ダグの村編①
◯シスターモモ
本名 フィルス・モモ・アルスラ 22歳
シスターモモの愛称で呼ばれるダグの村のシスター。女神エルムからの御神託を受け、勇者ビートを召喚する。この地方では珍しいピンクの髪色を気にしており、同世代の子供と馴染むことが出来なかった。同世代の男の子が寄って来ないのは、パパさんが娘に近付く男どもの前では赤鬼となるからであったが、モモはその事を知らず若干行き遅れ気味。多少の勘違いから思い込み暴走し、ビートさまラブとなる。
勇者パーティーでは王都までの道案内と日比斗の身の回りの世話が仕事であったが、フォールーンの地下迷宮でガントレットの契約精霊武器【ルーデンカイザー】を手に入れた事から炎の拳闘士となる。
この時戦った
パンケーキの味に若干溺れ気味。f(^_^;
◯ティー
【サポート精霊】
日比斗をサポートする為にエルムによって作られた妖精。
髪の毛をクルクルとカールさせ、透けるような薄い布で出来たふわふわのドレスを身に纏う羽根の生えた少女の姿をしており、体長5センチ程度。
ヒビトのよき理解者でボケと、突っ込みの両方を兼ねる。日比斗が眠っている間、彼とは深層意識で繋がっている為に過去の記憶などを共有している。『勝ったな』『ああ……』や『お主も悪よのう』も日比斗の記憶からの引用である。日比斗や、幻覚の中に現れた妹の妹音に羽虫扱いされた事を大変ご立腹である。
◯聖剣ナーゲイル
【契約精霊武器】精霊属性:土
ゴブリン達の溢れるダグの村の西の森に三百年前から埋められていた契約精霊武器。大地の精霊【グレフス・ナーゲイル】が憑依している駄聖剣。
以前にいた世界で敵対していた魔導師集団によって【
エルフ族が魔獣討伐の為に召喚したのだが、前の契約者が魔獣に殺されてからずっとこの森に埋められ新たなる主人の到来を待ち詫びていた。全身真っ白な服装で線の細いエルフのようなイメージビジュアルを実体化させているのは前の持ち主に姿を合わせたため。若干Mっ気があり罰を受ける事をご褒美といってしまう変態性癖の持ち主でもある。彼がこんな風になってしまったのは、もしかすると姉武器であるアスカによる教育のせいであるかも知れない。
【スペシャルスキル】
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□他……。
◯マイマイン
【異世界召喚獣】
手のひら大のカタツムリ型の魔獣で、危機的状況を感じると体内で生成されるグリセリンを放出して自爆するという一風変わった生き物。一度に召喚出来る数は1~3匹程度。
繁殖すると群れて大爆発を起こす危険性があるため、必ずその場で自爆させる事が教会より厳命されている。
『一風変わった生き物って……変わり過ぎニャ。ショックを与えると爆発するニャで戦争に使おうとして集めて置いたニャが、連鎖自爆されて自軍が壊滅した事があったらしいニャ。それからはたくさん召喚するニャが禁止されたらしいニャ。我輩物知りニャ』
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