悩ましい問題ですよね。
私も基本的には後者の世界観が先に来るタイプですね。とはいえ、基本的に現代が舞台のものが多いので、テーマ設定みたいなものが先に来ます。
しかしキャラクターもまた重要なのは確かですよね。いわば両輪なんでしょうけど、やはりどちらかに重きが行きます。
ちなみに某吸血鬼の話はキャラクター主軸で書いたのですが、とにかく書きたいシーンをつなげていく感じで書いてましたね。それでもなかなかしっくりこなくて、エピソード作りとつれをつなぐストーリー展開はかなり時間がかかりました。
慣れのせいもあるのでしょうが、違和感が取れるまでかなり時間がかかりました。今でもまだちょっと引っかかるところがあるくらいです。
奥森さんは書き手としてなんか似ているところがあるなぁ、悩むところが同じだなぁと思いつつ、経験談を語ってみました(笑)
作者からの返信
個人的に世界観が先の方が断然書きやすく、物語世界をイメージしやすいです。今ちょっとキャラクターを深堀するのをやめて立て直し、方向転換して別の方法を模索してます。
仰るように両輪というのが理想ですが、それにはやはり世界観の細部の作り込みが必要で、またキャラクターの個性も必要になってくるのではないかと思います。
私の場合、もっと詰める必要がありますし、個性を描き出すには自分が思っているものの5割増しくらいで丁度いいのかな、と。(小さくまとまりがちなので)
吸血鬼はキャラクター主軸なんですね。
書きたいエピソードを繋げていく!
それをここの所考えていたのですけど、普段と違う手法のため、これで果たしていいものだろうか、となっているわけです。やっぱり慣れていないせいでしょうね。
最適が見つかるまで根気よく考えてみることにします!
私もちょっぴり頭の中にある物が少し似ているのかな、とも思いつつ笑!
私は世界を作るのが苦手なので、完全に主人公から、というよりキャラ作りからですね。
ライトノベル=キャラクター小説という印象が個人的にはあります。
一方で、世界がきちんとできていないと、どんなキャラを当てはめても上手くいかないようにも感じています。
世界から作り上げることができるのなら、それが最良ではないでしょうか。
作者からの返信
ライトノベルはやはりキャラクター小説ですよね。キャラクターが生き生きとしている印象があります。先にどちらを思い浮かべるかはすなわちどちらをメインに描きたいか、ということにも繋がってくるのかな、と。
やっぱり一貫した世界観が決まってないと、話を作りづらいなと感じております。
世界観は深く掘り下げて、ラノベのようにキャラクターをしっかりと。今回はこれが課題かな、と思っております。
編集済
私はそのお話を象徴するワンシーンが決まってから、主人公を作ります。『自分の心の中ですら、自身を中央に置けない』登場人物が多くなりがちなので、主人公の為の世界を作る事は避けています。現代モノが多い事もありますが、世界観とその人物の背景は同時進行で作るものだと思います。
主人公をはじめ登場人物の設定はかなりガバガバになりがちなので、下の五つの設問とそれに対する答えで性格を私の中で固めています。
①『好きな色とその理由』
②『好きな食べ物』
③『嫌いな食べ物』
④『落ち込んだ時に聞く音楽』
⑤『渋谷のスクランブル交差点で重たそうな荷物を持っているおばあちゃんがいたらどういう行動をとるか』
⑤など某人物は「そもそも渋谷には行かない」との答えになりましたが、イメージ付けは明確になりましたw
作者からの返信
すいません、真面目な話なんでしょうけど⑤は笑いました。でも、そういった細かい場面でどういう振る舞をするかということは作品作りに確実に生きてくるのだと思います。
主人公のための世界を作らない! なるほどなるほど、と思いました。それも作品の形ですよね。みなさんご自身の作品の長所や書きたいことを分かって執筆されているのかな、と感じております(←よく分かっていない人)。
松乃木さんの作品は下積みから丁寧に組み上げている感じですよね。
揺るがないしっかりとした土台が築かれていると言いますか。
私はもう性格としか言いようがないんですけど、とにかく詰めが甘いので、完全に見習うべき点です。
キャラクターをすでに作ってしまったので、もう少し、キャラクター回りのことを深く突き詰めて何とか手を繋げるくらいの状況には持っていきたいです。
私は設定やシチュエーション、台詞のやりとりなどから話を作ることが多いですね~(*´▽`*)
こういうやりとりをするなら、こういう設定なら、どんな主人公がいいだろう。成立させるためには、どんな世界観がいいだろう。どんな風にしていったらもっと面白くなるかな……。と考えて行って、膨らませていく感じです(*´▽`*)
作者からの返信
へええ、となりました! 第三の意見ですよね。
でも、綾束さんらしく感じましたというか、ほうほう、だからあの名シーンが! と。物語を設計されて作られているという部分に頷いてしまいます。
私がそれをすぐに真似るのは多分無理でしょうけど、一部のシーンなどには生かせないかな、と思いました。
面白い面白くないであまり作品に取り組んでこなかった人なので(←マジで言ってんのか!)、私ももう少し考えて作るべきですね(>_<)!
自分はキャラクターを作ってから、世界観を考える事の方が多いです。
これは現代ベースなお話を書くことが多いからかもしれません。
世界観から作った時は、キャラクターが上手く動いてくれなかったり個性が出せなかったりで、途中でボツになることが多いです。
世界観から作れる人って、むしろキャラクターを作るのが得意なのではと思っています。しっかりイメージされた世界で活躍できるだけの、キャラクターを産み出せる力があるということなので!(^^)!
