スタジオ08 活動時間1日3分限定アイドルの朝活

 いい夢だった。俺を起こすのは天使。

 超絶人気アイドルの山吹さくら。

 さくらスマイルでのさくらボイスが、俺の名を何度も呼んでいた。


「坂本くん! 起きて! 坂本くんってば! もぅ、起きろ!」


 さくらボイスは、どこか地味にガサツで無遠慮だった。

 ん? 地味? そういえば、さくらスメルがしない。


 俺はガバッと起きた。




「おはよう、坂本くんっ!」


 俺は座ったまま寝てしまい、まだ寝不足で意識が朦朧としていた。


 起こしてくれたのは、同級生の佐倉菜花。

 そういえば俺、昨夜は家に帰りそびれたんだ。


 俺はようやく光を上手に認識できるようになった両の眼を使って、状況を確認した。


 佐倉は、地味に下着姿だった。


 俺は、自分に大丈夫と言い聞かせながら言った。


「なっ、なんだ。佐倉か……。」

「何だって、何よ。露骨なんだからっ」


 佐倉は急いでいるみたい。

 ちょっと機嫌が悪いのか、ぷいっと俺から目を逸らし、着替えはじめた。


 それは服というよりは衣装。

 アイドルのステージを華やげるための衣装だった。


 佐倉が着ると地味ではあるが。


「あっ、いや。別にさくらが良かったとかってわけじゃないから……。」

「はい、はい。佐倉でごめんね。でも、山吹るのはもう少しあとでにしたいから」


「そう、なの?」


 なんだ。今は俺だけへのサービスはなしってことか。

 まぁ、そんなに度々特別扱いされるわけにもいかないから、仕方ないか。


 でも、あとでってことは満更でもないな。


「私、これから仕事なんだけど……。」


 佐倉はそこまで言ってから、地味に手を止めて、俺の方に向き直った。


 そして、地味に恥ずかしそうにして続けた。


「……できれば、ついてきて欲しいな」

「活動時間1日3分限定……。」

「そう、それ! けど、坂本くんに力になってもらえれば、もっと活動できるから」


 活動限界を突破するってことは、俺とキスするってこと。

 佐倉の力になれるんなら、俺はそれでいい。


 けど、佐倉にとってはビジネスキス。


 そうまでして山吹りたいものなんだろうか。


 そういえば佐倉は山吹ってるときの自分の方が好きだって言ってた。

 それって結局は、アイドルとして活動してちやほやされたいってことなのかな。


「わっ、分かったけど……眠い……。」

「いいよ。撮影中は寝ててもらって構わないわ」


「地味に……強引だなぁ……。」


 こうして俺は、佐倉の職場へ行くことになった。


 通勤時間は2分足らず。あまりにも早い。


 職場はホテル内にある撮影スタジオ。

 ホテルのエレベーターで4階に降りて直ぐの大ホール。


 中学の体育館4つ分はありそう。

 天井も高い。


 俺たちが着いたときには、まだ誰もいなかった。


 30台を超えるビデオカメラがステージに向けて置かれていた。


 しかもどれも数億円もするようなゴツい代物ばかり。総額、いくらだろう。


「すっ、スゲーッ! カメラ天国だーっ!」

「天上カメラなんかも含めると、全部で40台」


「……そんなに……。」

「活動時間が3分でも40台で映せば、2時間分になるでしょう」


「えっ、じゃあこのカメラって、全部山吹さくら専用なの?」

「そうよ。はじめはねっ!」


 佐倉はすごいことを地味に言った。

 そしてステージ衣装のまま柔軟体操をはじめた。


 俺は、隅っこで休ませてもらうことにした。


 けど、全然休むことができなかった。


 だって、次々にひじり84のメンバーが集結してきたから。

 佐倉も含めて人気の順に9人。


 しかも、みんな佐倉と同じように、どこか地味。


 ひじり84って、こんな地味な集団だったっけ?

