第28話キャラ紹介等

第1章の登場人物


〇シェレネ・モートレック〈15〉

リデュレス王国第一王女で闇の神の聖妃、無意識の女神。ウィルフルのことが好きだと、今回の件で自覚した。夫が浮気をしたら嫉妬したりするのではなく自分を責め塞ぎ込む。たまに魔法か?っていう描写があるが、神だから何でもありである(え?)シェレネは人間界にいるとき一度も歩いていない。移動の時は常にララかウィルフルが抱えているはずだが、描写はしていない(ここ重要)


〇ウィルフル・モートレック〈?〉

ディアネス神国国王、闇の神。シェレネが生まれた時から彼女のことが好きである。浮気するつもりは全くないのになぜか修羅場になる。モテる。とにかくモテる。怖いのにモテる。いつも誰かしら迫ってくるせいで誤解される。デスクワークは大っ嫌いなのにやるときはちゃんとやる。


〇クリスティン・レスト〈13〉

レスト公爵家令嬢、闇の森の神王の妃。人間界で一番美しい、神々にも認められた絶世の美少女。こっそり結婚式を挙げるほどジャンのことが好き。自分からどんどん好き好き言うタイプ。ウィルフルの正妃第一候補だったけどウィルフルのことなんて恋愛対象として一ミリも好きじゃない。むしろウィルフル×シェレネを推してる。


〇バジル・セルヴィール(ジャン・ジャック)〈18、?〉

セルヴィール公爵家次男。闇の森の神王。誰にでも噛み付くけど仕事はものすごく速い官僚。何千年も、たぶんそれ以上生きてたはずなのに初恋はクリスティン。クリスティンが大好きすぎる。よく誰からも扱いにくいといわれる。人間として人間界暮らしてみたいという不純な理由によってセルヴィール公爵家次男に収まっている。公爵も知らない。


〇ロゼッタ・ヴィオラ・レスト(ロゼッタ・モートレック)〈13〉

サースシー伯爵家元令嬢、現レスト公爵夫人。光の神ライティルの娘で光の使者。クロフォードに望まれて嫁いできたが、本人は政略結婚だと思っている。「出ていけ」というとサクッと出て行ってしまうので言葉選びは慎重に。


〇クロフォード・レスト〈16〉

レスト公爵、近衛騎士団団長。ロゼッタが好きなのにプライドが高いせいで好きだといえない。近衛騎士団の団員と仲がいい。ロゼッタが神の娘で神だなんて想像もしていない。自分の周りが神ばっかりだということにも気づいていない。戦いにめちゃくちゃ強い。


〇エルウィン・ザーンセンシア〈17〉

ヒューベル王国第一王子。超ナルシスト。ものすごく平凡な顔立ちなのに世界一綺麗だと思ってるから笑われる。主にアフロディーテ様あたりに。本当に世界で一番きれいなクリスティンに「クリスティン嬢ぐらいならぎりぎりこのボクに釣り合うかな。すごくぎりぎりだけど!」って思えるのは逆にすごい。


〇フィオーナ・ザーンセンシア〈16〉

ヒューベル王国第一王女。兄ほどナルシストではないが、少なからず自分が世界で一番かわいいんじゃないかと思っている。双子の妹フェアリエのことは好きだが、たまに喧嘩している。シェレネを誤解させた張本人。


〇フィアリエ・ザーンセンシア〈16〉

ヒューベル王国第二王女。出て行けって言ってほんとに出て行こうとしたロゼッタを見て慌てていたあたりおそらく兄妹3人の中では一番常識人。でもいきなり公爵家に乱入するのは常識じゃないです。お姉ちゃんもお兄ちゃんも大好き。


〇アランドル・レスト〈18〉

レスト公爵家の元長男、闇の森の神王の王弟。優しくて温和。でもものすごくふわっふわ。仕事行きたくない。お嫁さん可愛い。妹可愛い。バジルとは仲悪そうな感じを醸し出しているが、そうでもない。


〇ジャーナ・ルールーリア・ナイチンゲール・ナイーリア・ウィルフリーズア〈13〉

幻の青いナイチンゲール、闇の森の神王の妹で王弟妃。見た人は幸運が訪れるという青いナイチンゲールで、ジャンに人間にもなれるようにしてもらってからは彼の妹となっている。アランドルが好き。結構あっさり惚れてた。


〇レスト前公爵〈?〉

レスト公爵家の前当主、ディアネス神国の大臣。見た目は温厚なのに中身は腹黒い。女神たちからは「あの腹黒」だの「あの毒蛇」だの散々な呼ばれ方をしている。クリスティン大好き。愛娘を溺愛したい。「大っ嫌い」って言われて相当ショックだったと思われる。


〇セルヴィール公爵〈?〉

セルヴィール公爵の当主、ディアネス神国の大臣。厳格。貫禄がすごい。女神たちからは「あの堅物」とか言われている。バカな息子と扱いづらい息子(というか息子でもない)がいて大変。


〇ラン・セルヴィール〈21〉

セルヴィール公爵長男、王宮に勤める官僚。バカ。とにかくバカ。最強のバカ。頭大丈夫か本気で心配になってくるほどバカ。大事なことは結構部下に丸投げ。何かとバジルにちょっかい出してくる。無視されている。


〇ヒューベル王国国王〈?〉

ヒューベル王国の国王。なぜか子育て失敗した。


〇ヒューベル王国国王妃〈?〉

ヒューベル王国の王妃。たぶん王妃様がこの家族で一番強い。


第1章のその他諸々


〇ヒューベル王国

ディアネス神国から見て大陸側に位置する小国。でも一番小国のリデュレス王国の数倍はある。


〇月光の塔

ウィルフルも知らなかった、月の塔の内部の内部。入り口がない。なので普通はシェレネしか入れない。青い水晶と昼間の月光が光る、薄暗くて綺麗な場所。天井から古い鞦韆がつってある。


〇前線第五小隊

ディアネス神国の騎士団はものすごく強い。この前線第五小隊というのはその辺の衛兵に捕まったゴロツキたちがほとんどのため(例外も何件かはある)、戦争が始まったら一番に駆けつけて捨て身で戦う。敵の強さを体を張って調べてこいみたいなゴロツキ矯正隊といっても過言ではない。それでも強いので、脅し文句で「お前の国なんか前線第五小隊だけで滅ぼしてやれる」が使われるわけである。こわ。

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