第195話 後悔先に立たずは世界の真理
「PvPの大会……なるほど、それは面白そうね」
乾杯をしてしばらくはそれぞれがまずは寿司なりうどんなりを食べるという時間を過ごしながら、それなりに食事も進んだ頃。
適度にお酒も飲みつつ、俺はだいに今しがた上杉さんから聞いた話を教えてあげた。
それを聞くや、だいもプレイヤーとしてのプライドが刺激されたか、ちょっとわくわく感があるような顔つきに。
ちなみにもこさんはだいのうどんを絶賛してました。少しもらったルチアーノさん上杉さんも驚いてたし、俺が鼻高々だったのは言うまでもないだろう。
「面白そうだよねっ! だから3人で出よっ」
「いや、お前はギルドちげーだろ……」
「えー、お兄ちゃん別にいいよねっ?」
乗り気なだいを見てか、再び亜衣菜のトリオ希望発言。
すかさず俺がツッコむも、まさかの亜衣菜が
いや、最大手なんだし……さすがにね。ルチアーノさんここはビシッと言ってやってくださいよ!
「そうだな。別にこだわる必要もないだろう」
そうだろう! ……って、あれ?
「やったーっ」
「マジすかっ!?」
ええええええええ!?
こんなんでも幹部の一人でしょ!?
え、妹に甘すぎないすか!?
「君たちが3人で出るなら……俺はリチャードとうめでも誘ってトリオで出るか」
「え、ルチアーノさんならマッシブとか、大人数でやったりしないんですか……?」
そしてまさかのライバル発言。
15人もの大人数を率いるなら、どう考えてもLA内で最大人数を誇る【Vinchitore】を指揮するルチアーノさんしかいないと思うんだけど……。
「その人数を率いるなら、うちのギルドなら正直俺よりくもんが最適だな。そこにジャックも入るなら、優勝候補筆頭になるんじゃないか?」
「あー、たしかにくもちんは仕切りうまいもんねー。ジャックもそういうの向いてるし、あの二人ならうまくやりそう」
「もこさんは、【Mocomococlub】で出るんですか?」
「私は今回はパスかな。12月初旬の予選はできたとしても、年明けの本戦って頃は、臨月の頃だからね。さすがにLAやってる場合じゃないかも」
「あ、なるほど……」
色々驚きはありつつも、俺がだいに話したあたりからすっかり話題はPvPの大会についてに。
でもそうか、亜衣菜が俺らと組むのを認めるってことは、ジャックをくもんさんと組ませるのも認めないと、フェアじゃないってことになるのかな。
いや、ルチアーノさんはギルドリーダーだからそこらへん決めれても、俺らはリーダーじゃないから、決めれないんだけど……。まぁ、リダなら間違いなく好きに組んでいいぞって言うと思うけどね。
そしてだいがもこさんに尋ねてみたところ、返ってきたのは言われてみればそりゃそうだの答えだった。
さすがにね、出産間近だし。色々準備とかあるんだろうな。
というか、二人が育児に入ったら【Vinchitore】も【Mocomococlub】もどうするんだろうか?
二人が活動休止するイメージは、ちょっと浮かばないんだけど。
「いいね、現役プレイヤーってのは楽しそうだね」
そんなLAトークに花を咲かせる俺たちの会話を、上杉さんは羨ましそうな顔で聞いていた。
「上杉さんは、アカウントもってないんですか?」
「ああ、ぼくも一応アカウントはあるんだけどね。君らの話を聞いてる感じ、みんなほどちゃんとはやってないよ。僕は記事の編集がメインだから、ゲーム検証班には入ってないんだ」
そんな上杉さんの様子に気づいた俺が話を振ると、丁寧な口調で回答が。
なるほど。たしかに『月間MMO』のLAについての記事にはよく「編集部調べ」という言葉が出てくるけど、そういうことだったのか。
……いいなぁ。ゲームして、給料もらってんのかな。
「あ、そういうの仕事にしてる人もいるんすか」
「ああ。純也にも協力してもらってるけど、検証班は一応みんな07サーバーで活動してるんだよ」
「ほうほう」
07サーバーなんだ。うん、知り合いとかいねーけど。
「あれ、そういえば……検証といえば、ゼロくんのギルドって銃と弓の新ギミックに気づいたギルドじゃなかったっけ?」
「あ、そ――」
「そだよー! りんりんが気づいたんだよねっ」
それ俺が気づいたんですよ、って言いかけたんだけどね。
まさかの俺の代わりににこにこ顔の亜衣菜が答える。
って、こいつ顔真っ赤じゃん!?
え、いつの間にそんな飲んだの!?
