第5話 まくらで戦え!
皆さんは学生時代、修学旅行でまくら投げをした思い出はありますか? ほとんどの人が知ってるものの中々経験ないんじゃないかなと思いますけど、本日はまくら投げの競技大会の話です。
毎年2月下旬、静岡県伊東市において『全日本まくら投げ大会in伊東温泉』という競技大会が行われているそうです。8対8のチーム戦、参加者は旅館の浴衣姿で競技に臨みます。試合開始時はみんな布団に入って寝た状態からスタートします。試合開始と同時にみんな布団から飛び起きてまくらに駆け寄ります。まくらを引っ掴んで相手の大将めがけてまくらを投じます。ドッジボールみたく、ノーバウンドで大将が当たればそこで試合終了です。
大将1名(大将がアウトになれば試合終了)
リベロ1名(布団を広げて大将を守る)
まくらを投げる選手役3名
まくらをひろって集めるサポート役3名
名物ルールがあってそれは『先生がきたぞォ~』というコールです。相手にコールをされたら、された側のチームの大将は布団に寝て、他のメンバーは正座をしてやり過ごさなくてはなりません。その間にコールをした方のチームの大将は相手陣地に侵入してまくらをかき集めることが出来ます。
決着がつかなければ、最後は大将同士の遠投勝負で決めるそうです。
テレビで見て知ったのですけど(NHK)、勝負に負けて泣いてる人なんかもいて非常に熱い戦いのようです。とはいえ、見た感じは非常にコミカル。浴衣姿と布団と畳とまくら、参加した誰もが学生時代に戻れるとてもユーモアのある競技ですよね。
YouTube:全日本まくら投げ大会in伊東温泉(公式ルール)
https://www.youtube.com/watch?v=c8WF0VpwOfo
全日本まくら投げ大会(公式)
https://makuranage.jp/
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