ここ読んでる暇があったら、今すぐ読んで欲しい。 ふっと笑えて、読み終わった後にニコニコしてしまう。オチも完璧、エラそーだけど文句なし! きっと……作家の方は読み終わった後にこのネタが欲しくなります。のどから手が出てきて今まさにちび丸フォイさんの首を絞めようとするぐらいに欲しいです。 ぜひ、1分で読めるので一読を!そしてレビューとお星様を!
数学の問題文に対して、「なぜこんなものを求めなければならないのだろう」「なぜこんな言い方をされなければならないのだろう」と疑問を、あるいは数学が苦手な故の反発を抱く人は少なくないだろう。本作では、そんな数学の文章問題への反抗を主人公が矢継ぎ早にまくし立てる。果たして、数学そのものの化身とも言える相手を言葉で論破できるのか。「そうだそうだ!」と言いたくなる数学あるあるとも言える内容はテンポもよく、痛快ですらあった。