これまた難しい悩みですねぇ。
これも実際のところ答えってのは無いとは思いますが、私なりの考え方で答えるなら、過去から時系列で書く場合はテンポや早く主人公を好いてもらう事を優先した物語であり、現在から書く場合は小説のまとまりとしての面白さを優先した物語って感じでしょうか?
主人公の過去が明かされることが、この物語の主軸であるのかどうか? という話かも知れません。
どちらもメリットデメリットがあるため、どちらが秀でているってのは無いと思いますが、ここで一つ、私の好きな書き方を雑談みたいな感じで話しますね。
その書き方とは、主人公には過去を持たせずーー代わりに、別の人物や背景に過去の〝何か〟を持たせて謎として提示するやり方です。(主人公がその過去の事について忘れている場合や勘違いしていたパターンもありますね)
これって意外と良いとこドリをしている気もします。
序盤に説明が少なくて済みテンポが良くなりますし、謎による引きと物語の盛り上がりにも貢献します。
ちょうど私の読んで頂いてる奴もコレですね汗
でも、やはり書いてみて感じたのは、主人公に過去があった方が主人公の魅力が高くなるという事でしょうか。
さて、話が行ったり来たりして悪いのですが、つまるところ、過去を最初に書く場合は、物語の主軸のギミックを別に持ってくるなどで全体の面白さを上げるなど、デメリットを感じさせない作品である必要がありそうです。
作者からの返信
こんばんは! 返信遅くなりました💦
この時は結局、プロローグに主人公でない重要人物の過去(主人公の名前の由来など)を軽く入れて本編に移り、徐々に主人公の過去を明かしていくという方向で執筆しました。
また、こちらは書き始めるときに過去を利用するという方法をある方に教わったので、過去はもう作中で満足しきるまで書き切りました。主人公が戦う理由が含まれているので絶対に外せないところでもあったんです。
今書いているものが逆に過去が全くないタイプなんで余計に思うんでしょうけど、過去があると計算外の伏線が生まれやすい気がしてなりません。あまり伏線を計算して入れるタイプではないのでそこに頼れない感じはひしひしと感じています。
また、仰るように冒頭の過去が面白さのピークであるという事態は避けなければいけませんよね。
そのために過去を冒頭に持ってくる場合は物語全体に何らかの仕掛けを持たせそこにピークを作る。
過去を冒頭に持ってくる時のバランスって考えれば考える程難しいですね。私もそれを恐れいていた感はあります。だから、主人公の過去を冒頭に持ってこれなかったのかな?
多分今はキャラクターを好いてもらうより、作品としてのまとまりの方が気になっているのかもしれません。
キャラクターに魅力がないのも困るんですけどね(;´Д`)
私も一度時系列で悩んだので、すごく困りますよね。個人的には後から過去編というのが、少年/青年誌の漫画でよく見る形なのかなと思います。小説は千差万別なのでなんとも言えませんが……。過去を知らないから「どうなるんだろう」というのはありますね。
作者からの返信
そうなんですよ、困ってしまって。
冒頭部分に来れば世界観など投入してストーリーの派手さは演出できるかもしれないと考えているんですけど、完全な頭でっかちになりやしないかと思って。
漫画の名作なども参考にするとイメージしやすいかもしれませんね( ..)φメモメモ
皆さまにご意見いただいて、ちょっとずつストーリー中盤で明かしていく方向に進めつつあります(まだ、分かんないですけどね(;^_^A)
「どうなるんだろう」と興味を引ければいいな、と思いつつ。
全体の構成や物語の雰囲気にもよりますが、書くのは前者が楽・読むのは後者が楽しいってカンジがしますね。
書き方として上手く行くかはわかりませんが一度時系列に書いて、組み直しつつ推敲を重ねるのはアリなのかもしれませんね。
作者からの返信
冒頭に過去を持ってくると構造的にもスッキリするし、分かりやすいわけですが、この作風で読み手は後を追いたくなるだろうかなど色々考えてました。
書きやすさと面白さ。書きやすさを選ぶのが利口な気がしますが、挑戦という意味では面白さを追求すべきなのかもしれません。
