第7話 ☆プロローグは必要か?
今日は小説の序盤の執筆に関することです。
みなさんプロローグって書きますか? 絶対書くという方もいると思いますし、絶対書かないのがこだわりという方もいらっしゃると思います。私、あまりそういうこだわりなくてですね。作品によって書いたり書かなかったりするんですけど、ただ今回結構悩みました。
何が問題かっていうとですね、例えばプロローグを一人称で書くじゃないですか。続きの本編を三人称で始めると「へ?」となるわけで。人称を変えたことにより、一度組み立てた物語の流れがそこでリセットされるのがどうしても自分の中で引っ掛かりまして。プロローグと本編の人称を揃えると特に問題はないと思うんですけど、今回はどうしてもプロローグはオレの独白でいって本編はキャラの名前で始めたいよな~とたくらんでいたのです。
考えるうちにプロローグとはそもそもどんな役割をするものか、と考えるようになりまして。ネットを調べたらみんな結構検索しているようです。『プロローグ 必要 不必要』、『プロローグ 意味』。まあ、迷うよね。出だしだし(ギャグじゃないよ!)。今後の物語を決めるわけだからして。
で、勝手に考えたんですけど、プロローグの一番の役目は物語にスーッと入っていけるということですよね。どういう物語がスーッと入っていけるのか。
そしたらとあるサイトでとある方が「おっ!」と思うことを書いてらっしゃいました。
――プロは物語序盤でキャラクターを好きになってもらうよう注力する、素人は物語序盤で世界観を伝えようと注力する
なるほどな~と思いましたね。もう、私、世界観書くの大好きなんですよ。でもそれじゃいけないのですね。そういうことを踏まえてのプロローグ、私が書きたいのは本当にキャラクターなのか? 世界観を書こうとしているのではないか? ファンタジーにありがちなことをやろうとしているのではないか。
結局、意味のあるプロローグをかける自信がなかったので今回は見送ることにしました。
まあ、気が変わりましたらつけるつもりですが今の所はいいかな、と。本編を書いておいてあとでプロローグを書くとかもアリですよね。プロローグはその作品の魅力を詰め込むわけですから結構扱いが難しいと思います。
みなさんはプロローグへのこだわりありますか? 「書くの大好きだぞっ!」と言う方もいらっしゃると思います。物語を始める時のワクワクした感じがぎゅっと詰まっていますからね。何よりプロローグはカッコイイ!(と個人の解釈)。
プロローグの理想などありますか?
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