第六章前半　幕間

　★『重要』

　今回の『栞話』は、次章以降の重（・）要（・）な事を述べていますので、一度目を通して頂けたらと思います。

　☆栞話の内容は、主に三つとなります。

　・『各章の補足と訂正の説明』。

　・『リラリオの魔王編の説明』（※主にリラリオの前時代のヴェルマー大陸）。

　・『アレルバレルの世界の過去編の説明』（※煌聖教団誕生編』と『友を想う大魔王編』）。

　▼『各章の補足と訂正の説明』

　・第一章から章の終わりに挟んでいる補足と訂正回ですが、基本的には本編を読んで頂いた後に、本編では紹介仕切れなかった内容を記載しています。

　中には説明されなかった後日談の話や、キャラクターの能力の説明や戦力値や魔力値、そしてソフィと戦ったキャラクターの場合には、その章で戦ったキャラクターの相手である『ソフィ』の戦力値などが本編で表記されていない場合などは『その章の補足と訂正の回』にて記載する場合がございます。

　そしてこれが最も重要な事なのですが、本編のその章に出てきたキャラの後日談が、この補足と訂正回を通じて語られている場合がございます。

　あくまで物語の補足として描いているものではあるのですが、極稀に本編にも読んでいる前提で書かれている内容もある為、読んでいて不自然さや気になる事があった場合、一度その章の『補足と訂正回』に一度目を通して頂けると幸いです。

（あくまで物語の補足なので飛ばしても自己完結の出来る範囲内の枠組話ではありますが、今後出て来なくなったキャラクターがどのような事になっているのか等、記載する場合がございます）。

　▼『リラリオの魔王編』

　・基本的にこの章のサブタイトルが『リラリオの魔王編』となっていますが、実際には『リラリオの過去編』という扱いです。ソフィが来る前の『リラリオ』が物語の舞台となっております。

　・ソフィが『アレルバレル』から『リラリオ』の世界へ跳ばされてきた時に、『何故この世界に精霊や魔人が出てこないのか』といったモノから第二章以降に名前だけが出てきていた『レイズ』魔国の歴代最高の『魔力』を有していた魔王領域の存在『エ（・）リ（・）ス（・）』魔国王とは一体どのような人物であったのか。

　その他にもリラリオの世界の『理（ことわり）』の説明等を行っているので、どちらかと言えばソフィが主人公となる本編に関しては、そちらの方が重要かもしれません。宜しければ見て頂ければと思います。

　▼『アレルバレルの過去編』（『煌聖教団誕生編』と『友を想う大魔王編』）。

　・そして問題はこちらになります。『アレルバレル』の世界とは、元々ソフィが居た世界の総称です。こちらもレアが主人公となって、過去の『アレルバレル』の世界をフルーフを探すという名目で物語は進むのですが、あくまでこちらは『ソフィ』という大魔王とその魔王軍を俯瞰的に見た内容でもあり、多くの重要な話が盛り込まれています。

　特に『アレルバレルの過去』編での『第（・）一（・）次（・）魔（・）界（・）全（・）土（・）戦（・）争（・）』の内容は、『煌聖の教団（こうせいきょうだん）』が作られるに至った内容や、何故『ソフィ』が『転移』するに至ったのか等に繋がる内容となっていますので、こちらの章を読まずに先へと進んでしまうと『大賢者』の存在や、今後の章に大きく関わる問題が多々ある為、目を通して頂けるとより楽しんで頂けるかと思います。