだかもやもや。


「単純……」


 その言葉を口の中で転がしてみても、それをどうかみ砕けばいいか、いまいち分からない。


「そう。だいを一番にするなら、だいと倫が二人で幸せになる道だけを考えりゃいい。周りを気にしすぎてそこが疎かになるんだったら、本末転倒だろ」

「あー……それはそうかもだけど……」

「他の部分は、後からついてくるって」

「そんなもんか……」

「俺はそう思うけどねー」


 俺とだいが二人で幸せになる道……か。


「そもそもさ、俺らはビアンカとフローラから、一つしか選べない道があることを学んだだろ?」

「は? なんだよ急に」

「いや、人生のなんたるかだろ」


 真面目な話をしていたかと思えば、何故か某有名RPGの話をし始める大和。

 いや、そりゃ確かに初めてプレイした時はどちらを選ぶか、悩みに悩んだけど……。


「って、それは2周すれば――」

「馬鹿なのかね君は? 現実の俺らにゃ、周回プレイも強くてニューゲームもねーだろ。何お前、記憶継承して輪廻転生でもしたのかよ?」


 俺の言葉に呆れるような顔を見せる大和。

 いや、そりゃ人生だったら、セーブもリロードもないのなんて分かってるけどさ。


「一度きりしかない人生だぞ? 倫の彩り方は間違ってると俺は思うねー」

「ふむ……」


 だが、ようやく大和が何を言いたいのか、何となくわかった、気がした。

 選べるのは一つ、一人。

 俺が選ぶべきものは。


「人生の彩りってのはさ、ちゃんと仕事頑張って、自分の好きなことするとか、一番大切な人と一緒に色んな思い出作って、公私ともに充実させることじゃねーかな。まぁ彼女なしの俺じゃ、説得力ないかもしんねーけどさ」

「いや、うん。それは分かるよ」


 俺にとっては、だいと一緒に生きること。

 それが俺の人生最大にして最高の彩りになるのは、間違いないと思う。


「じゃあさ、あんまり周りのこと気にしすぎてもダメだろ。一本筋通して、脇目も振らず駆け抜けてみてはどうかね?」

「そう……だよな。うん、そうだ」


 色んなことを言ってくれる大和だが、結局はだいとの幸せに集中しろってことなんだよな。

 あーだこーだ考えてもしょうがない。

 俺が言うのもなんだけど、だいは俺のことを信じてくれると思うし。


「じゃあ倫くんよ。君は今日何をする?」

「だいに、起きたことを話す」

「うん、そうだね。幸いまだ時間も経ってないんだし、話すなら早い方がいいな」

「うん。今日仕事終わったらだいが来てくれることなってるから、相談するよ」

「おう。嘘偽りなく倫が困ったって話せば、二人で風見さん問題に向かってなんとかできるだろ」

「うん。そうだよな。ありがとな、話聞いてくれて」

「おう」

 

 相談を終えて、やるべきことは見えた。

 いや、元々こうするべきだろうってのはあったけど、俺が一人であれこれ考えて、それがまとわりついてただけだったんだ。

 でも大和のおかげで、それが消えた。

 あれこれ考えて悩んでもしょうがないし、まずはだいにちゃんと話そう。


 俺と大和は同い年のはずなんだけど、なんでこいつはこんなに頼りになるかなぁ……。

 うーん、積んできた人生経験、そんなに違うんだろうか……。


 ニカっと肌の色と対照的に白い歯を見せて笑う大和に、俺も笑って応えてみせる。

 