作者からの返信
キャラクター作るのは……得意……ではないかもしれません(自信なさげ笑)。
世界観をしっかり構築して、それをさらに超えていくようなキャラクターが描けたらと思うのですがそれが中々⤵
現代ドラマなどを書くときは、私も知らず知らずのうちにキャラクターから作っていますね。ジャンルの違いなんか確かにもあるかもしれません。
他の方のコメントにも書いたのですけど、やっぱりキャラクターから作られる方の作品は読者と主人公の距離が近いですよ。キャラクターを愛してもらえる、そのことに繋がってくるのではないかと思います。
自分はキャラが立っていないと途中で行き詰まる事がおおいので、基本的に主人公や主要人物を優先させて考えています。
現代ものが多いので、そこまでオリジナルの世界観を作り込まなくてもいいと言うのもあるかもしれません。
一度異世界ものの長編を考えてみたのですが、世界観がガバガバすぎて、途中で行き詰まってしまいました。世界観って難しいです(;^_^A
作者からの返信
やっぱり自分の書きやすい方法というのはありますよね。
キャラクターを先に思い描く方の作品というのは読者との目線が近いですよ。感情移入しながら楽しく読んでいることに気づきます。
世界観は難しいですよね。想像している時は楽しいのですけど、楽しいばかりじゃなくて詰めの作業も必要になってくるので。
細かいところまで描きたいなーと理想はあるのですけど、頭の中の何分の一もつぎ込めないですよね、中々……。
編集済
何もない空間に、一人だけ主人公がいるという状況は考えにくいので、登場人物が出てこない小説であれば別ですが、主人公と世界観は同時にできるのではと思います。
すでに書きたいシーンが思い浮かんでいるのであれば、それらを執筆して間をつなげていけばよいのではないのでしょうか。物語全体のあらすじが思いつかないということなのでしょうか。
主人公の境遇が浮かぶのに、世界観ができないという状況がちょっと良くわかりません。もし、主人公しかキャラクターが思いついていないとう状況であれば、主人公と関わるキャラクターを作っていけば、ストーリーもできるのではないかと思います。
◇追記
・起承転結のある独立した短いエピソードからなる連作短編という形もありかと思います。
・ざっくりとした年表を作って、各々のエピソードの起きる順番や間隔、各エピソード時の登場キャラの年齢を俯瞰できるようにすると、足りない点や矛盾点、修正点などが見通しやすくなるかもしれません。矛盾するエピソードは、一旦取り下げて、別の形で再利用するのもありかと。
作者からの返信
仰る通りでして、実は主人公だけがぽつんと登場しているというわけではありません。
正確にいうと主人公と登場人物とはある程度決まっていて、それぞれのキャラクターの周辺はイメージ出来ているのですけど、それぞれを繋ぎ合わせる橋渡しの作業が上手くいっていないということです。地続きになってなくてはいけないところがすごろく状態な感じです。
ぼんやりキャラクターを乱立させてしまったがために、それぞれのキャラクターに付随するエピソードに整合性が無くてですね、途中で矛盾があちこちで生じるというどうしようもない状況です。
原因は大きな世界観が作品の中心を貫いていないことではないかな、と思っているのですけどその世界観の所ですごく迷っているという状況なのです。
物語全体のあらすじがぼやっとし過ぎているので、まずはそこを築き上げる作業なのかもしれませんね。
【追記】
なるほど! それもいいかな! と思いました。
年表作るの面白いかもしれませんね_φ(・_・メモメモ
繋ぎ合わせが出来ないのなら繋ぎ合わせ自体を無くせば問題ないかもしれません。発想の転換が大事!
ありがとうございます、参考にさせていただきます!
編集済
こんにちは
主人公のために世界を
作るタイプだと思います。
(そんな大層な作品も書いていないけど)
ε(・д・`*)ハァ…それで上手く行かないのか?なんて思うけど、そうしないと物語が広がりません。
メモには相関図とか誕生日とか細かく設定はしてます。
時々見ないと忘れるし(爆)
作者からの返信
主人公のために世界を作る方の作品は主人公と読者の目線が近いのではないかなと思っております。とても人間味があると言いますか、感情移入しながら読んでしまいますよね。
私には出来ない距離感なので今度はそれにチャレンジだな、と思っております。
細かな設定というのは大事だと読んだことがあります。
とある本にはキャラクターの履歴書を書くといい、と載っておりました。
やったことはないのですけど、とても有効な手法のようです。
お話の世界・ストーリー先行だと映画型、キャラクター先行だとアニメ・漫画型というイメージがありますー。
自分がどちらのイメージに近い話を書きたいか、にもよるかもしれません。
キャラが濃いなら世界設定説明はあまり凝りすぎずに、逆に世界を作り込むならキャラの設定は出しすぎないようにした方がバランスがいいかもしれませんね。
私は映画をよく見るので映画型で書くものだと思ってましたが、『オリヅル』は完全にキャラが濃すぎでした…(^◇^;)
作者からの返信
なるほど、描こうとする理想に合わせて選択してもいいのかもしれませんね。
ちなみにこの時の執筆体験が元となり、現在はキャラクター先行で多少考えるようになりました。で、まだちょっとつまづいていたり……。キャラクター先行させて、世界観を合わせていくという作業がどうも慣れないのですよね💦
バランスは私も気にしますね。名前のバランス、世界のバランス、キャラクターのバランス。他にも色々ありそうですね、それについて語っても面白いかもしれません_φ(・_・