フリースクール
朝も起きれず、学校にも行かない。そんな生活をしていた私に母が「フリースクール」というところを紹介してくれました。
私と同じように学校に行けない人などがいるところだよ。と母から教えてもらい、見学に行きました。
教室の雰囲気を見てみたり、フリースクールの先生と話したりしましたが行きたくないと行ってすぐに思いました。
集団な感じがすごく苦手な私には、ここで新しい友だちを作ったり、先生方と新たな関係を気づくのはもう疲れたし自分には難しいと思ったからです。
帰宅後、母にどう?行ってみない?と言われましたが、正直にあまり行きたくないと伝えました。
しかし「行った分が出席日数になるみたいだよ。」この一言で私の考えは少し変わりました。
学校に行けなくなってからの、気がかりのひとつに「出席日数」がありました。
勉強は家でやる気になればいくらでもできますが、出席日数だけは学校に行かないとどうにかならないと思っていたのでこの一言で魅力的な場所へと変わりました。
悩みに悩んだ末にフリースクールへの通学を始めました。
最初は先生やフリースクールにいるカウンセラーとどんな話をしていいかよくわからなかったり、勉強もイマイチはかどらず疲れだけを感じていました。
それでも毎日通い始めて1か月もすると先生方とも少しずつ打ち解けていきました。
そして、他の生徒と話したりするのが気になっていたのですが、個室も希望すれば入れたので安心して通学できるようになりました。
勉強でわからないところがあれば教えてもらえるし、悩みごとも聞いてもらえるので大切な場所になってます。
また同じ頃から、放課後学校に行って担任の先生に勉強を教えてもらい始めました。
他の生徒がいないだけで、教室にも入れて勉強も机に座ってできました。
他の人の存在は私にこんなに影響を与えるものなんだと痛感しながら勉強していきました。
フリースクールと放課後勉強があったおかげで勉強のリズムが整っていき、学校に行かなくなって失われていた勉強習慣が取り戻されたきっかけになりました。
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