「俺が気づいたのはたまたまっすよ」
「いやーでも思ったより気づかれなかったなーって、赤井が言ってたよ。「
「え、マジすか……?」
先入観ってすげぇな。ほんと、全然気づかなかったもんな。
たぶん誰かがミスってギミックを発生させてたことはあったんだろうけど、そこまで気にせずにいたって可能性もあるしな……。
うん、でも運営側も色々考えてんだなぁ……。これは次の拡張の時も色々試すしかないな。
って、さすがにもう銃と弓にはこない気がするけど。
「りんりんがすごいから気づいたんだよーっ」
と、俺が穏やかに対角線に座る上杉さんと話していたというのに、横から割って入ってくる
食べたいと言っていた寿司を食うのもそこそこに、気づけば亜衣菜はルチアーノさんと上杉さんが飲んでいたであろう一升瓶を自分の前に置いていた。
その量も半分ほどまで減ってるし……え、いつの間に!?
お前そんな飲む奴だったっけ!?
他の人の食事の手が止まりつつある中、変わらないペースで寿司を食べ続けてるだいも、そんな亜衣菜の様子を背中側から少し心配そうに見つめていた。
「亜衣菜ったら、これはやけ酒ね」
「すまんなゼロくん。こいつは酔うと笑いが止まらなくなるんだ」
「あ、そうなんですね……」
そんな亜衣菜の様子にルチアーノ夫妻が冷静なコメントをくれるけど、真横にいて視線のロックオンを受ける俺はちょっと引き気味です。
付き合ってる頃一緒に酒飲むなんてほとんどなかったし、飲んでもちょっとだったから、こんな風になるなんて知らなかったし……。
というか、上杉さんめっちゃ楽しそうに笑ってない!?
「いやぁ、別れたって話なのに、すごい仲良しだね」
そんな冷静なコメントいりませんから!
「大会は3人で出ようねっ! 約束ねっ!」
「え、いやまだそう決めたわけじゃ……」
「菜月ちゃんいいよねっ!?」
「え? あ、うん。私は構わないけど」
何としてでも俺とだいと大会に出ようとする亜衣菜が俺の腕を引っ張って「約束ね」とだだをこねる中、俺がなかなかいい返事をしないからか、亜衣菜が急旋回してだいの方へ同意を求め出す。
するとどうでしょう。あっさり許可を出すだい。
いや、お前【Teachers】のみんなはどうすんの!?
つーかずっともぐもぐしてんじゃねーよ!
「菜月ちゃんも言ってるじゃーん! 決まりねっ」
「いやー……マジかよ」
「ガンナートリオ! それでいこっ!」
「いやバランスっ!? 偏りすぎだろそれっ!」
「でもPvPの新戦闘システムの仕様が分からない以上、面白いかもしれないぞ?」
「そうね、魔法もそうだけど、遠距離攻撃って有利そうよね」
そんな亜衣菜に援護射撃の兄夫婦。
え、俺孤立してんのもしかして!?
「そうと決まったら……菜月ちゃん今度あたしのコラムに一緒に出よっ!」
「……え?」
どういう流れでそうなったのか、酔っぱらいの思考は分からないけれどまさかの亜衣菜の発言にさすがのだいもフリーズ。
いや、その話一番最初に上杉さんからされて断った話だからね?
「一緒にコスプレして写真とろっ! 菜月ちゃんだって分からないくらいメイクすれば、バレないってっ」
「おおっ、それは面白そうだね。ぜひ前向きに検討を!」
そして完全に悪ノリする雰囲気でここぞとばかりに参戦してくる上杉さん。
たしかにだいの美人度で普通にコスプレすればね、読者の方々も納得というか、満足というか、少なくとも俺ならテンション上がりそうだけど……でも亜衣菜と違ってだいはゲーム内だと男キャラだぞ?
どうすんだよ?
「え、えっと……さすがに顔を出すのは抵抗が……」
「あっ! じゃああれは! 有料会員限定の電子版! そっち限定で菜月ちゃんとあたしの写真載せた記事配信しよっ!」
いや、それ何の代替案にもなってないから!
結局顔出すやん!
しかもどんな写真にするつもりなんだか……。
「おお、それは名案だね! それなら『月間MMO』の雑誌購入者よりも少ないし、あわよくば登録者が増えるかもしれないな」
「え、え、え?」
「いや、だいは公務員なんで副業とかダメっすから……」
「じゃあノーギャラで、あたしと遊ぶ気持ちでやればいいじゃんっ」
ノーギャラって、すげーこと言うなこいつ。
つーか、それだったらせめて一緒に写真撮るだけ撮って、掲載する必要なくないか……?