 出来ることなんて、実際そう多くないんだしな。


 すっかり食事の手を止めていた俺だけど、今日やることが明確になったおかげでちょっとすっきりしたので、俺は止まっていた食事を再開。

 いつの間にか大和はもう食い終わってたみたいだけど。


「あ、でも、倫一人でちゃんと話せるかな?」

「は? それくらい一人で出来るし」

「いやー、でもやっぱさ、嵌められたとはいえ、女の子と深夜に一緒になっちゃったんだし、もしかしたらだいが穏やかじゃなくなるかもしんないじゃん?」

「そこは、俺が誠意をもって対応するよ」

「いやー。やっぱ不安なってきたわ。俺もついてこうか?」

「は? 別に大丈夫だって」

「いや、遠慮すんなって」

「いやいや、っつーか、なんだよ? 何か意図があんだろそれ。らしくない」

「あ、バレた?」

「バレバレだっつーの……」


 さっきまではズバズバと俺に助言くれた大和はこんな回りくどいことを言ってくるなんて、普通ではない。

 その違和感に俺がツッコむと、大和はあっさりと意図があったことを自白した。


「俺もちょっと、だいに相談したいことがあってさ」

「え、だいに?」

「うん」

「何だよ? 俺も相談に乗るぞ?」

「いや、倫じゃ役に立たないから」

「え、何それちょっと傷つくんですけど」

「まぁまぁ。だからさ、倫が日和らないようにも兼ねて、俺も同席していいかね?」

「うーん……とりあえず聞いてみる」

「頼んだ!」


 大和がだいに相談って、何だろう?

 何だかんだこの二人が話してるのって、あんまり見たことないんだよな。

 大会見に来てくれた時とか、オフ会の時に周りに誰かしらがいて話すなら見たことあるけど、二人の会話ってなると、うん、記憶にないな。


 ってなると、逆に大和が俺にいてほしいってこともあるのか……?


北条倫>里見菜月『今日大和と3人で夕飯行かない?』12:57


 またしてもあれこれ考えてしまったけど、とりあえずこればっかは考えてもしょうがないから、俺はだいにメッセージを送信。


里見菜月>北条倫『お仕事お疲れ様。足は大丈夫?でも3人って珍しいね。二人じゃなくてもいいの?』12:58


 ちょうどよくだいも昼休みだったのか、返信は予想以上に早かった。

 でも真っ先に心配がくるってのは、愛を感じますなぁ。


「なんだって?」

「もうちょっと待って」


 俺がメッセージを送った後通知音が聞こえたからか、急かすように聞いてくる大和。

 こんな大和、ちょっと珍しいな。


北条倫>里見菜月『足は大丈夫だよ。大和がだいに相談があるんだって』13:00

里見菜月>北条倫『私に?とりあえず了解。でも、私は自転車だから、場所次第では一回帰ってからになるけど』13:01


 あ、そっか。電車通勤の俺らと違って、だいはチャリだもんな。

 ってなると……だいが来やすいかつ、今日の夜は活動日でもあるし、大和が帰宅しやすいところが、いいかな。


「場所どうする?」

「あー。倫が帰りやすいとこがいいべ。その足なんだし。ってなると、倫の家の方かね」


 何となく新宿がいいかなとか考えたけど、大和が俺に気を遣ってくれた。

 たしかに、松葉杖で新宿歩くのはちょっと難儀か。


「じゃあ高円寺のファミレスとかでいいか?」

「おうよ!」


北条倫>里見菜月『高円寺のファミレスとかにしようかと』13:03

里見菜月>北条倫『あ、それならそのまま行くね。時間は?』13:03

北条倫>里見菜月『仕事終わり次第。俺らは17時半には着くと思う』13:04

里見菜月>北条倫『了解』13:04


「うん、とりあえず仕事終わったらってことで話しついた」

「お、さんきゅー」

「いや、俺も相談乗ってもらった立場だし」

「困ったときはお互い様だな」


 そう言って大和は豪快に笑ってみせる。


 大和がだいに何を相談したいのか気になるけど、俺も同席するんだし、あと数時間でもそれも分かるだろう。


 何はともあれ俺としては目下の問題だった風見さん問題の対応策が見えてよかった。

 まだ出会って1年半くらいの大和だけど、こいつが同じ職場でよかったなぁと改めて思う次第。

 って、LAの中含めたら2年は越えるのか。


 うん、持つべきものは友ってことだな。


 その後も大和と2学期以降の仕事の話をしたりしてから、俺と大和は定時まで仕事をこなし、17時終業チャイムを聞くや否や、一緒に職場を後にするのだった。





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以下作者の声です。

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 本文の中で某RPGのキャラクター名がでてきますが、ぼかすとかどうか悩みに悩んだあげく、国民的レベルだしということであえてそのままに。

 

 明日は更新が厳しい可能性もありますが、ご了承ください<(_ _)>


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本作スピンオフシリーズである『オフ会から始まるワンダフルデイズ~Side Stories~』。3作目となる〈Yuuki〉がこそっとスタートしました。

 ですがちょっと多忙で更新できない状況に……。

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