第9話「現実9」

 「俺のクラスはどこかな?」


隣の部屋の理事長にクラスを確認しに行った。


 本当は僚の壁に貼ってあるそうだが行くのが面倒くさいので隣の理事長に確認しに行っている。


 「君は1年1組だ」


 「分かりました」


 そう言って直ぐに理事長の部屋を出て1年1組のある校舎ヘと向かった。


 クラスに着くとまだ誰も来ていなかった。

だってクラス発表の1時間前に教室にいるのだからだ。

 少し先に来てやっておきたいことがあった


 「クラス名簿はどこかな?」


 何故こんなことをしているのかと言うと、女子の名前と顔写真のついた名簿を写真で撮って妄想のための道具とするためだ。


 「お、あった!」


 「とりあえず女子だけ写真とろ」


 そんなことを思った矢先思い出した。この学校男子僕しかいないや。

 


 

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