「え、でもやっぱり顔出すのは……」
「ウィッグで髪型作って、カラコンとばっちりメイクすれば、知り合いに見られても似てるかなくらいで終わるよー。ねっ、りんりんだって菜月ちゃんのコスプレ見たくなーい?」
「え?」
困り果てただいがなかなか色よい返事をしないからか、再び亜衣菜が俺の方を向く。
いや、だいのコスプレって……それはものによるけど……!
「いや、でもほら、亜衣菜と違ってだいは男キャラだし……」
「LAでの自分のキャラクターを出す必要はないさ。里見さんのスタイルや顔立ちを考えると、亜衣菜ちゃんとセットでうさ耳獣人の女の子なんかどうだろう? 髪の毛はそうだな、銀髪とかのウィッグにしてさ。衣装は8月のイベント装備だった浴衣なんかいいんじゃないかな。うん、それでさっきから話題に出てたガンナーっぽく、二人背中合わせで銃を構えてもいいかもしれないね」
完全に仕事モード感に移行しつつある上杉さんのまくしたてるような言葉に、だいが俺に助けを求めるような視線を向けてくる。
全くこの編集者ときたら……うさ耳で浴衣姿……だと?
……絶対可愛いやつじゃん……!
「よく考えてごらん? LA人口が48サーバー×約5000人だとして、その内の2割ほどが『月間MMO』を読んだとしても48000人だよ? そのうちさらに有料会員登録してる人なんて1割もいない。5%と仮定しても2400人。LA以外のMMOについても情報は載せてるから、多く見積もって10倍しても24000人。これを有料会員の数と仮定して、24000人を多いと思うか少ないと思うか、どうだろう? 東京都民だけで1300万人もいるんだよ? 24000人なんてもう日本全国で見たら砂粒みたいなもんさ! ほら、そんな少ない人数相手にバレないようにメイクしてコスプレすれば、そうそう気づかれることもないよ!」
な、なるほど……。たしかにそれなら、って、いかんいかん!
たしかにだいのコスプレは興味ありありというか見たいけど、1回写真載せちゃえばその画像は一生出回る可能性だってあるんだし、そう簡単に決めていいものじゃないぞ……!?
「え、えっと……」
「りんりんだって見たいよねー?」
「うーむ……」
だいが困っているから、俺もそう簡単にはイエスとは言えない。
先ほどのPvPの大会でチームを組むのが可愛く見えるほど、この提案はリスキーだからな。
「絶対バレないように加工するからさー。ね?」
「いや、そしたらだいである必要なくないか……?」
「えー、あたしは菜月ちゃんと写真撮りたいんですけどー。いーじゃん、減るもんじゃないしー」
「いや、でもなぁ……」
「え、えっと……ゼロやんは、見たいと思う?」
「え?」
なんとかかんとか俺を味方につけようとする亜衣菜の言葉をはぐらかし続ける俺へ、まさかのだいの質問。
恥じらいながら言ってくるその感じは、めちゃくちゃ可愛い。
そんな姿見せられたらなおさらさ、見たいか見たくないかで言ったらさ、そりゃ当然ね?
「見たくないわけはないけど……というか、見れるなら見たいけど……世の中に公開するのは話が違うよな……?」
「わかったっ! じゃあ、撮影で使った衣装とか全部あげるから!」
「えっ!?」
見たくないわけない、むしろ見たい。全力で見たい。
でも、だいのことを考えればそれは簡単に答えられるものじゃない。
だからこそ首を縦に振らない俺に亜衣菜からまさかの提案が来るも、それに驚いたのは上杉さんだった。
あ、なるほど。衣装代とかって安くはないんだろうな。
「それで菜月ちゃんが許可してくれたら、安い出費じゃないですかー? 菜月ちゃんもいれば、売り上げ絶対増えるしっ」
「うーん……たしかに!」
脳内で概数を算出したのだろうか、撮影で使う衣装代よりも、だいを採用するメリットがでかいと判断したであろう上杉さんは、少し間を置いてから亜衣菜に力強く頷いていた。
「撮影したあとは、衣装をどう使おうと自由だよ~?」
「亜衣菜ったらはしたない……」
完全にそっち系の意味で言ってそうな亜衣菜に、ずっと聞き役に回っていたもこさんとルチアーノさんは苦笑い。
というか、こんな状態の身内見るのやですよね!
真実がこの状態なったら、俺ならいったん引きずってでも退場させるね……!
「昔りんりんもそういうの楽しんでたじゃ~ん?」
「おいっ!?」
「着ます」
「ええっ!?」
もこさんの言葉など耳に入らないのか、ノンストップで酔っぱらい全開の亜衣菜の言葉に俺が全力でツッコミを入れるも、まさかのだいの言葉である。
いや、えっ!? いいの!?
