第10話
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------「さあ、答え合わせをしようかお前ら。」
なんで先生がそれを!?!?
「お?如月は今なんでだーって顔してるなー?それはだなぁ昨日加藤のお母さんから連絡があったんだよ。まあ、息子を通じてな?お前らが会話する機会を無理矢理作ったって訳だ!感謝しろよ?」
どうやらむっちゃんは親からの信頼も熱いらしい。
「でもなんで弥生の母親が知ってるんですか??」
「それは私から説明するわ。」
え、なんで卯月さんが...?
「実は加藤くんのお母様はウチの屋敷の使用人なのよ。しかもかなり昔からのね。それで、色々と相談をしていたのよ。」
な、なるほど...。
いや、まてよ。
「おい弥生。お前このこと知ってたんだよな?」
------ギクッ
おい、こいつの反応まさか。
「お前、全部知ってて教室に卯月さん呼んだのか?最初は卯月さんを認知してるかの確認もしてきたよな?おい、説明してもらおうか。」
「あ、あはは...」
------「まって!」
ん?
「どうしたの?卯月さん?」
「わ、私から説明させてほしい。」
-------さあ、答え合わせだよ。隼斗くん。
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