 華やかで激しい衣装が泣いている。


 俺が知ってるひじり84は、元気いっぱいで激しくて華やか。


 なのに、今日は地味。みんなゆるくて地味だ。


 これから仕事って言ってたし、それは撮影だというのに。


 こんなんじゃ伝わらないんじゃないかな。


 俺なりに心配してしまった。だから、全然寝れなかった。



 そんな空気を一変させたのは、最後に入ってきた女の人だった。

 おばさんって呼んだら怒りそうだけど、お姉さんって呼んだら喜びそうな、おばさんだ。

 30歳くらいかな。華のあるきれいな人。


 一瞬にして場を制すほどの威厳がある。


 空気がピンッと張り詰めた。


「はじめるわよっ!」

「はいっ」


 そのおばさんが、どれだけ厳しい人かっていうのは、

9人の返事がピタリと重なったことから伝わってくる。


 俺なんかがこんなところにいてもいいのかって思うくらいに

ステージ上には緊張感があった。


 観客が何万人もいるかのように。




 おばさんが音源のスイッチをオンにした。


 その瞬間、また全てが変わった。


 最初は佐倉。一気に山吹った感じ。

 佐倉は3分間だけ自力で山吹ることができるって言ってたけど、今がそのときみたい。


 昨日で見慣れはした。

 けどステージ上にいると改めて山吹さくらの激しくて華やかな姿に感動する。


 その変化は、波紋のように拡がり、他の8人をも変貌させた。


 そこにいたのは、俺がよく知っているひじり84のメンバーだった。

 いいや、それ以上。俺にとっても初体験の、生ひじりだ!