時系列! やってなかったですね。
ありがとうございます、ちょっとこれから取り組んでみようと思います。
小出しにして、良いタイミングで語っていくのがいいかなと思います。ですが、頻繁に過去を挟むと分かりにくくなるので、その良いタイミングを探すのが難しそうです(´・ω・`; )
自分が以前書いた話では、最初にある程度書いておいて、一つか二つくらい秘密をとっておきました。
過去に何があったか予め全て知っている作者と、初見の読者では当然感じ方が違うので、そこがまた難しそうです。
作者からの返信
そうですよね、他の方も仰っているのですけど時系列の問題。
過去を頻繁に挟むとよく分からん話になるという危険性もありますので、話にメリハリをつけること&がらりと雰囲気を変えることで回避できるのかな、など考えておりました。
秘密を隠し持っておくといざという時に武器になるかもしれませんね。
ネタを知っているとやっぱり感じ方が違ってしまいますよね。中々難しいものだな、と。
編集済
その後の話の展開や、過去に起きた出来事にもよりけりなので一概には言えませんけど、自分だったら現在から書き始めそうです。でなければ過去のワンシーンだけを最初に持ってきて、続きは小出しにしていくかですね。
ただ、序盤で必要になる情報が多い場合は、最初にしっかり過去を描いた方がいいのかもしれません。
面白く、分かりやすく書くって、難しいですね。参考になら無くてすみません(^_^;)
作者からの返信
いやいや、貴重なご意見ありがとうざいます!
冒頭に過去を持ってくると入りが重たくなるということを心配してまして。
世界観なんかは伝えやすいのかもですが、エピソードの比重的にどうだろうと気になっているのです。
現在から書き始めるという方も多いようですね。
自分でプロット練ってても情報量過多という気がしてるんです。もう少し、作品を整理してどのくらいの規模で過去を書くのかということも決めなければ。
面白く、分かりやすく! ありがとうございます、何かちょっと面白くという言葉を忘れていました。
大事なことですよね!
言われてみれば、私は基本、過去は語らず後で出てきてばかりですね……。
基本、主人公や主要登場人物は、過去に何らかの秘密があって、それが主人公の性格や行動指針を形作っていることが多いです。
となると、必然的に過去は誰にでも簡単に話せるものではなくなるので、物語の中で、登場人物達の関係が深まるにつれて、打ち明けるシーンが出てくる……。
そんなパターンが多いですね(*´▽`*)
ですので、主人公が過去を打ち明けたいと思うような登場人物がいるかどうか、なども関わってくるのかな~、と。
作者からの返信
言われてみれば確かに綾束さんの作品は冒頭に過去を描かれるということがあまり無いですよね。とても華やかなイメージがあります。
実は冒頭に過去を持ってこようと何度かトライしたんです。でも、過去が終わるところでのつなぎ合わせが上手くいかないんです。そこも小出しを考え始めた所以かもしれません。
アドバイスも頂いたのですが、過去を描いて現在の主人公の性格や行動指針を際立たせるということはやはり重要なようですね( ..)φメモメモ
信頼できる仲間との関係の構築など課題はたくさんありそうです。
一応終盤で理解を示すヒロインの投入を考えているのですが(終盤にっ!??)、もう少し早めがいいかもしれないですね(・_・D フムフム
段々イメージ出来て参りました!
あらすじから考えると、主人公の過去はミステリアスな感じがします。
ということは、小出しにするほうがいいのかな、と。少しずつ明らかになる方が読み手としては楽しいかな、と。
過去編として真ん中辺りで派手に展開するパターンも個人的には好きですけど。
悩みどころですね。
作者からの返信
皆様からのコメントいただいて、もうちょっと素性を長めに隠してエピソードを展開した方がいいのかな、何て思いました。
何かもうほぼしょっぱなから明け透けにするつもりだったのですが(無計画過ぎない??)、そっちの方が面白いかもですね。
「理由は分からんけど、むちゃくちゃ強い!」みたいな?
