第7話お屋敷の仲間たち

(おかしい。私は王の娘を妃に望んだはずなのに…まあ、王家のものでは無いが、可愛い姫が来てくれたので良しと…するか。)


盛大に勘違いされたゼクウェントでした( ̄▽ ̄;)


◇◇◇


シャイニーナの方はというと…


「ニーナ様、このドレス、お似合いですよ。」


「そう?ほんとだ!かわいい〜」


何も知らないで、ほのぼのとしているのでした。


◇◇◇


「わぁ、ここがおーさまのすんでるところ?れんがのいえきれい〜!」


ゼクウェントは、お城ではなく小さめのレンガ造りの御屋敷に5人(人じゃないかも?)住んでいます。


シャイニーナも今日からそこで暮らします。


「こっちです、ニーナ様。」


「ねえひよ、にーなのことにーなって呼んでよ〜。にーなおとーさまのこどもじゃないからさまいあ…らないよ。」


「え?あ、はい…ではニーナさんですか?」


「うゅ〜まあそれでもいいか…」


ちょっと納得していない顔のシャイニーナでした(笑)


◇◇◇


「わあ、すごい…」


「今日からここで暮らすんですよ。一緒に住んでいる人を紹介しますね。みんな、ちょっと出てきてくれる?」


中から出てきたのは、ピンク色の髪をツインテールにした羽の生えた少女と、双子だと思われる水色の髪をツインテールにした羽の生えた少女。


それから、白い清潔感のある服を着たしっぽのついた男性。


「ご紹介しますね。ピンクの髪の子が、ミメ。水色の髪の子が、メメ。2人はイタズラ好きな双子の妖精です。あっちはソル。料理人で、犬との獣人です。」


「よろしくおねがいします!にーなって呼んでくら…ください。」


「ニーナかわいい!ミメ、ニーナ好き〜」


「メメも好き〜」


「よろしくな」


とりあえず、御屋敷の人と仲良くなったシャイニーナでした。

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