 曲がはじまった。イントロだ。俺も知っている曲。


 山吹さくらのデビュー曲『ぼっちでいいよっ!』だ。

 激しいダンスが続く曲。


 コミカルな動きでつい真似したくなるけど、みんな挫折を味わう難しいダンス。

 それを9人はこれ以上ないほど完璧に踊りだした。


 ご本人様だから当たり前なんだけどね。


 9人全員が最前列に並び、ノールックで隣のメンバーと手を合わせた。

 簡単に見えて難しい振付だ。


 テレビで観るのとはまるで違う生の迫力。

 俺は気圧されそうになった。




 立ち尽くす俺を襲ってきたのがAメロ。

 この曲は全て山吹さくらが歌う。


 さくらは出だしから高音を響かせた。


 歌うだけでもカロリー消費が半端ないのに、さくらは足を止めない。


 山吹さくらのダンスは、蝶が舞うよう。

 しいちゃんからすうちゃんへ。

 すうちゃんからせえちゃんへ。


 他のメンバーのところを渡り歩いた。


 山吹さくらを目で追うだけで、他のメンバーも必ず視界に入る。

 計算された振付だ。


 すごい! すごすぎる。

 俺はもう、立っているのがやっとだった。




 お次はBメロ。

 この曲にしてはほんの少しだけ落ち着く。

 超絶華やかで清らかな歌声だ。


 けど決して侮れない運動量。

 あまりにも激しいダンス。


 脚も腕も、全身を波打つようにしならせて酷使される。

 さくらの身体が大きく見えた。おっぱいもおっきく見えた。


 幾千年もそこで咲いている桜のように堂々としている。


 俺は、いつの間にか勃っていた。




 Aサビは一転して口調が激しくなる。


 まくし立てるようなセリフのような情熱的な歌声。

 俺がはじめて聞いたときハマったのはこの部分。

 多くのファンも同じ感想を抱いたみたい。


 そのダンスはゆったりと華やかに見える。

 決して真似のできない動きだ。


 だってその動きは、ゆったりだけどゆっくりではない。


 起点から終点までが長いからゆったり見える。

 けど、長い故に速くしなくては間に合わないのだ。


 俺は、あのころを思い出して、立ち尽くした。




 このあとはAメロに戻り、2番から中トロ、Bサビと続く。

 そのBサビには度肝を抜いた。BサビはAサビの強化版。

 強化されたのは口調の激しさとダンスの華やかさ。


 Aメロで手を抜いていたんじゃないかって思うくらい。

 ステージがより激しくより華やかに彩られた。


 けど、そんなものは全部関係ないと思ってしまう。

 だって、最も強化されたのはさくらスマイルだから。


 その笑顔に俺は、ときの経つのを忘れた。


 あっという間に曲が終わり、3分が経過した。

 さくらは地味な佐倉に逆戻り。

 周りのひじり84メンバーも。


 これが、活動時間1日3分限定アイドルの生の姿。


 あまりにも激しくて華やかで、儚い。


「ありがとうございました」


 9人がステージの最前列でお辞儀をした。

 それは、ファンに向けたものというよりも、おばさんに向けたもの。


 ピタリと揃ったのが、それを物語っていた。


 ファンに向けたものなら、あえてはずすのがアイドル。


「よろしい。サクラ、退がりなさい。他はこのまま続けるわよ!」

「はいっ!」

「……待ってください……。」


 佐倉が地味に言った。他の8人とは少しはずして。

 だが、おばさんは無言で逆サイドに向けて歩き出した。


 佐倉も地味にしょぼくれて歩き出した。


 そのままステージを降りて、おばさんとすれ違った。

 おばさんがギロッと俺を睨みつけた、ような気がしないでもない。


 佐倉は下を向いた。


 そのときに、おばさんが佐倉に言った。


「7分後に聞こう。説明が難しくならないように準備をしておけ」

「!」


 それあとの佐倉は地味に足取りが軽くなり、地味に笑顔になった。

 そして、まっすぐに俺のところへ来た。


「だっ、誰? あのおばさん、めっちゃ感じ悪い……。」

「それは言わない方が……。」


 佐倉が苦笑いに言った。

 俺は意味が分からなかったから、小首を傾げた。


 佐倉はその反対側に首を傾け、俺にさらに迫ってきた。


「直ぐにはじめましょう!」


 俺と佐倉。その距離がゼロになった。

 つまり、またはじまったんだ。


 俺と佐倉とのキスが。


 えっ! こんなところで? みんなが見てるんじゃないかな。

 恥ずかしいよ。


 俺は反射的に身体をのけぞらせてしまった。


 でも、佐倉は思い詰めているようだ。

 俺が避けるのもお構いなしに、キスを続けようとした。

 完全に俺に身体を預けてきた。


 支えないと2人とも倒れてしまう。


 だから俺は、仕方なしに佐倉を押し返すようにして支えた。

 2人の身体を安定させた。




 と、俺の胸に感触が。

 佐倉のおっぱいが包み込んでくれるような感触だ。エロい。


 俺は結構気持ち良かった。

 けど、どうやら俺と佐倉のキスは相当地味だったらしい。


 あるいは、ひじり84の8人が相当プロ意識高い系なのか。


 俺たちのキスは黙殺された。




 大ホールには、地味な音が響くだけ。

 その音というのは楽曲ではなく、キュッキュという音。

 ダンスのときに床が発する音。


 どうやら無音でダンスのみをしているみたいだ。


 なんの曲か、何故か俺には直ぐに分かった。


 さっきさくらが歌った曲に間違いない。

 床のキュッキュ音で分かるなんて、俺って天才?