で、段々と強さの秘密と出生の秘密を展開して……。
小出しと過去編、たしかにどちらも魅力ですね。
過去編を書けるかも含め、じっくり考えたいと思います。
取り敢えずの目標は1章を無事終えること!('◇')ゞ
1章が済むころには考えも変わるかもしれないですしね。
私も新作に悩んでいます(^_^;)。
どんな作品を描くかにもよりますが、私は次回作の1話は明るい感じにしたいと思っています。
1話だけ見て2話に進んでもらえないことが多いので、2話も読んでもらえるように工夫することが今回の目標になりそうです。
全体像がまだつかめていないので、本当に困っています( ̄▽ ̄;)。
作者からの返信
悩みますよね、優柔不断なせいかアレもコレもに手を出してしまって。
小説って意外と書けるテーマは少ないような気がします。ポイントを絞って執筆することが肝なのかもしれません。
私も2話目にいくの少ないんですよ(エッセイさえも笑!)
次を読みたいと思ってもらえるストーリーに仕立て上げたいですね。
私の場合ですが全体像が掴みにくい時などは資料など漁ります(心の赴くままに)
読んでると段々「ああ、こんな世界にしたいな~」何て思い描いて。
前作は世界の妖精・妖怪辞典など読んでました(変わったもん持ってるな、おい)
あまり役に立たないかもしれませんがご参考までにヾ(≧▽≦)ノ
どちらでも良いと思いますが、最初の2~3万字ぐらいで、序盤のクライマックスが来るように構成できる方にするのが良いと思います。
短編一本分読んでも話が進まないと、読み続けるのはちょっと厳しいなと思います。
作者からの返信
なるほど! めちゃくちゃ頷いてしまいました。
あんまり序盤のクライマックスなど意識してなかったので(大丈夫か? おいっ!)作品の構成の話になってくるのですが章立てして取り敢えずは「1章面白かった!」という状態に全力で持っていくと良いのかもしれませんね。
そう考えると過去を出したらその分過去にページを割かなくてはいけないという危険性が伴いますね。
1章面白かった、の状態から次の章で少しずつ過去を出していくのもアリなのかもしれません( ..)φメモメモ
編集済
私は最近では、プロローグに過去の話を書いたり、登場人物の誰かに語らせたりします。
ちょこちょこ話が、過去にいったり現在に戻ったりすると、時系列が分かりづらいとのコメントを目にしてから、私も悩みながら書いています。
難しいですよね。
人に明かさない何かを抱えている主人公は、ハードボイルドな感じで格好良いです。(#^.^#)
読み手としては、主人公の秘密とはいったい何か? っていうのも気になるし、楽しみの一つですよね。
参考にならなくてすいません。m(_ _)m
作者からの返信
いやいや、とても参考になる情報をありがとうございます!
そうなんですよね、時系列。
確かに途中で挟んでいくと時系列が分かりにくくなるという問題が生じますよね。
冒頭に入れるとすっきりとはすると思うのですが、途中に挟んでみたいという欲も出てしまって。
主人公の出生の秘密など隠していくのもいいかもしれませんね(≧▽≦)φメモメモ
まだ色々と考えている段階なので、逆に言うとまだ色々と大胆に弄れるかもしれませんね、やってみます!
映画だと、冒頭でいきなり発端の大事件が起きて、その後「〜◯年後〜」なんて字幕が入るパターンですね(笑)
これは印象的なシーンで始められる利点がありますね。でも何が起きたのか完全にはわからないので、その後少しずつ明らかになっていく、みたいな。その時、既に見た過去の映像がフラッシュバック的に差し込まれるみたいな(笑)
…というパターンはけっこうカッコいいな、と今思いましたが、これが正解というわけではありません。
ひとつ言えるのは、後から過去編を出す場合、長くなりすぎないように気をつける、ということ。
現在のキャラもストーリーもいったん放り投げることになっちゃうので、なるべく早く戻ってこないと、ですー。
作者からの返信
大事件が起きて何年後のパターンは私も時々使用します。これをやると物語の執筆目標が設定しやすく、当面はそれに向けて執筆していくことで物語が安定するような気がしまして。
で、それに向かうまでに伏線を用意して、その伏線から物語を展開してラストへ向かうという形が私のパターンかもです。
過去編に突入する場合は読者の関心を引けることが重要かなと。早く戻らねばというのもやっぱり気になるところですよね🤔
ちなみにこの時は現代から始めて途中で過去編を挟みました。