第25話 ☆過去はいつ書けばいいのか
今月はもう執筆の悩みばかりになるかもしれません。
現在『書き出し』に悩んでおりまして、具体的に言うと冒頭を過去から始めるか、現在から始めるかということで悩んでます。
簡素にあらすじを述べますと『組織から理由あって抜けた主人公がレジスタンス組織に身を置いて、組織を潰すために戦いぬくというストーリー』なんですけど、その主人公が組織を抜け出した過去から執筆を始めるのか、それとも現在レジスタンスとして活動しているさまから始めてストーリーが進むにつれ主人公の真実を明らかにしていくのか、ということで悩んでいるのです。
初め作品を作った時は1話目で過去を描き、それから10年後~という形で2話以降を続けて書こうと思ってたんですけど、他人様の作品などを読んでるうちに「主人公の過去って秘密にしておいて小出しにした方がよくない??」と思ったわけです。
出だしに過去を持ってくるといわゆるプロローグという側面を持つのかなと、あとは冒頭が少し重たくなるのではないかな、とも懸念しております。ただ、過去を描くことによりバックグラウンドは敷けるわけですし、物語は進行させやすいのではないかな、と思っています。一方、その後の物語の意外性が減るという一面もあるのではないかと。それを考えると素性を隠しておいて、冒頭ではキャラクターの現在を書き上げることに集中し、徐々に素性を明らかにしていく方がいいのかな、何て色々考えて揺れ動いてます。でも、これをやるには作品の空気を掴むことが必要、要は過去を出していいタイミングを計ることが必要になってきますよね。
以前プロローグについて伺ったのでちょっと話が被ってるかもですね、でも聞いてみたいです。
どう作品を演出していくのか? 映画を見てももどちらの手法もありますし、どちらが正しいということも無くて完全に好みの問題だとは思うのですが冒頭はどうすべきかやっぱり迷います。
皆さんならどちらの手法を選択されますか?
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