 いやいや、間違いないと思い込んでいるだけで、全く別の曲かもしれない。




 3分ほどでキュッキュ音が止んだ。


「ありがとうございます」


 また声の揃ったあいさつ。おばさんの声が続いた。


「よろしい。次、いくわよっ!」

「はい」

「……いやっ、ちょっと待ってください。冷静に考えて、おかしいですよ!」


 しいちゃんの声だ。しいちゃんは山吹さくらと同期。


 休みがちのさくらに代わり、今ではひじり84を引っ張るほどの存在。


 俺と佐倉がキスしているのって、やっぱりおかしいよな。


 辞められはしないけど。


「何も、問題ないわ。続けなさい!」

「はいっ……。」

「声を揃えなさい!」

「はい!」


 おばさん、すごいな。しいちゃんを一蹴してしまうんだから。


 佐倉が言うように、悪い印象を与えるような言動は避けた方がよさそう。




 声を揃えたあとのひじり84の8人は、それは一生懸命踊っていたと思う。

 俺には見えないけど。曲は同じみたい。40台のカメラで3分の撮影を3回。


 それをつぎはぎして6時間分にするつもりなのかな。


 活動時間1日3分限定アイドルの山吹さくら。

 それを最大限に露出するためのベストな方法ってわけだ。




 余計なことばかり考えていた俺に、佐倉のキスが変化した。

 佐倉トングが出撃したんだ。


 それはまるで、違うことばかり考えている俺に対する牽制のようだった。


 だから俺は坂本トングで迎撃。

 互いのリップの間で地味に熾烈な小競り合いを演じた。


 結果的に、佐倉のことだけに集中することができた。

 心頭滅却すればなんとかってやつだ。

 雑音が一切入ってこなくなった。


 だから、俺にはどれくらいの時間が経ったのかが分からなかった。

 坂本トングは引き上げようとする佐倉トングを深追いしていた。




 坂本リップと佐倉リップが離れた。


 その瞬間に佐倉が山吹った。

 そのときにまた、坂本トングとさくらトングが接触事故。


 だから俺はもう、イきそうで我慢できなかった。


 はじめてのときは、さくらチアによって俺は励まされ、耐えることができた。

 けど、今回は事情が違った。


 さくらは俺のことをボロ雑巾でも捨てるように振り払い、おばさんに正対した。


 そして言った。


「さくらこ社長、私、ライブがしたいんです!」


 さくらボイスが大ホールに響いた。

 ひじり84のみんなが驚いていた。


 佐倉菜花が山吹さくらでいられる時間は1日3分限定。

 ひじりのメンバーは周知なのだろう。


 だからこそ、山吹さくらの出現に驚いている。

 少なくとも俺は、そう理解していた。


 さくらにさくらこ社長と呼ばれたおばさんは例外。

 何の驚きも示さないまま、力強く言った。


「却下! 時期尚早よ!」

「どうして、私、いくらでも山吹れるのに!」


「背後を見なさい……。」


 言われたさくらが俺の方を見た。

 そこにさくらスマイルはなく、代わりにさくら怪訝があった。


 それで俺も気付いた。そのとき俺はイッていたのだ。


 どうやら、ひじり84のメンバーが驚いた表情を見せていたのは、これが原因らしい。

 道理でさくらスメルよりもイカスルメの方が強いわけだ。




 俺、めっちゃ恥ずかしい。どうしよう。

 穴があったら入りたい。また女の子の前でイッてしまったんだから。


 けど、さくらだけは俺を理解してくれたみたい。さくらは社長に向き直り言った。


「何か、問題でも?」

「大アリよ。今のままでは、その少年はサクラを支えられない!」


「そんなことないわ。坂本くんは、いつも私のことを考えてくれています」

「惚気はよい。求められるのは結果。イカなくなったら、考えてやる!」


「そんな……折角ファンに恩返しができると思ったのに……。」


 さくらが項垂れた。本当に残念そうだ。

 社長は言葉が少ないが、俺にはよく分かった。


 要は、俺じゃダメだってことだって。

 俺なんかには、超絶人気アイドル山吹さくらを支えることはできないって。


 直ぐにイッちゃうんだもの。


 相手はさくらだし、イクのなんて普通のことだけど、ダメなんだ。

 イッてはいけないときもあるんだ……。


「残念だが生誕祭は、予定通り録画配信とする!」

「はい!」


「お待ちください、さく……。」

「……くどい! サクラ、少年に力量が不足しているのは明白!」


 社長はさくらの言葉を遮って言った。

 俺、何だか情けない気持ちでいっぱいだった。


 俺には、キスすることでさくらを幸せにする力があるかもって思ってた。

 これが俺にとってたった1つのできることなんだって、思いはじめていた。


 だって、佐倉は俺のことを必要としてくれているもの。


 けど、現実は違う。

 俺は、あの頃と何も変わっていない。


「そうですね。ですが。せめて、せめてこれをご覧ください……。」


 さくらが食い下がった。そして、社長に何かを渡した。


 どうやら、昨夜とった写真のようだ。

 社長は、嫌なものでも見るようにしてそれを見ていた。


 そして、最後の1枚になったところで、俺を睨んでまゆを潜めた。


 あっ怒られる。これ、絶対に罵詈雑言が待っている。

 俺はそう思って社長の次のひとことに身構えていた。


 先にしゃべったのは、さくらだった。


「撮影のとき、坂本くんは私のおっぱいを素手で触りました!」

「……。」


 えっ? そうだっけ? 俺には身に覚えがないけど。

 さくらは一体、何を言ってるんだろう。

 社長は無反応。

 ひじり84の8人は、恥ずかしがっていた。俺も、恥ずかしいよ。


「そうでなければ、こんなにきれいに巫女装束は着こなせませんでした!」

「……。」


 巫女装束のとき? 

 あっ、そういえば俺、着付けのときにおっぱい触ったかも。

 それがじいちゃんに習った方法だから。


 俺のじいちゃんは、その道ではちょっと有名人。

 若い女性の弟子がたくさんいる。


 そのお弟子さんに着付けるときに、よくおっぱいを素手で触ってたもんな。

 それが自然に出てしまったのかも。


「そして、坂本くんはそのときにはイきませんでした!」

「2週間! そこの少年には修行してもらうぞ」


「修行……そんな……恐ろしい……。」

「それでダメなら、サクラ、そこの少年を諦めろ!」


「坂本くんを諦めるだなんて……。」

「……イヤならおとなしく、録画配信にすることだな……。」


 修行って、何の修行? 恐ろしいことなの? 

 さくらが俺を諦めるって、どういうこと?

 さくらは相当イヤがっているみたい。


 社長には全く取り付く島がない。

 結局さくらがライブをするには、俺が修行するしか方法がないみたいだ。


 それだったら俺は修行でも何でもする覚悟だ!


 だから、俺は1歩だけ前へ歩んだ。そして、社長に向かって言った。


「やってやるさ! さくらのためなら、修行だって何だって!」

「威勢だけはいいようだな、少年。早速今日から修行だ!」


「さっ、坂本!」

「そう熱くなるな。最高の修行をさせてやる。追って連絡するぞ、少年!」

「ぐぐっ……。」


 社長はそう言い残して、大ホールをあとにした。

 俺はまだ興奮していて、このときは眠気なんかすっ飛んでいた。


 さくらも含め、ひじり84のメンバーは互いに顔を見合わせていた。


 恐怖から逃れんとするように。




 兎に角、俺は修行をすることになった。それが、どんなに過酷なものかも知らずに。


======== キ リ ト リ ========


 いつも読んでいただいて、ありがとうございます。


これまでのはなしでは、坂本と佐倉の2人だけを描いてきました。

ここから先は、2人を取り巻く人々にも焦点を当てつつ、

2人の恋模様を中心に描いてまいります。


今後とも、応援よろしくお願いいたします。

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