って、あっ!
こいつもいつの間にか亜衣菜が飲んでた酒飲んでやがる!?
気づけばだいのグラスには日本酒がつがれ、おそらく1合以上を短い時間に飲んであろうくらいに、だいの顔も赤くなっていた。
こいつそんなに酒強くないのに!!
え、それほんとに正常な判断なの!?
勢いだけで答えたんじゃないよね!?
「やったーっ! じゃあ決まりねっ! 上杉さん、スケジュール確認よろしくっ」
「任せてくれ! これは売れるぞ……!」
そしてだいの返事に、亜衣菜と上杉さんが喜ぶ。
というか上杉さんは既にスケジュール帳を取り出して書き込んでるし、うわ、これもう言い逃れできなくなるやつだぞ!?
「え、だいほんとにいいのか……?」
「うん。亜衣菜さんがやって私がやらないのは嫌だもの」
「えー、やるって何をー?」
「おい酔いすぎだぞ」
完全に亜衣菜の発言の「や」はカタカナだった気がするね。
そう思ったからか、さすがにルチアーノさんからも注意が飛ぶが、そんなの亜衣菜はどこ吹く風。
というかだいも、一体何を考えての発言だったんだ……!?
え、まさか君もそういう発想!?
「若いっていいわね」
もう色々諦めたのか、そんな俺らのやりとりを笑って見守るもこさん。
いや、もこさんやっぱり天然だな!?
「あたしたち仲良しだもんねっ! 楽しみっ!」
「うん、私も」
いやいやいやいやいやいや!?
え、ほんとにそれでいいの!?
後悔しない!?
「楽しみにしててね?」
勢いをつけるために飲んだであろう日本酒のせいか、だいは何だかいつもよりにこにこ全開の笑顔を俺に向けてくる。
いや、たしかに楽しみなのは間違ってないけど……!?
ほんとにいいの!?
でも、この流れにほぼ
「いただきます!」
亜衣菜の前にある一升瓶を自分の前に持ってきて、手酌で自分のグラスへそれを注ぐ。
そしてそれを一気に、呷る!
あ、この「いただきます」は変な意味じゃないからね!
日本酒に対しての発言だからね!
喉を通した瞬間、かーっとなるような熱さが一瞬込み上げるが、やはりいい酒だったのだろう。日本酒としてはかなりさらさらと飲めるような感じで、めちゃくちゃ美味い酒だった。
あ、でも、一気飲みは……くるね!
「だいが載れば、売り上げUP間違いないっすよ!」
そして勢いでご機嫌モードに入った気がする俺は上杉さんにそんなことを言っちゃったり。
でもしょうがない。だいが決めたんだからね。こうなれば俺は一読者として期待するだけだ!
そしてさらにもう1杯、グラスに日本酒を注ぐ俺。
そしてそれを飲もうとして――
「いいなぁ菜月ちゃん。ねぇねぇ、今度あたしも混ぜてよー」
あぶねっ!!
あと1秒遅かったら噴き出してたぞおい!?
いや、それはダメだから! 倫理的にアウトだからね!
亜衣菜の爆弾発言に完全にふにゃふにゃしだしただいは「どうしようかな」なんて言ってるけど、絶対ダメだからね!?
そんな俺たちの様子を見るオーバー30の方々といえば、上杉さんはひたすらスケジュール帳とにらめっこで、ルチアーノさんは額に手を当てため息をつき、この発言にはさすがにもこさんも何とも言えない感じの苦笑いを浮かべていた。
しかし亜衣菜が言うとちょっと色々思い出すこともあり生々しいというか、ぴょんの冗談の何倍もやばいな。
ああもう、なんか一気に酔いが醒めたわ。
ったく。
あー、でも俺も明日午前休くらい出しとけばよかったなぁ……。
酔いが醒めた気がしつつも、やはりアルコールの影響はあるようで。速くなっている鼓動を感じつつ俺は少しだけ明日があることを後悔する。
……午後練にしようって、言っちゃおうかなぁ……。
完全にもう悪い大人の発想が浮かぶが、隣の席では大きな声で笑う
いや、ほんとね、初対面なのにこんなとこ見せてすみません……!!
とりあえず俺にできることは一つだけ。
心の中だけはルチアーノ夫妻に謝罪するのでした。
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以下
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本作スピンオフシリーズである『オフ会から始まるワンダフルデイズ~Side Stories~』。3作目となる〈Yuuki〉がこそっとスタートしました。
お時間あるときに、興味がお有りの方はそちらも読んでいただければ幸いです!
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