第99話 児童文学に教訓ばかり盛り込んではいけない(という教訓)

 皆さま、こんばんは。ここ数日、夏に逆戻りしたかのように暑かったですね。まだまだ、半袖で休みの昼は冷麺です。

 さて、絶賛執筆中のはずの児童文学ですが、5000字書いたところでなんと、なんと……



……全て削除しました。



 何をやってんだよΣ(゚Д゚)!


 もうね、出来た自分の文章にがく然としたんです。

「こんな夢のないものを子供に読ませるつもりなのか―――っ!!」と。


 書きたいテーマはあるんです。ゴミ&環境問題。でも、それが事実の羅列になっていた。荒廃した地球環境のことだとか、貧しい生活。その現実をひたすら突きつけられて喜ぶ子供がどこにいるというのでしょう。


 児童文学とは辛い環境にあっても好奇心で宝を探して、子供の目線で輝く世界を見なくてはならないのです。私のは大人目線で人類の教訓を語っただけ。未来を生きる子供に対してこれではあまりに思いやりがなさすぎる……


 というわけで仕切り直しです。書きたいテーマは変わらないかと思いますが、もっとこうね、夢があるをテーマに執筆しなければ。


 たぶん児童文学読んでないのがいけないのだよ、と思ってポプラの児童文学も数冊購入してきました。執筆を中断して読んでいるのですが、なんかやっぱり文章は違いますね。児童文学って細かな表現というより、分かりやすく簡潔に伝えなければいけないのだなと。


 あと、大事なのは主人公に対する憧れ。羨ましいと思う状況、子供たちがこの主人公になりたい思うストーリーを用意しなければならない。


 そして、主人公の年齢のことなんかも考えておりましたが、対象年齢が『小学校高学年~中学生』なので、少し背伸びした中学生くらいのストーリーがいいのかなと。私、小学校の頃セーラームーン好きだったんですけど、あれってみんななんか大人びてましたよね。でも、子供は夢中だった。

 ちょうど今読んでるやつも児童文学ですが高校生のバンドの話なんです。

 たぶんこの年代特有のちょっと年上に対する憧れが作用するのだと思います。


 全部いったん仕切り直しだよ~ということで一から出直しです。自分の持ち味を出しつつ児童文学に真っ直ぐ向き合わなければ。夢が必要かどうかも議論の余地はあると思うのですが、とりあえず作品の色だと思って盛り込んでみようと思います。

 う~、絶対に間に合わせるぞ~!! ということで近況報告でした(‘◇’)ゞ

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